汚れた手をそこで拭かない
71件の記録
しろ。@shiro_book2025年10月18日@ 自宅イヤミスっぽい小説を初めて読んだ。 これは癖になる。 ボタンを掛け違えたら私にも起こりそうなことばかり。 隣の人がクーラーも入れず孤独死したのに、自分の家にお隣の電気代滞納の葉書が紛れ込んでいたお話が1番好き(ネタバレではなく、この先に物語がある)。
ほせ@coffee_dog2025年10月14日読み終わった近頃、同じ作者さんを数珠繋ぎで読むことが多かったので、今まで読んだことがない作家さんを読んでみようと選んだ本。こう言う本好きです! 自分の日々の中にも出てきそうなちょっとした過ちがどんな展開を迎えるのかページを繰る手が止まらなかった。短編集で何編か入っているのだけど「埋め合わせ」っていう話が一番好き。何かミスをした時にここで食い止まればまだマシだと冷静に考えたらわかるのに、当事者になったらミス自体を無かったことにしようとドツボにハマってしまう。で、最悪の結果に陥る。その感じに身に覚えがあるなぁと。もしかしたらなんとかできるかもしれないという希望がね、厄介だよねと思いながら読んでました。今ふと思ったんだけど、短編集って「どの話が好き?」ができるのいいよね。 どの話もタイトルが秀逸で読み終わった時にタイトルに余韻を感じたり、納得したりできるのも楽しかった。表題作がなくて、この短編集にこの名前をつけるセンスがすごい。どの話にも通ずるタイトルでありながら、余白がある。どんな場面での言葉なのか読み手に想像させる感じがこの本の魅力を最大限に引き出してる気がする。このタイトルに惹かれて買った私、グッジョブ! 他の作品も読みたい!と思える出会いでした。


おでんち@odenchi2025年9月6日読み終わった汚れた手のような短編集 イヤミスってイヤですねぇホント(;^_^A ドキドキしながら読みました~ 『埋め合わせ』 その場しのぎの言い訳すぎて面白かった 『忘却』 奥様がずっと幸せそうでよかったw 『お蔵入り』 最後のオチでヒュンてなった やろうと思ってやったワケじゃないけど結果的に最悪な事態になってしまう話で、ヘタに隠し事するもんじゃないねぇ、正直に生きないとなぁって思いました


スコスコのスコップ@sukoppu_sukosuko2025年8月15日買ったいやな気持ちになるらしくて気になってた本 今月はそろそろこれ以上本買うのやめたいけど‥‥ 怖い系だったら財布が緩んじゃう

もち@noro_302025年6月13日読み終わったじゃあどこで 拭けばよかったのだろう、 と呆然としてしまう。 "生きている間に、 ほんのわずかな不運で、油断で、 過ちで、傲慢で、手に吸いつく汚れ。 洗う場所のない汚れ"の5つの物語。 「悪いことをしたから 悪いことが起きるとは限らないんだよ」



- ねぎとろ@negitoro_harami2025年5月30日読み終わったゾワゾワゾワゾワ、、、笑 サクッと読めるのがいいな~と思って、立て続けにイヤミス短編集読み過ぎてちょっと胃もたれ、、😂(褒めてる) 次はこころがあったかくなるような優しいテイストの作品が読みたい。。笑

ゆぴ。小説しか勝たん@milkprincess172025年5月3日小説さまざまな「ああすれば良かった」が詰まっている。シチュエーションは違えど、こうすれば結果は違ったんだろうかと思う瞬間は人生で多々ある。言えばよかった、言わなければよかった、やればよかった、やらなければよかった。



Ai@aaaai2025年4月10日読み終わった5つの短編すべてに共通して、後味の悪い嫌〜な感じが漂う。 誰もが持つ「都合の悪いことを隠したい気持ち」から始まり、嘘に嘘を重ね取り返しのつかない所まできてしまった恐怖や焦り、絶望感。大きな事件が起こるわけでもないけれど、じわじわもやっと。



しおり@Kaffee58882025年4月5日読み終わった「悪いことしたから悪いことが起きるとは限らないんだよ」 この一文が凄まじいな、と思った。そうだ、悪いことをした悪い人にしか悪いことが起こるわけでもないし、寧ろ悪いことが起こらないこともある。日常を生きていれば「なんか悪いことしたかなぁ…」と思うこともある。良いことと悪いことの比率をひとつひとつ指折り数えてみれば多いくらいかもしれない。何をしたって結局未来には何が起こるかなんて誰も知りはしない。 この作品は日常にありうるかもしれない、奇妙な感覚がある。そしてついでに言うと、後味は悪い!けどそれが妙に気持ちがいい。これがミステリーかと言われるとちょっと違うとは思うけれど…。道尾秀介さんとかの作品が好きな人は結構好きな部類になるんじゃないかなぁとも思う。(別の作者を出してごめんなさいね) 主人公たちはどこで汚れた手を拭けば良かったのだろうか。拭ける場面なんてあったのだろうか。汚れた手を、そこで拭けなかった。だから、こんなことになったのね。





六月二十九日@micaname2025年4月1日読み終わった一つの犯した間違いがどんどんと泥沼にはまっていく感じがゾワっとする。 あの時こうしていれば、が積み重なって気づいた時にはもう後戻りできなくなってて。 読み終わった時にそれでこのタイトルなんだなって思った。













































