

晴
@nekono_hone
好きな本に囲まれて生きていたい
- 2026年10月6日
すいかの匂い江國香織全話、心のどこかにざらりとした感触が残るお話ばかりでかなり好き。 初めて江國香織先生の作品を読んだけど、すごく不思議で、それでいてとても魅力的な文体だなと感じました。 違う本も手に取ってみたい。 - 2026年10月2日
- 2026年9月28日
- 2026年9月20日
BUTTER柚木麻子読み終わった北海道旅行の合間に読了‼️ 帯に惹かれて手に取りましたが、いや〜〜〜〜面白い。 食べ物が出てくるお話が普段からも好きなのですが、この作品は特に食に対する描写がかなり好み。良かった。 料理そのものや作り方、味覚まで、容易に想像できるし、食べたくなる。 梶井の根底にある思想には共感できないけど、言わんとしてることはわかる。 周りの意見や常識に囚われず、自分の欲求に素直に生きたいね。きっと一番難しいことだろうけど。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 『 どうしても、許せないものが二つだけある。フェミニストとマーガリンです 』 - 2026年8月30日
夜空に泳ぐチョコレートグラミー町田そのこ読み終わった再読人間関係に疲れてしまったので、そのこ先生の小説に救いを求めて再読。肌馴染みのいい、よく知っている大好きな文体がすぅーーっと頭に入ってきて、少し思考をリセットできた気がする。 たくさんの人と会うと楽しい反面、色んなことを気にして、色んなことが目に見えてしまい、心の奥底にしまってた嫌なものがじわじわと染み出してくる感覚がずっとあって、それが苦しくて仕方ない8月でしたね^^ お話に出てくる子たちは、自分の弱さや現実を受け入れて、ちゃんと自分の意思で取捨選択をしてるあたり、本当に強い。 それに比べて私は、いつまでも過去のトラウマにがんじがらめになって勝手に苦しんでいるし、自分の弱さを認めつつもそれを受け入れて乗り越える強さや覚悟を持てずにいる。 まだまだ子どもだし、大人になるにはまだ時間がかかるんだろうなぁ。 人間関係において自分を守る方法が、周りの人たちとの関係をプツンって切ってしまうことしかないので、何度読んでも『溺れるスイミー』が1番大好きなお話。 誰もこれ以上私ことを知らないで欲しいとおもうし、誰も何も私のことを知らないところに逃げたいと衝動的に思うことがあって。私は思うだけでそれを行動には移せないし、結局同じ場所で生きていかなきゃだから苦しいんだけど。 私も唯ちゃんみたいに自分の今いる場所で上手な呼吸の仕方を覚えないとダメだね。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 『 息をする場所を探さなければ生きていけない衝動を、抑えることができなかっただけだ。苦しんでいただけだ。 』 『俺が生きていけるのはここなのかもしれないって。何も残らない、淀んでいないここで息を吐いて、大事なものの幻を見てちょっと幸せになる。それが一番、生きやすいんじゃねえかなって。 』 『 ねえ、誰か教えてください。場所だけじゃなかったんです。私は群も、無理なのです。たった2人きりの群すら、構築することが苦しいのです。ねえ、私は、どこが壊れているのでしょうか。群の中で生きていきたいと、はぐれたくないと思っているくせにどうして、それができないのでしょうか。こんなにも、望んでいるのに。 』 - 2026年8月28日
- 2026年8月27日
一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクションヨシタケシンスケ,鹿島和夫読み終わった気になってた本を図書館で見つけたのでついつい読んでしまった...... 「せんせい」、「こども」、「にんげん」、「1にち」、「よびかけ」、「はみがき」、「き」が印象に残ってる 子どもって素直だからこそ、大人に刺さる言葉を言うよなぁと改めて感じた。 子どもの言葉を通して、見えてる世界や感じているものを教えてもらった気がします。 子どもっておもしろい! - 2026年8月24日
- 2026年8月20日
