幸福はただ私の部屋の中だけに
46件の記録
jaguchi@jaguchi872026年2月21日行ってみた@ 世田谷邪宗門森茉莉の文庫をたずさえて世田谷邪宗門へ。「森茉莉ティー」とレアチーズケーキのセットを注文した。 ・私は大分前から、もう三年以上になるが、毎日三百六十五日、三つの同じ場所に存在している。住んでいるのは壊れかけたようなアパルトマンの中の一つの部屋だが、邪宗門というのと、アラビカという二つの店に毎日行くからである。p.20 読んでいると、硝子の壜(けっして『ガラスのビン』ではない)がやたらに欲しくなる本。







- 端隅@R_nut2026年1月16日読み終わった森茉莉の文章を初めて読んだ。わたしには早すぎたかも……と思ったが、徐々に読み方がわかってきたのか後半は楽しく読んだ。読点の位置が独特な気がする。 「切り抜き魔」「私の大好きな陶器」「ピストル 車 電気家具」あたりがよかった。自分の好きなものについて書くのもよいが、嫌いなものについて書くのも、勢いがあって面白い。対象や自身との距離感がいいのかな。昭和の時代や大衆をどう見ていたかも、あけすけで、冷静で、取り繕いがなく、よくわかる。自分が他者にどう思われるかなどたいしたことではないという自己肯定感のようなものがないとここまで書けないのではないか。 昔住んでいた家やお気に入りだったのに今はもう手元にないモノについて、考えたりした。好きでもないものに囲まれている暮らしについても。 「やわらかな気持ちでよい文章と暮らす」のおそろしく身につまされる一節を書いておく。 美しい文章を書くということは、やはり、自分の内から、自然に流れ出てこなくては駄目である。良い文章を書こうなどと小手先の技術だけにこだわっても良いものは生まれない。また、自分の書こうとしていることが、相手(読み手)に伝わることが肝心である。どんなに美しい言葉を綴ってみても、相手に意図することが伝わらないようでは、それはただの駄文である。



- 端隅@R_nut2026年1月13日読んでる(宇野浩二について) 全身がぬめぬめした頭も、胴も尾も凸凹があまりない、水の中に棲む生物で、岩の蔭とか岩窟の中にひそんでいて、近寄って危害を加えようとするとぬるぬるしたものを全身から出して、姿が見えないようにする。そんな生物のような、そんな一種、いうにいわれない妙なところのある人物に見えた。そういう生物に目があったら、こんな目だろうと思われる目で一瞬、宇野浩二は私の顔に目をあてたのである。 どんなひとなんだろうと思ってつい検索してしまった。 読み返すと、その写真の、イメージの宇野がわたしを見てくる感じがする。おもしろい。
藤@fuji1232025年12月16日まだ読んでる(『樂しみよ、今日は 新聞よ、さようなら』より) オーガイの婆娘 なにものとも知れない化けものが畫面に出たのを見れば=私は寫真映りもテレヴィ映りも悪くて、化けものに映るのである= 私の年の婆さんとしては發狂状態である 笑笑笑 自虐がおもろくて凄い笑笑
藤@fuji1232025年12月10日読んでる借りてきたなんか好きなところ 『自分の「不幸」というものが、自分の頭の足りない部分に起因していることが判り、その足りない部分のある頭によって出来上った性格が、なんとも説明のしようのない変ったものになっていて、その性格というのが、どんなことをしても直らないものだということが判って来たので、自分に所持可能の幸福だけでいい、と思うようになったらしい。』 (『書くことの不思議な幸福!』より)


りなっこ@rinakko2025年9月15日読み終わった久しぶしに茉莉さんに浸る。やはり大好きだ。こんな風に生きた女性がいたことを思うだけで、ふっくらと嬉しい気持ちになる。己の優雅を全うした人の言葉は、なんてゆるぎないことか。 贅沢な貧乏について、忘れられない浅草での嘘のない生活の話、『甘い蜜の部屋』の執筆がなかなか進まなくて苦しんだ話(モイラのことで頭が一杯…)、漱石のユウモアが楽しいこと…などなど、心ゆくまで堪能した。







巻貝雫@makigaitown2025年6月11日読み終わった大学図書館でタイトルに惹かれてはじめて森茉莉という人に触れました。 (松浦弥太郎さんの本を借りようとしたらマ行ということで目に入りました) 勝手ながら今まで読んできた誰よりも親近感を覚えて(もちろん違うところも沢山あるけれども)愛しさと憧れと尊敬を覚えました。 今の私がインスピレーションを得るためにインスタでモデルさんなどをフォローするのと、森茉莉が雑誌でイケメンを切り取るのとは同じような感覚だったりするのかな、なんて思ったりしちゃったりしました。
湯の本棚@y_book222023年3月22日ちょっと開いたまだ読めない本。 - この全部繋がったセンテンスの長い文章を見よ。私の心臓は大変に丈夫らしいのである。 - 窗(まど) - 嫩い(わかい) - 鑵、罐(カン) - 大壜(おおびん) - しゃっちこばらない人 - 麦酒用洋杯








































