saera
@saera
- 2026年7月3日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上アンディ・ウィアー,小野田和子映画見てから読み始め。上巻終了。 オデッセイもそうだけれど、設定が本当に緻密で面白い。アストロファージの研究、ロッキーとの出会いからのお互いへの理解の深め方は、自然科学の人間ならやりそうな考察、トライアンドエラーですごく引き込まれる。 作者が頭のいい人なだけでなく、ウィットに富んだ優しい人柄なんだと思えるとても人間味のある空気に包まれているのが、なにより最高にいい。 - 2026年6月20日
- 2026年6月15日
- 2026年6月7日
- 2026年5月30日
うまれたての星大島真寿美1969年から1973年までのマーガレットや別マでの編集部での物語。男女での、そして同じ女性のなかでの雇用形態での様々な身分格差やモヤモヤなどがテーマ。 これは古い時代の話だが、今でも派遣や正社員が同じ職場にいて、同じようなモヤモヤや越えられない天井がある。 悪気なく、下の立場とみなす人たちへの「あの人には無理だから」という思いこみ。それをする人を知っている。そうならないようにしてきたつもりだ。 でも、じゃあ、自分はどうだろうか?誰かを低く侮って見積もっていないだろうか?無意識のうちに人を軽く扱っていないだろうか? 時分の影を後ろからそっと踏まれたような、気持ちになった。 - 2026年5月25日
クローズドサスペンスヘブン五条紀夫孤島で起きた連続殺人。殺された天国の住人達が少しずつ真相に気付いていくという、斬新な展開としっかりしたロジック。8割くらいは割と早めに解けるけれども、どちらかというとしっかりひとつひとつトリックを解いていく過程が笑いもありワクワクした。 そして最後に起きた展開は意外なものやしんみりとして、とても読後感のいい話だった。 - 2026年5月22日
すぐ死ぬんだから内館牧子最初はあまり好きではなかった主人公をここまで愛しいと思うのは、誰よりもこの主人公が悩み考えているからで、それはおそらく内館牧子さん自身が、もし自分がこの人のような人生を送ってきたならという思考実験に近く、悩み考えもがいていたからなのでは、と思った。 人の生き様、自分の人生の美学について再考させられるとても素晴らしい小説でした - 2026年5月17日
一冊でわかるイラン史関眞興再勉強のために読んだけれど、改めて長く世界史の中心だったことを感じる。 中東全体にいえることだけれど、近代史においてこうもヨーロッパに好き勝手されたのが、なぜだろうと考えさせられる - 2026年4月26日
- 2026年4月25日
- 2026年4月22日
- 2026年4月16日
- 2026年4月4日
だから夜は明るい君嶋彼方読み終わった恋愛はスタートより継続が大事で、それは努力と相手に対する尊敬でできている。そんなことを再度思い直した短編集だった。 自分だけがうまくいかないとか、ほかの人はどうして器用なんだろうとか、思うこともあるけれど、みんななにかを抱えているし、ほかの人を羨むことも、妬ましく思うこともある。 - 2026年3月29日
デクリネゾン金原ひとみ - 2026年3月22日
追憶の鑑定人岩井圭也読み終わった - 2026年3月18日
真珠配列岩井圭也読み終わったありえそうな近未来を舞台にした話だった。 現在の社会問題のさきにある起き得る未来という装置のなかで、科学的にも破綻の少なく、渦を巻くような重厚な作りで止まらず読んだ。 最高に面白かった。 - 2026年3月14日
集団浅慮古賀史健読み終わった事件の経緯がわかりやすく、面白かった。誰かに肩入れしたり、敵意を持つのではなく、客観性ある視点である点がとてもよかった。 ここ10年程度で様々な常識が変わって行くなかで、ことに年代の異なるひとと接する時に、互いの持つ常識を理解し、尊重することの重要性を改めて考えさせられるものだつた。 こうした話題のさいに多くの筆者がさけたがる自己開示をしている点も興味深かった - 2026年3月11日
駐車場のねこ嶋津輝読み終わった中身のとても濃い短編だった。日常的であり、愛があり、でもホラー的でもある。登場人物たちは普通のひとたちであり、それがゆえに誰もがひとりとして同じではないその人なりのホラー的ななにかを腹の中にありつつ、日常を送る。一つ一つの話の細部に宿るリアリティが面白かった - 2026年3月6日
- 2026年3月6日
レモンと殺人鬼くわがきあゆ読み終わったレモンと殺人鬼。 面白いとの評判で読んだけど、前半でいくつかの可能性のあたりがつくうえに、サイコパス多すぎるだけで、びっくりさせるためにストーリーが組まれ、それに合わせるためだけにサイコパスが配置され、話が収束するという、一番白ける展開だった。 途中まではワクワクしたので、後半のリアリティのなさにがっかり。
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