マーブル館殺人事件 下

20件の記録
- つつじ@m_tsutsuji08152025年9月22日読み終わった登場人物すべてが◯◯◯◯を排除したいと思って行動するあたり、◯◯◯◯◯◯◯の殺人を彷彿とさせる(作中作) …んですけど、看護師とか警官って、もう少し賢くないか……?(困惑)
- Tilly@C00362025年9月16日読み終わったスーザン、今回も無茶をする!この小説にのめり込んでいるから「あぁ、もうそんな危ない橋を」とハラハラするが、物語をドラマティックに進展させるためには適任。今回も「現実と小説」が複雑にリンクして、二転三転する、胸が躍る推理小説でした。 ホロヴィッツに全幅の信頼!!
- JJMalone@JJMalone2025年9月15日読み終わった今作はダメだった。自分には合わなかった。今作のスーザンはあまり魅力的ではなく、人をイラッとさせる行動が目につき、語り手として辛かった。他の登場人物も魅力的な人間が全然おらず、ちょっとしんどかった。 作中作のピュントの方はとても面白かったのでちょっともったいない。いっそのこと残りのピュントシリーズをそれだけで出してほしい。
- roiban@roiban2025年9月14日読み終わった面白かった…。下巻は一気読み。「前作を読んでいなくても」というおすすめがよくあるが、この作品に関しては『カササギ殺人事件』をすっ飛ばして手に取るのはあまりに惜しい。張り巡らされた罠の複雑さ、ストーリー全体の構造が比較によって面白くなるから。/やはり前2作同様、「アティカス・ピュント」が主役の50年代南仏を舞台とする作中作と、語り手であるフリーランスの編集者スーザンが現代のロンドンでそれを読むという二重構造。『カササギ殺人事件』『愚行の代償』に引き続いて果たして次はどれが…と思ったら何と原作者アラン・コンウェイではない別の作家が続編を書くという。この作者はどれだけ自分の写しを作品に登場させてくるんだとちょっと笑ってしまった。ただでさえ多い登場人物がピュント編とスーザン編で2倍になっており読み始めは大変だが、語り手の分析的な読解と丁寧なヒントの提示によって驚くほど読みやすい。