悪童日記

悪童日記
悪童日記
アゴタ・クリストフ
堀茂樹
早川書房
2014年1月15日
52件の記録
  • june
    @june
    2025年10月30日
    子供が主役の話なのかな〜?くらいで、前知識ゼロで読んだ。やんちゃな子供なのか…?子供時代の思い出なのかな…?とか漠然としたイメージを持ってとりあえず読み始めたら、衝撃的な展開の連続で、純粋に思っていた内容と違った。でもすごく良い本だった。 語り手である双子は決して天使みたいな子供じゃない。ちょっと悪魔的な印象すら受けた。オーメンみたいな。出てくる人もなんだこの変態…みたいな人、多かった。 でも、戦時下の異常な状態で人間だけが正常ってこともないのかな?とも感じた。背景が語られないだけに、想像の余地もあると思う。 ハンガリーの歴史を知らないので、史実と照らし合わせながら読むことができなかったんだけど、知りたいとも思った。歴史を学ぶ必要性も感じた一冊。
  • ss
    ss
    @srkwsy
    2025年10月29日
  • 雪餅
    雪餅
    @yuki3daifuku
    2025年10月26日
    この本を偶然手に取って購入した過去の自分に本当に感謝したい、素晴らしい小説。 第二次世界大戦の戦時下を知恵と逞しさでサバイブしていく双子の少年の話なんだけど、少年二人のキャラがかなり尖っていて全く飽きないし、本の構成も相まって一気読みだった。 少年二人が日常生活での出来事を作文形式で書き残したノートという体裁を取った小説で、感情を徹底的に排し事実のみを書き連ねるという独自のルールに基づいて書いてあるのが何よりもユニーク。 事実が淡々と書かれているだけなんだけど、その事実と事実の間から戦争という時代の悲惨さ、人間の醜さ、少年ならではの純粋さが垣間見える感じが斬新で面白かった。 少年達の行動は行き過ぎていて一般的な常識からは外れた非行なんだけど、私にはどうしてもこの2人が本当の悪人には見えなかったな。 残虐性の裏に子供らしい純粋さや、彼らなりの倫理観があって、常にその軸がブレないので読んでいて気持ちいいまである。 えっっという終わり方だったので早く続き読みたい
  • アゴタ・クリストフ三部作の一作目。 世界に衝撃を与えた傑作。 戦時下をしたたかに生きる双子の数奇な物語。作者が母国語じゃない言語で書いたので、淡々とした、特徴的な文体となっている。 ふたりの証拠(1988)、第三の嘘(1991)へと続く。
  • れお
    @koto914
    2025年10月13日
    淡々とした語り口から放たれる衝撃的な出来事の数々。 「髪に受けた愛撫だけは、捨てることができない。」という一文は、ただ客観的事実を表しているのか双子の感情を表しているのか。おそらく前者なんだろうが、後者であってほしい。外部からの抑圧に対し抵抗するきらめきをここに垣間見る。
  • 🥀
    @swnh_
    2025年9月30日
  • ゆか
    ゆか
    @yukais_1983
    2025年9月16日
  • mikanz
    mikanz
    @mikanz
    2025年9月12日
  • あめのや
    あめのや
    @Ame2
    2025年9月9日
  • on
    on
    @ononread
    2025年9月3日
  • abu
    abu
    @abu_abu
    2025年9月2日
    Audible
  • Sono
    @sono_hon
    2025年8月9日
  • monami
    monami
    @kiroku_library
    2025年8月5日
  • こむすめ
    こむすめ
    @aky_1210
    2025年7月12日
    お友におすすめしてもらった! ハードボイルドの極点みたいな。 童話と時代小説の狭間にいる感覚だった。
  • 最後の最後が特に良かった Xで読了ツイートを見かけて読み始めた
  • pp
    pp
    @popompom
    2025年6月22日
  • 悠月
    悠月
    @yzkotm38
    2025年6月14日
  • monmon
    monmon
    @monmon22
    2025年6月12日
    双子の作文法は「主観と客観を分け、客観的事実のみを書く」。原題の"大きなノート"に。その文体が見事!
  • かに
    かに
    @kn_o01
    2025年6月12日
  • monmon
    monmon
    @monmon22
    2025年6月12日
    恐るべき子供達だが、ばあちゃんも知恵者だった。これは好きな戦時下サバイバル。原書にもトライしたい。
  • えまり
    @emari0626
    2025年5月27日
  • えまり
    @emari0626
    2025年5月25日
  • ちゃなーき
    @akn0121
    2025年5月20日
  • たかた
    たかた
    @7h7m7sgggg
    2025年5月16日
  • 悠月
    悠月
    @yzkotm38
    2025年5月8日
  • 悠月
    悠月
    @yzkotm38
    2025年4月30日
  • かな
    かな
    @kana__1218
    2025年4月14日
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2025年4月12日
  • Cota
    Cota
    @Cota-CAT4rd
    2025年4月12日
  • ごとー
    ごとー
    @ptk510
    2025年3月25日
  • さこま
    @sakoma_k0ma
    2025年3月25日
  • 夏しい子
    夏しい子
    @natusiiko
    2025年3月19日
    双子がまるで一人でもう一人はイマジナリー兄弟のように存在感が薄く感じられた。それぐらいに二人はいつも同じ考えのもとに行動してた。 児童小説かのような読みやすさと語り口でありながら いきなり性的な度キツイシーンが描かれる。 戦争と貧しさと閉ざされた冬に、娯楽は性的なことしか無いのかもしれない。 男が女は戦争を分かっていないと言うが 女は「あんたたちは得だよ、いったん戦争が終わりゃ、みんな英雄、戦死しても英雄、生き残っても英雄、負傷して英雄。それだから戦争を発明したんでしょうが。あんたたち男は、今度の戦争も、あんたたちの戦争なんだ。あんたたちが望んだんだから、泣きごと言わずに勝手におやんなさいよ」には戦地で大変な男たちのこと、もちろん思うのだけど、ガツンときた。
  • あじさい
    あじさい
    @ajisai
    2025年3月17日
    ドブネズミみたいな美しさがあった。 (そしてこれは明後日のわれわれの世界かもしれないし)
  • ぽこ
    ぽこ
    @honyomi425
    2025年3月15日
  • ___156x
    ___156x
    @___156x
    2025年3月15日
    『関心領域』を観る前に読んでよかった 日記の付け方についての巧みな考察があったので、真似したい
  • これを読んで、戦争をしてはいけない理由の一つはこれだ、と思った。
  • ミモザ
    ミモザ
    @mimosa
    2025年3月14日
  • 823
    @823
    2025年3月14日
  • こえ
    こえ
    @yondakoe
    2025年3月14日
    オールタイムベスト本なのでまた読み返したいなとおもってパラパラ頁をめくってみた
  • いん子
    いん子
    @inko1908
    2025年3月12日
  • 月麓
    月麓
    @taithan_2
    2025年3月12日
  • 離乳食
    離乳食
    @munimuni
    2025年3月11日
    完璧ちゃむ、100歳になっても読むちゃむ
  • あじさい
    あじさい
    @ajisai
    2025年3月11日
    二十代の頃に挫折してるんだよなーと思いながら読み始めたら思いのほかするする進められて、それで気がついたんだけど挫折したのは『恐るべき子供たち』のほうであった。
  • uumm
    @uuummm
    2025年1月4日
  • hina
    hina
    @hina13f
    2024年9月1日
  • 👻
    👻
    @pp_
    1900年1月1日
  • うつけ
    うつけ
    @uttetsuke
    1900年1月1日
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