ラストレター岩井俊二読み終わった好きな人の死から始まる物語。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 死んだ人はもう蘇らないし、どれだけ願っても2度と会うことは叶わない。だからこそ、今まで過ごしてきた時間や思い出、相手に対する後悔が、残された人たちの生きていく原動力になるのかなと思いました。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 忘れられない人への想いや過去に固執せず、前を向いて生きていかなきゃダメなんだろうけど、そんなに上手く人生を歩いていけないので、結局また縋ってしまう。そこに救いを求めてしまう。縋ってないと上手く息ができなくなる。 どうしたら上手く生きていけるのかな、と考えてしまいました。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 生きるのってむず〜〜〜‼️‼️ 私も誰かと文通したいな〰️✏️ - 2026年8月18日
あの頃、君を追いかけた九把刀,泉京鹿,阿井幸作読み終わった青春の全てを恋愛に捧げた男の子のお話。 恋愛小説はあまり好んで読まないけど、このお話はテンポがいいのか割と早く読み進めることができました。 物語のラストシーンが切なくて、ウルウルしました。 自分のことを忘れないで欲しいと思う気持ちは、祈りになるのか呪いになるのか、怖くもあるけど、思わずにはいられないよね。しあわせでいて欲しいものです。 あと、最後まで主人公たちの名前を覚えられなかった。。。 ────────────────── 物語を読み進めながらずっと、高校の時好きだったあの子のことを思い出していました。 似たような青春を私も送っていたなあ、と。 あの頃、別に他のものでも繋がることはできたんだけど、あの子との繋がりをより強固なものにしてくれたのは、柯景騰と同じく勉強でした。 学生は1つの指標として成績という揺るがないものがあるから、そこで繋がるのが1番簡単だったのかな。 大人になった今なら、想いを寄せている相手と何で繋がるんだろう。 一緒に過ごした密度の濃いあの時間は、歳を重ねた今だからこそ宝物のように感じるし、あの時にしか経験できないことや気持ち、それら全部を大切に抱きしめて、大人になっていくんだと思います。 あの頃を思い出すのにぴったりの1冊でした。 ────────────────── - 2026年8月16日
晩年太宰治読み終わった2年前に一度読むのを断念し、それ以来ずぅーーーーーっと積読のまま放置していたのですが、ようやっと重い腰を上げて本棚からつまみ出し、やっとの思いで読了。 自分1人で読むとなると全く文字が頭に入ってこないし、意味もいまいち掴みきれなくて、それがもったいなく感じたので生まれて初めて朗読を聴きながら読み進めました。 読み終わった後、まだぼんやりした物語の輪郭を掴むために、毎話ごとに解説を調べて読んで、「ほぉ〜〜〜〜」となるのが楽しかった。 遺書のつもりで書き綴った処女作品集と聞いていましたが、遺書にしては面白すぎる。 太宰治。やはり好きです。 - 2026年8月10日
コンビニ人間村田沙耶香読み終わったなんともいえない読了感。。。 村田沙耶香、作風が合わないなあと毎度思うのに、気がついたら読んでしまうし、惹き込まれてしまう。もはやファン??? ────────────────── 普通になれない人たちは、排除される。 排除された人たちは、その後どう生きたらいいのか。 普通になるって本当に難しい。 人それぞれ、価値観や考え方、物差しは違うから、みんなが思うそれぞれの「普通」を生きているわけだけど、自分の「普通」は他人から見たら異常な場合もあるし、その逆も然りで、つい最近それを痛感したので私も気をつけないと。と思った。 「いや、ありえなさすぎでしょ。。。」と思っても、相手からしたらそれが当たり前の世界で今まで生きてきたんだなあ。とぼんやり感じるしかなくて、周りはそれを受け入れてるから「あれ?もしかして私がおかしいの?」と思うこともしばしば。 他人と共存するって大変だね。 ──────────────────────── 「それくらいわかるじゃん!」とか、「それが当たり前だよね?」ができない人たちが苦しまずに生きてほしいっていう願望は、美学でしかないんだろうか。 - 2026年8月4日
- 2026年7月30日
滅びの前のシャングリラ凪良ゆう読み終わった圧巻です.......... ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 残り1ヶ月で地球が滅亡するってなったら、私は1番に大好きな弟に会いに行くと思う。そのあと美味い飯食って、好きなことして、死にたい。 毎日の生活の中で、私は誰と何をしてどう過ごすのか。 最期を迎えるその瞬間、どんな自分でいたいのか。 すごく考えさせられるお話。 幸せも希死念慮も私の中にある気持ち全部抱きしめて、ゆるゆると生きていきたいものですね。 - 2026年7月23日
手紙東野圭吾読み終わった初めての東野圭吾作品。 とても良かった。貸してくれた大好きな後輩ちゃんに感謝。 1週間あれば読み終わるかな〜とか思ってたけど、時間忘れて夢中になって読んでた。東野圭吾すごい。 社長の言葉と最後の緒方さんにしか救いがなかった。 - 2026年7月18日
