絵本戦争 禁書されるアメリカの未来
52件の記録
- W7Ed@4nTeG00N2026年1月23日買った読み始めた「タンタンタンゴはパパふたり」が禁書扱いなのに驚いて買った本。途中までよんだ。 今まさに読むべき本。 語り口はごく柔らかく、用語も文章も難しくなく、とても読みやすい。 はじめにアメリカの差別と禁書の関わりや歴史が簡潔にまとめられている。黒人やマイノリティの人権意識への高まりは、数字にしてみると長い抑圧と差別の歴史の中ではごく最近だ。 絵本の評価を通してアメリカでどのように禁書論の展開がなされているか、どのような差別があり、何が問題なのか、子どもたちに何をどう伝えようとしているかが、現在進行形で語られている。 超保守による主張は、教育への影響を大義名分に様々な差別を正当化し、白人至上主義、選民意識で人々の分断をあおり、ひいてはトランプ支持と結びつき、白人という枠さえも超えて、差別主義ならどんなものでも呑み込み始めている。 問題の核は日本も同じだ。しかも、日本の子どもの絵本でそのような視点で語ろうとする絵本は少数だ。日本の絵本ではマイノリティの子どもはいないも同然と言えないだろうか。 今、日本では絵本は様々な年代へとその間口をひろげている。大人にも人気の絵本は、アーティストたちが詩や写真、絵などを用いた総合芸術である。それ自体は日本の豊かな感性の賜物だし、本当に素敵なのだ。 でも、絵本の広がりは言ってしまえばキラキラしたそれらだけでいいのだろうか?と、考えざるを得ない鋭さをこの本はもっている。 絵本は教育的であればいいものではもちろんない。ないのだけど、それでも私たちは、子どもたちに伝えるべきものを直視せず、考えようとせず、いるはずの人たちを無視していないか?上面の美しさだけを語ろうとしていないか、振り返らなければいけないのではないだろうか。 絵本はやっぱり子どもたちのものである。差別され、抑圧される人たちがいる。その中で育つ子どもたちがいる。その子達が希望をもてる絵本は、日本でも必要とされているのではないだろうか。 ちょっと読んだだけで色々考えた。深く心に響く本です。




はな@hana-hitsuji052025年12月21日読み終わった図書館本図書館で借りた想像していたより読み応えのある内容! 色んなルーツ、歴史や文化の感じられる絵本の紹介と共に今のアメリカが抱える危うさに読みながらヒヤヒヤする。 禁書とか言い出したら本当に戦前じゃん…。 しかも子どもの絵本。 何の本を買うのか、読むのか、読んでどう感じるのか、読まないのか、全部自分の頭で考えて判断し選択していかないと。 LGBTQ、性教育、女性について、障害、ラティーノ/ヒスパニック、アジア系、イスラム教徒、アメリカ先住民。各章それぞれに読みたい本が増える。 禁書推進派は、自分たちの文化や行いをネガティヴに認識されることを恐れている。 でもさ〜…そもそも先住民がいたところに押し寄せて、黒人も無理やり連れてきて、そこから作った文化のネガティヴさをなかったことには出来んよ。 そしてそれはアメリカだけじゃなくて植民地支配した国はみんなそう、だから他人事ではない。 負の歴史を隠すから、それを知らない世代が生まれた時に「なんで?どうして?」が生まれるし、それを当事者にぶつけて不躾なコミュニケーションも生まれる。 相手のバックグラウンドを知らないから、理解が足りなくて傷つけあう。かつての私もどちらの当事者でもある。 世界中で、権力や武力を1番持っていて使える人たちが恐れ、全力で押さえ込もうとしているものの本当の力強さを考える。 根絶やしにしたいほど恐れていることこそ、真実の力を持っている。











はな@hana-hitsuji052025年12月14日読み始めた図書館本図書館で借りた4月から予約待ちしていて、ついに順番が回ってきた! 『貸出禁止の本を救え!』という本を読んだ時もこの本を読み始めた時も、自分が持ってる絵本が禁書リストに入っていて衝撃。 何が?何がダメだと思ったのか今のところ、さっぱりわからん?? 日本って、というか自分の周辺社会って、どうしてこんなに政治や戦争、差別、女性や子どもの権利など、弱き立場の者に対する抑圧や人権について気付き語ることが憚られる感じなんだろうか。知っていることの量に個人差はあれど、自分の生活に関係しないことなんかひとつもないのにこれらの話は本当に難しい。 自分の生活にまつわることから関心に繋げていくことは難しいのかな…。 無関心、低関心のままでいることは、自分が今、大好きで大切にしているものが、ことごとく破壊される道に足を向けているし、自覚しているより差し迫っている気がする。 1619プロジェクトの本、気になる。読みたい。








