私の小さな日本文学

46件の記録
- かわうそさん@kawausosan2025年7月10日読み始めた萩原朔太郎「夏帽子」とさきに「あとがき」を。 「夏帽子」には「いつ、大人になったと思うのか」というエピグラフがついている。 さきにあとがきを読んでよかった。チェ・スミン氏と一緒に読書しているような感覚を味わえる。 小説とともに人生があってよかった。
- ぽーすけ@po0o0osk2025年7月3日読んでる夏帽子羞恥心あこがれP.13 宇宙が真赤に廻転して、どうすれば好いか解らなかった。 「夏帽子」萩原朔太郎 前読んでいたけど中座してしまったので最初から。 気恥ずかしさを感じたときの感覚としてよく分かる、宇宙は真赤に回転する。
- さみ@futatabi2025年5月11日買った読んでる@ 百年 吉祥寺高校生のとき、教科書でいくつか近代の日本文学にふれてから本を読むようになって、これからまだ見ぬたくさんの本を読めることに胸を膨らませたり、どこでどんな本を読もうか、今日はどの本を鞄に忍ばせてみようか計画したり、人と話したくなくてとりあえず本を読んでやり過ごしたり、そういう振り返ればきらめいているような時期に結びついているのが近代の日本文学だったーーということを読みはじめてやっと思い出した。小説を読まなくなって、まして近代の作品に手を伸ばすことはめっきりなくなって、そうするとそれに親しんでいたときの記憶ごとさっぱりなくなるものなのだなあ。 短編はほんとうにみじかいけど、あとがきにもあるように、みじかいなかに宇宙が詰まってる。読み終わってぼんやりしているとき、時間の流れが気にならなくてふしぎだった(それこそ宇宙遊泳のような)。ひとつひとつの短編にささやかな一文が添えられていて、どんな意味を込めたのだろう、読みとったのだろうと考えるのもたのしい。書きながら思ったけど、でもかつて近代文学を読んでいたときは、すてきなものを見つけるぞという意欲よりも、有名な、多くの人に親しまれた作品を一つでも多く読んでおきたいとか、お気に入りのものをもっと深めたい・広げたいとか、そういう方向性だったような。知っている作家の知らない短編、知らない作家だけど本のなかでだいじに拾われた短編、こういうものをゆっくり味わうのはやっぱり大人になってからでないとわたしにはできなかったことかも。
- はるのひ@harunohinouta2025年5月10日気になる買った見かけた気になる掌篇集。16編のタイトルの並びが既に面白そう。 気になった1時間後に購入。いつも素敵な本を紹介してくれるスロウな本屋さんのオンラインショップを初利用。
- なかやま@asheepinthewell2025年5月4日読み終わった作品ごとに著者からの問いがあり、それを気にしたり忘れたりしながら読んだ。そして「あとがき」で、問いかけることの意味、これらの近代文学が選ばれた理由を知り、作品を読んだ時よりも面白いと思ったのでした。