- 2026年7月8日
地球星人村田沙耶香読み終わったごくたまーーーーーーに村田沙耶香の表現にぶん殴られたい衝動に駆られるけど、読んだ後にことごとく後悔します。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 世界観に私がついていけてないだけで、話の内容は面白かった。 私も子どもいらない派なので、いつか『工場』や地球星人から糾弾される日が来るのだろうか❓ 子どもを作り、母親になることが女の1番の幸せだなんて、誰が決めたんだろうね。 - 2026年7月2日
尾崎世界観の書かなかったこと日記ヨシタケシンスケ,尾崎世界観クリープハイプのフロントマンのとしての〝 尾崎世界観 〟 小説家の〝 尾崎世界観 〟 何者でもないただの〝 尾崎祐介 〟 日記の読みながら、やっぱり尾崎さんの言葉の選び方や使い方、表現の仕方が好きだなあと再確認。 去年行った、クリープハイプのアリーナツアーの日記を読んで、観客側と演者側で音楽の捉え方、受け取り方はやはり変わるよなと思った。 日記を通して1年間の尾崎さんの生活を少しだけお裾分けしていただき、ファンとしてはとても嬉しい、大切な1冊になった。 イラストがヨシタケシンスケさんなのも◎ ヨシタケさんの作品では、『おしっこちょっぴりもれたろう』が好。おすすめ。 - 2026年6月26日
PRIZE-プライズー村山由佳読み終わった小説が好きな人は是非手に取って読んで欲しいと思った。 作者の村山由佳さん自身、直木賞の受賞経験があるからなのか、作家の心情や出版社のリアルが描かれていて、読んでいてとても面白かった。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 今の時代、承認欲求を出せば何かと小言を言われたり、冷笑されることが増え、「 承認欲求を出すことは性癖を晒すのと同じくらい恥ずかしいこと 」だと私は思っているのだけれど、天羽カインは堂々と「欲しいものは欲しい。なんとしても自分を認めさせたい。」と躍起になっていて、輝いて見えた。 一部の人にはヒスババアのように映るのかも知れないが、自分の欲を素直に受け入れ、そのためなら一切の妥協を許さない姿に人としての強さを感じる。羨ましい。 直木賞という1つの賞にかける天羽カインの熱意や、時に恐ろしくも感じてしまうそれが堪らなく愛おしいなと思った。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 天羽カインと担当編集者である緒沢千紘の関係性をみて、やはり仲が良くてもある一定の距離というものは保たないといけないと強く感じた。 境界線が曖昧になってしまうと、視野狭窄に陥ってしまう。 そうなってしまってから元の関係に戻るのはやはり難しいので、お互いに心地の良い距離感で関わることが大切だなと思った。大事な人だからこそ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 1冊の本が完成するまでの工程、受賞作品を選ぶまでの過程、編集者の技量や情熱が余すとこなく書かれていてスラスラ読めた。 完成本が天羽カインの手元に届き、初めて目にするシーンがとても印象に残っていて、読みながら同じように私も胸の裡が幸福感で満たされ、とてもドキドキした。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 『 子どもの頃から、いったいどれだけ紙の本に救われてきたか────読みながら主人公と同化して怒りに震えたこともある。涙でページがふやけた日も、読み終えた本を抱いて眠った夜もある。それは電子書籍では叶わない。かすかにきなくさいような古い紙の匂いを嗅ぐこともできないし、ざらりとした手触りや分厚い重みに励まされることもない。折々の自分が胸に抱きしめていたのは、ページの中に広がる果てしない物語世界であったと同時に、〈本〉という実態を伴った宝物だったのだ。 』 - 2026年6月15日
熟柿佐藤正午読み終わったずっと苦しくて、やるせない気持ちでいっぱいだったけど、タイトルにもある熟柿の意味を知った時、ああ、そういうことかと救われた気持ちになった。 自分の犯した罪を背負いながらも、毎日をしっかりと生きようとするかおりが、怒られるかもしれないが、本当に強いなと思った。 いつか、拓くんとの間に熟柿の時期が来るといいなと願わずにはいられない作品でした。
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