まめご@mmg_862025年12月8日読み終わった借りてきた『貸出禁止の本をすくえ!』を読んで初めて知った、アメリカの学校図書室における禁書運動。 それをニューヨーク在住の著者が、成立過程や背景、政治的な動向なども絡めて解説しつつ、実際に禁書になった絵本を“黒人”や“LGBTQ”、“女性”などテーマごとに紹介したのがこの本だ。 我が子が何を学ぶかを決めるのは政府や学校ではなく「親の権利」だという考えが、禁書推進派の主張の根拠になっているそうだ。 多様性を学ぶことが分断を生むからと子どもから本を遠ざけたところで、その子がいずれ飛び込む社会はそもそも多様性に満ちている場所なはずだ。 本からの学びが全てではないとはいえ、保護者が権利を振りかざした末にある子どもの将来はどうなるのだろうと心配になってしまう。 実際に禁書になった絵本を詳しくたっぷりと紹介してくれるこの本は、多様性を学ぶための充実したブックガイドにもなっている。 日本では出版されていないものが多いけれど、どの絵本もとても面白そうだった。 この禁書運動に対抗する団体やムーブメントについて最後に触れられていたのが、わずかな救いではあった。 子どもたちがどんな本も好きなだけ読める世の中であって欲しいと、図書室が大好きな子どもだった私は心から思う。







ひなこ@hnk9272025年10月12日読み終わったペンは剣よりも強し@ NABO仙台の曲線さんで買った本。上田のNABOさんの読書室で読む。1時間半、めちゃくちゃ集中できた。ありがたい…。 アメリカの話だったけど、日本もかなり危ういんじゃないかなと思っている。注目を集めるために差別的な発言をわざとしたり、票集めのためにパターナリズムを煽ったり、そういうことはもうすでに日本でも起こっているから。 子どもがいないので、ブックサンタなどの活動には参加しようと思うのだが、こういう平和や平等のために闘う本も追加しよう。





橙@daidai2025年9月15日読み終わった難しかった〜。 でもこれってアメリカだけの問題じゃないんだよなぁとも思った。禁書運動こそ起こってはいないけれども日本でもじわじわと表出してきている事柄とも大きく重なっている。多様化とは言えども、という……。難しい問題だからこそ、色んな人の色んな考えを聞いて自分でも考え続けなければならないのかもしれない。

橙@daidai2025年8月11日読んでる「親の権利」かぁー。 この本で紹介されている保護者団体の言う「親の権利」とは子どもの教育方針は政府や学校ではなく親が決めるもの、という主張である。 うん、それはそうなんだけども……なんかそう言い切ってしまうのにもモヤモヤとした違和感があるというか……。間違いとも思わないけどなんというか……。 それは親が正しい価値観・倫理観を持っている前提の話じゃないか?私も親であるけど、そんな風には言い切ってしまえない。 うーん、このモヤモヤを言語化するの難しいな……。


keikoyamaguchi@pon_9122025年8月3日買った@ Book House Cafe[こどもの本専門店&カフェ]ずっと気になっていて、書店で見つけたら買おうと思っていた本。 日本語版のデザインをした『ジュリアンはマーメイド』も掲載されています。


りら@AnneLilas2025年5月28日ちょっと開いた図書館本クーリエの記事が概要としてわかりやすい。 前編 https://news.yahoo.co.jp/articles/06f3562c58e169b819d3b04a47a1ecb2b5833393?page=1 後編 https://courrier.jp/cj/402269/?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=402269&utm_content=society
- 紙魚/shimi@shimi2025年4月4日読み終わったNDC019.5 頭を抱えてしまう。 いずれ日本でも起きうるかも知れない『親の権利』を掲げた絵本への禁書。 突然『禁書リスト』を持ち込まれたら、司書は、書店員は、受け入れられるだろうか。戦えるだろうか。 人種が複雑に重なり合うアメリカで、歴史、主張、権利、こんなに大変な事が起きているんだと、無知(自分が)だなぁと感じた。






橙@daidai2025年3月21日読んでる最初からショッキングというか、アメリカで禁書活動が行われていることも知らなかったので衝撃的。 P19 おもな理由は「奴隷史を習ったうちの子が『私は悪い人間なの?』と罪悪感を抱くことになり、かわいそう」「人種間の分断を生む」だった。 子どもとちゃんと対話して教えることが親や教師の役割じゃないのか?と私は思う。かわいそう、で思考停止してはいけない。時代が変われば考え方も文化も変わる。より良い世の中にしていくためにはちゃんと一人一人がしっかり向き合って考え続けなければ。自分への戒めも込めてメモ。



彼らは読みつづけた@findareading2025年3月9日かつて読んだ*読書で見つけた「読書(する人)」* 《何より重要なこととして、黒人の子ども、ヒジャブをかぶった子ども、レインボーフラッグを持つ子どもを含め、あらゆるマイノリティの子どもがアメリカには存在する。彼らには彼らの投影となる絵本が必要なのだ。》 — 堂本かおる著『絵本戦争 禁書されるアメリカの未来』(2025年2月、太田出版)






























