Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
もち
もち
もち
@noro_30
まだおためし
  • 2025年10月6日
    巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある
    その街にまつわる記憶と、 出会った人たち、その時の自分。 切なくて、楽しくて愛おしい。 "私はどうにも人に不義理で、 そのくせやたらめったら 人には会ってきた。 彼女のように一回会って それっきりになるような、 繋がり続けられずに ぷっつり切れた縁の糸を 大量に束ねながら生きている。" 不器用な生き方でも 少しずつ進んでいく。 好きだな。
    巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある
  • 2025年9月30日
    それでも世界は回っている 2
    "叔父さんは急に笑い出した。 たぶん、笑わないと 泣いてしまうからだろう。" インク三部作の2作目。 近付いてるのかもしれないし、 同じところを回ってるのかもしれない。 みんなそれぞれ大切に 守りたいものがあるのが素敵。
    それでも世界は回っている 2
  • 2025年9月22日
    さいはての彼女
    旅に出たくなる本だった。 再生をテーマにした、 頑張り屋な女性たちの短編集。 疲れてることにも 気付かないくらいの日々に、 風が気持ちよく通り抜けていく。
    さいはての彼女
  • 2025年9月17日
    それでも世界は回っている 1
    インク三部作 の一作目。 それでも世界は回り続けるから 次々に終わりがきて、また始まる。 毎日繰り返してきたことが 急に消えてなくなることもある。 ハチミツをかけたバター・トースト、 体調が戻ったら つくるぞ🍞
    それでも世界は回っている 1
  • 2025年9月14日
    鬱の本
    鬱の本
    鬱々しているときは、 どうしても本が読めなくて苦しい。 言葉が心まで届かないほど 疲れ果てているときに 寄り添ってくれた本、の本。 84人分のお守りみたいな本を 教えてもらえる贅沢さ。 これは祈りだし、 きっと誰かの希望だと思った。
    鬱の本
  • 2025年9月10日
    街とその不確かな壁
    "でもそれは起こったのです。 風のない朝、晴れた空から なにかきれいなものが ひらひらと舞い降りてくるみたいに。" ひと夏かけて読んだ。 静かな空気、綺麗な風景が 心にじんわり広がってくる。 全体に漂う不安定な感じも 不思議と落ち着く。
    街とその不確かな壁
  • 2025年8月31日
    傷を愛せるか 増補新版
    "傷を抱えるすべての人へ" 克服 しなくてもいい、 弱さを抱えたまま強くある可能性が 優しくわかりやすく語られる。 出会う呪縛の果てしなさに 呆然としてしまうような時は 読み返して深呼吸しよう。 傷を愛せないあなたや私を愛したい。 そうやって 生きていこうと思う。
    傷を愛せるか 増補新版
  • 2025年8月18日
    わたしの良い子
    わたしの良い子
    "他人はいつも、物語を欲する。 自分が納得できる物語を。" 他人のことはわからない。 自分すらわからない。 見えてる世界は驚くほど違うし、 思い通りにはならない。 それでも君は わたしにとっていい子だよ 生きていてほしいんだよって 伝えたくなる本だった。
    わたしの良い子
  • 2025年8月12日
    海のうた
    海のうた
    海に行けない夏だけど。 海の短歌100首アンソロジー。 "大丈夫 私もさっき起きたとこ、 ところでこの星、海があるのね" "心電図の波の終わりに 僕が見る 海がきれいでありますように" "海を見に行きたかったな よろこびも怒りも捨てて 君だけ連れて" どれも好きだった。 海は身近だけど、 そこにともなう思い出や 海の向こうへの思いは 人によって違うから面白い。
    海のうた
  • 2025年8月10日
    デザートはあなた (ハルキ文庫)
    趣味は料理。 素敵な女性を家に招いて 贅沢で美味しい手料理をふるまい、 "デザートのキミ"を食べ損ねる主人公。 出てくる女性が魅力的だし 料理はどれも作ってみたい。 孤独が似合う人たちの 優しさと強さがじんわり沁みる。
    デザートはあなた (ハルキ文庫)
  • 2025年7月26日
    みかんとひよどり (角川文庫)
    " まさに、そこで生きていた命を、 ひと皿の料理にするのだ。" それぞれの想いと事情を抱えた シェフと猟師、そして犬たち。 命を食べるということについて 向き合う言葉が心にしみる。 「俺はこれ以上 人生を複雑にしたくない」
    みかんとひよどり (角川文庫)
  • 2025年7月21日
    いちばんここに似合う人
    いちばんここに似合う人
    孤独な、懸命に、 何かに誠実であろうと なんとか生きている人たち。 この不器用さを 私は知ってる。 あの頃私の周りにたくさんいた、 大切にしたいと思っていたものが 丁寧に でも少し寂しく描かれてた。
    いちばんここに似合う人
  • 2025年7月12日
    図書館のお夜食
    夜の図書館、 小説やエッセイに出てくる料理を 再現する夜食のまかない。 それぞれ事情を抱えた職員たち。 きっと続きがあるんだろうと 期待してしまう終わり方だったな。
    図書館のお夜食
  • 2025年7月6日
    銀河の片隅で科学夜話 -物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異
    夏の夜に読みたい本だった。 理系の話なのに、 詩的でわくわくする 短いお話の詰め合わせ。 なんとなく分かったような気になってる 日々の常識が優しく説明されてて面白い。
    銀河の片隅で科学夜話 -物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異
  • 2025年6月28日
    私にふさわしいホテル
    「誰かに選んでもらうのが人生ではない。 光を浴びたければ、 自らがスポットライトの前に 走っていけばいいのです」 不遇な新人作家の執念と 行動力が現状を変えていく。 私も負けていられない。
    私にふさわしいホテル
  • 2025年6月17日
    定食屋「雑」
    定食屋「雑」
    大人も変わるんだな って思った。 いつも通り、おいしい物語。 食べたい料理も グッとくるシーンも いっぱいあった。 誰かを大事にすることって 言葉じゃないね。 その逆も。
    定食屋「雑」
  • 2025年6月13日
    汚れた手をそこで拭かない
    じゃあどこで 拭けばよかったのだろう、 と呆然としてしまう。 "生きている間に、 ほんのわずかな不運で、油断で、 過ちで、傲慢で、手に吸いつく汚れ。 洗う場所のない汚れ"の5つの物語。 「悪いことをしたから 悪いことが起きるとは限らないんだよ」
  • 2025年6月11日
    猫を拾いに
    猫を拾いに
    "でも、恋をすると、誰でも ちょっぴりずつ不幸になるよ。" 不思議な人々と 気になる恋の短編集。 自分のための猫を、 森に拾いに行こうか。
    猫を拾いに
  • 2025年6月3日
    ここで唐揚げ弁当を食べないでください
    "一生懸命に生きれば生きるほど 空回りするすべての人に捧げる" エッセイが単行本になってた🍱 これは私の過去じゃないのに 知ってる気がする。 強い、優しい、恥ずかしい、 楽しい、悲しい、寂しい、面白い。 全部ちゃんと抱えて生きる。
    ここで唐揚げ弁当を食べないでください
  • 2025年5月31日
    鶏小説集
    鶏小説集
    疲れていても、行き詰まっていても、 前に進まなくてはいけない時も 安くて食べやすい鶏肉はそばにいる。 あっさりもこってりもおいしそう。
    鶏小説集
読み込み中...