おばちゃんたちのいるところ

41件の記録
- Sanae@sanaemizushima2025年9月10日読み終わったずっと松田青子さんの作品は気になっていて、小川公代さんが本屋B&Bでの対談のときにチラと話していて、手にしたのがこの作品。 すごく面白かった!短編が少しずつ繋がっていて読み進むうちにどんどん面白くなるし、むかしの幽霊でも現代に普通に馴染むようにして暮らしていて、幽霊と助けあって生きている。 目に見えないものって、科学で証明されるとかされないとか、そういうことではなくて、やっぱりあるよねって思った方がこの世の中、生きづらくないはずだ!と改めて思う。
- まめご@mmg_862025年9月1日読み終わった生きている人ともう死んだ人がこの世で同じように日々を営んでいる、軽快な読み心地の連作短編集。 それぞれの短編にはモチーフになった落語や歌舞伎などの物語があるそうで、そのあたり知識があればさらに楽しめたかも。 生きていた時代は違えど、死んでいる人がみんなちゃんと今の時代に合わせて死後の生活を愉しげに営んでいる、という設定がよかった。 そして、性別や境遇などが枷になってしまい何だか窮屈そうな生きている人が、死んでいる人に見守られたり背中を押されたりしていることも。 読み終わった後、ふんわりと元気が出る。 あと、一度行ったことがあるもののあまり良い思い出のない姫路に、もう一度行きたくなった。 ゆっくり街を楽しんで記憶を上書きしたい。
- みちゃん🍀@imnotmichin2025年8月19日読み終わった好きな本好きな作家図書館で借りて読んで好きすぎてすぐ文庫を購入して再読。相変わらずめちゃくちゃ好きだった…! 松田青子さんの作品は全部好きだけど、その中でもいちばん好きかもしれない。 特に「ひなちゃん」「菊枝の青春」はかわいくて好きだし、「みがきをかける」は素晴らしすぎて何回も読んでる。好きしか言えない。
- wakka@marui2025年8月8日読み終わった読み終わったけどまた1から読み直したいな。 日本三大怪談やその他の物語の女性たちが新しいストーリーによって救われる話なのかなと読み終わってから気がついた。 「女が死ぬ」の中で、松田青子さんが描写してた女たちをこの本で掬い取っているのかな。 元ネタの作品を全然知らなくてあらすじを調べたら余計そう感じた。
- zelkova@zelkova2025年7月24日再読ふと思いついて再読。初めて読んだときは最初の話で度肝を抜かれたけど、どの話も可笑しくて、おばちゃんたちが素敵すぎる。なんとかなるから大丈夫やで!って背中をバーンと叩かれて励まされてる気がしてくるのがいい。落語や歌舞伎を知っていたらもっと楽しめるんだろうな。
- たびたび@tabitabi2025年5月23日読み終わった何の前情報もなく、エッセイかな?と思い読み始めたら、小説だった。更に内容も想像していたものと違って、そっち系なの?とまた驚き。(ネタバレ防ぎたくてこのような書き方に…)魅力的な登場人物たくさんだった。歌舞伎や落語の知識を身につけて再読したい。
- ルース@ruth_blackett_2025年4月5日買った読んでるかつて読んだ車移動中に(海が見える場所で短時間読みたい)と思い、海岸そばに停めて『私のスーパーパワー』を読んだ。アトピーとか皮膚の疾患、しんどいよね。わたしは何とも診断されたことはないんだけど唇が荒れやすくてほとほと嫌になる。
- ルース@ruth_blackett_2025年4月1日買った読んでるかつて読んだ松田青子さんの『彼女たちに守られてきた』を読みながら『おばちゃんたちのいるところ』も読みたくなり並行している。子に表紙を見せたらお、ば、ち、や、ん、た、ち、の、い、る、と、こ、ろ、と読み上げた。ひらがなだし絵本っぽくもある表紙が気になったらしい。大きくなったら読んでおくれ。