遠い山なみの光〔新版〕

44件の記録
- mok@doufu2025年8月19日読み終わったカズオイシグロは2作目。過去を追憶する書き方をされる方なので特に事件は起きないのだが、常に不穏な空気が流れていて、夕陽が落ち日が沈む寸前の薄明るさが永遠に続くような世界観がたまらなかった。解説を読まないと理解できなかったことが悔しかった。
- おこめちゃん@okome6212025年8月6日買った読み終わった会話がずっと不穏なんだが、、、 解説を読むとすんなり納得 あと偶然ながら8月に読み終えたことがよかった 映画も見たいし読み終えてよかった あと、猫を大切にして!!! (意味わからん文章ですんません)
- 高橋|往来堂書店@frog_goes_home2025年7月29日読み終わった初読時の感想が新鮮なうちに議論できるよう毎度直前に読み終える平野啓一郎スタイル(芥川賞選考の時の)で臨んでいた読書会であるが、口から出てくる言葉が明らかにまとまっていないものであることが多かったし、自分は平野啓一郎ではないということにも気づけたので今回は早めに読んでみた。前回の読書会から3日、次回までまだ1ヶ月以上ある。どうしてこうも極端なのか。辟易。 実は初めてのカズオ・イシグロ。映画化を控えているという理由で課題作品に選ばれたわけだったが、奇しくもデビュー作とのことでフレッシュな心持ちで読んだ。読みやすく、それゆえに掴みきれない初読だったが、不思議と読後感は穏やか(回収されない/語り切られないものも多いのに)。復興に向かう社会で、過去をすっかり清算したようにみえる人と囚われたままの人、その狭間で決めかねている人。個人の復興とはいつ成されるものなのか。ここは仮の住まいだけれども、じゃあどこに帰れば/進めばいいのか? 逃れられない浮遊感はいつまでも続く──。
- nekomurice@nekomurice1232025年6月14日読み終わったこれはもう一回読み直したい。解説を読んで、上辺しか読めていない事に気づいた。最初から最後まで違和感しかなかったのはそういう事だったんだ。悦子さんがお義父さんの扱い方が上手でそこだけ明るさがあった。
- macochi@macochi2025年6月11日読み終わった新版でたので久々に読んだ。このpale viewが映画でどう表現されるのかが本当に楽しみ。イギリスの悦子が吉田羊さんなのものすごく嬉しい。期待しかない。