悪童日記

64件の記録
hiroko@hiro__ys2025年12月28日読み終わった書かれていることではなくそこから想起させられる空気感、世界の歪み、人間の思考を読み手が考える作品だと思った。日本でメジャーとされる戦争教育とまた違った感覚だし、この作品がこれからもより多くの人に読まれるべきものであるとは思った。ひさしぶりに文学!って感じの文学作品を読んだ気持ち。

永久プレパラート@eikyu2025年12月7日読み終わった@ 電車トーキョーに遊びにいった時に家泊めてくれたloveお友達からおすすめされ、オーサカに帰る新幹線乗る前に寄った本屋さんで購入。あらすじは言えないけどとにかく読んでくれとのことだった。 新幹線で読み始めて止まらなくて、深夜2時まで読んで読んで読み切った。次の日は仕事。 最後の場面は想像するとちょっと面白く感じてしまう。一世一代のボケだったらどうしよう。おばあちゃんとの関係性も良かった。



- june@june2025年10月30日買った読み終わった子供が主役の話なのかな〜?くらいで、前知識ゼロで読んだ。やんちゃな子供なのか…?子供時代の思い出なのかな…?とか漠然としたイメージを持ってとりあえず読み始めたら、衝撃的な展開の連続で、純粋に思っていた内容と違った。でもすごく良い本だった。 語り手である双子は決して天使みたいな子供じゃない。ちょっと悪魔的な印象すら受けた。オーメンみたいな。出てくる人もなんだこの変態…みたいな人、多かった。 でも、戦時下の異常な状態で人間だけが正常ってこともないのかな?とも感じた。背景が語られないだけに、想像の余地もあると思う。 ハンガリーの歴史を知らないので、史実と照らし合わせながら読むことができなかったんだけど、知りたいとも思った。歴史を学ぶ必要性も感じた一冊。
雪餅@yuki3daifuku2025年10月26日読み終わった2025年ベストこの本を偶然手に取って購入した過去の自分に本当に感謝したい、素晴らしい小説。 第二次世界大戦の戦時下を知恵と逞しさでサバイブしていく双子の少年の話なんだけど、少年二人のキャラがかなり尖っていて全く飽きないし、本の構成も相まって一気読みだった。 少年二人が日常生活での出来事を作文形式で書き残したノートという体裁を取った小説で、感情を徹底的に排し事実のみを書き連ねるという独自のルールに基づいて書いてあるのが何よりもユニーク。 事実が淡々と書かれているだけなんだけど、その事実と事実の間から戦争という時代の悲惨さ、人間の醜さ、少年ならではの純粋さが垣間見える感じが斬新で面白かった。 少年達の行動は行き過ぎていて一般的な常識からは外れた非行なんだけど、私にはどうしてもこの2人が本当の悪人には見えなかったな。 残虐性の裏に子供らしい純粋さや、彼らなりの倫理観があって、常にその軸がブレないので読んでいて気持ちいいまである。 えっっという終わり方だったので早く続き読みたい

月下の医師@rinrin-11022025年10月25日かつて読んだ★★★☆☆アゴタ・クリストフ三部作の一作目。 世界に衝撃を与えた傑作。 戦時下をしたたかに生きる双子の数奇な物語。作者が母国語じゃない言語で書いたので、淡々とした、特徴的な文体となっている。 ふたりの証拠(1988)、第三の嘘(1991)へと続く。- れお@koto9142025年10月13日読み終わった淡々とした語り口から放たれる衝撃的な出来事の数々。 「髪に受けた愛撫だけは、捨てることができない。」という一文は、ただ客観的事実を表しているのか双子の感情を表しているのか。おそらく前者なんだろうが、後者であってほしい。外部からの抑圧に対し抵抗するきらめきをここに垣間見る。



夏しい子@natusiiko2025年3月19日読み終わった双子がまるで一人でもう一人はイマジナリー兄弟のように存在感が薄く感じられた。それぐらいに二人はいつも同じ考えのもとに行動してた。 児童小説かのような読みやすさと語り口でありながら いきなり性的な度キツイシーンが描かれる。 戦争と貧しさと閉ざされた冬に、娯楽は性的なことしか無いのかもしれない。 男が女は戦争を分かっていないと言うが 女は「あんたたちは得だよ、いったん戦争が終わりゃ、みんな英雄、戦死しても英雄、生き残っても英雄、負傷して英雄。それだから戦争を発明したんでしょうが。あんたたち男は、今度の戦争も、あんたたちの戦争なんだ。あんたたちが望んだんだから、泣きごと言わずに勝手におやんなさいよ」には戦地で大変な男たちのこと、もちろん思うのだけど、ガツンときた。




あじさい@ajisai2025年3月11日読み始めた二十代の頃に挫折してるんだよなーと思いながら読み始めたら思いのほかするする進められて、それで気がついたんだけど挫折したのは『恐るべき子供たち』のほうであった。


ayk@aybooks2020年8月2日買った読み終わった感想読書日記奇妙だった。 戦禍で生きる双子の物語り。 一文が一文が短文で、文章を書く事を覚え始めた作文のよう。語りが全て"ぼくら"だから、双子のどちらが話しているのかは分からない。 彼らは機械のように同じ思考であり同じ行動をとる、文字通り一心同体だから、どちらが語ろうが同じなのかもしれない。 更に、戦禍を描きながらも、国も地名も登場人物も主人公たちでさえも名前が明かされない。なるほど、無機質で独特な双子と時代背景がぼかされ淡々と進む内容は、ファンタジーにさえ感じる。 思わず眉を潜めてしまう描写も、いやはや奇妙、奇妙なのです。





























































