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saera
@saera
  • 2026年7月3日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
    映画見てから読み始め。上巻終了。 オデッセイもそうだけれど、設定が本当に緻密で面白い。アストロファージの研究、ロッキーとの出会いからのお互いへの理解の深め方は、自然科学の人間ならやりそうな考察、トライアンドエラーですごく引き込まれる。 作者が頭のいい人なだけでなく、ウィットに富んだ優しい人柄なんだと思えるとても人間味のある空気に包まれているのが、なにより最高にいい。
  • 2026年6月20日
    未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)
    題名通りシェイクスピアの悲劇になぞらえた物語で、話の構成の重厚さ、香港、澳門などの都市の空気感、息づかいが、そこにいるような臨場感を味あわせてくれた。内容の切迫感。裏切られたりなどなど。 残念だったのはマクベス夫人に魅力が足りないこと、かな。マクベス夫人はある意味マクベスよりも話の中心だと思っているので。
  • 2026年6月15日
    セルフスターター 自分で自分を動かすスキル
    高卒で自衛隊にはいり、そこから努力して工兵のスペシャリストとしてアメリカ留学なども経験した、という経歴が気になり読みました。 自分の立場でいかに、なにを、どう考えるか、そういった思考をわかりやすく言語化されていて、また特異な経歴に根ざした思考を一般化する内容が面白かった。 人にオススメしたくなる本でした。
  • 2026年6月7日
    感性の起源: ヒトはなぜ苦いものが好きになったか (中公新書 1772)
    感性について科学的なアプローチで解説されていて、面白かった。 アメーバにも好き嫌いはあるし、毒を忌避して栄養源を好む。 でも大脳新皮質を肥大させた人間はより複雑に苦い=危ないのなかにも薬理効果による好きをみつけていたりする。 感性、という言葉の解像度があがる。
  • 2026年5月30日
    うまれたての星
    うまれたての星
    1969年から1973年までのマーガレットや別マでの編集部での物語。男女での、そして同じ女性のなかでの雇用形態での様々な身分格差やモヤモヤなどがテーマ。 これは古い時代の話だが、今でも派遣や正社員が同じ職場にいて、同じようなモヤモヤや越えられない天井がある。 悪気なく、下の立場とみなす人たちへの「あの人には無理だから」という思いこみ。それをする人を知っている。そうならないようにしてきたつもりだ。 でも、じゃあ、自分はどうだろうか?誰かを低く侮って見積もっていないだろうか?無意識のうちに人を軽く扱っていないだろうか? 時分の影を後ろからそっと踏まれたような、気持ちになった。
  • 2026年5月25日
    クローズドサスペンスヘブン
    孤島で起きた連続殺人。殺された天国の住人達が少しずつ真相に気付いていくという、斬新な展開としっかりしたロジック。8割くらいは割と早めに解けるけれども、どちらかというとしっかりひとつひとつトリックを解いていく過程が笑いもありワクワクした。 そして最後に起きた展開は意外なものやしんみりとして、とても読後感のいい話だった。
  • 2026年5月22日
    すぐ死ぬんだから
    最初はあまり好きではなかった主人公をここまで愛しいと思うのは、誰よりもこの主人公が悩み考えているからで、それはおそらく内館牧子さん自身が、もし自分がこの人のような人生を送ってきたならという思考実験に近く、悩み考えもがいていたからなのでは、と思った。 人の生き様、自分の人生の美学について再考させられるとても素晴らしい小説でした
  • 2026年5月17日
    一冊でわかるイラン史
    再勉強のために読んだけれど、改めて長く世界史の中心だったことを感じる。 中東全体にいえることだけれど、近代史においてこうもヨーロッパに好き勝手されたのが、なぜだろうと考えさせられる
  • 2026年4月26日
    残酷な王と悲しみの王妃
    昔、ある程度理解してたヨーロッパ王族の話の再履修。この手の話に欠かせないハプスブルク家。絵との関連も含めて解説されていて、面白かった。
  • 2026年4月25日
    おまえレベルの話はしてない
    将棋の世界の過酷さ、マウンティング、妬み、そねみ。そしてそれらにむしろ隠してしまいたいけど常にある友人への称賛。 人間の様々な角度があっていい小説だった。 ダークゾーンという将棋関連の小説を読み返したく鳴った
  • 2026年4月22日
    イスラエルについて知っておきたい30のこと
    ほかの方のオススメが気になって読んだ。 世界史は知っている方だが、それでもはじめて知ることが多くて勉強になった。 南アフリカといい、イスラエルといい、どちらも同じ民族が関わり、容赦のない差別があるのはなぜだろう。南アフリカ、イスラエル、ベルギー、ニューヨークがダイヤモンドの価値に関与しているのもとても有名な話だ。 そうしたひとつひとつのことをまずは知るべきだ、改めてそう思う、残念ながら胸糞の悪くなる世界の真実の一側面について書かれた本だった。
  • 2026年4月16日
    世界はラテン語でできている
    語源好きにはたまらない内容だった。雨合羽とキャップとカプチーノが同語源というのには、さすがに声がでた。
  • 2026年4月4日
    だから夜は明るい
    恋愛はスタートより継続が大事で、それは努力と相手に対する尊敬でできている。そんなことを再度思い直した短編集だった。 自分だけがうまくいかないとか、ほかの人はどうして器用なんだろうとか、思うこともあるけれど、みんななにかを抱えているし、ほかの人を羨むことも、妬ましく思うこともある。
  • 2026年3月29日
    デクリネゾン
    デクリネゾン
  • 2026年3月22日
    追憶の鑑定人
    追憶の鑑定人
  • 2026年3月18日
    真珠配列
    真珠配列
    ありえそうな近未来を舞台にした話だった。 現在の社会問題のさきにある起き得る未来という装置のなかで、科学的にも破綻の少なく、渦を巻くような重厚な作りで止まらず読んだ。 最高に面白かった。
  • 2026年3月14日
    集団浅慮
    集団浅慮
    事件の経緯がわかりやすく、面白かった。誰かに肩入れしたり、敵意を持つのではなく、客観性ある視点である点がとてもよかった。 ここ10年程度で様々な常識が変わって行くなかで、ことに年代の異なるひとと接する時に、互いの持つ常識を理解し、尊重することの重要性を改めて考えさせられるものだつた。 こうした話題のさいに多くの筆者がさけたがる自己開示をしている点も興味深かった
  • 2026年3月11日
    駐車場のねこ
    中身のとても濃い短編だった。日常的であり、愛があり、でもホラー的でもある。登場人物たちは普通のひとたちであり、それがゆえに誰もがひとりとして同じではないその人なりのホラー的ななにかを腹の中にありつつ、日常を送る。一つ一つの話の細部に宿るリアリティが面白かった
  • 2026年3月6日
    三毒狩り(上)
    下巻もあわせて読んだけれども、最初微妙にエンタメ要素あっただけに、話の焦点がブレている印象。
  • 2026年3月6日
    レモンと殺人鬼
    レモンと殺人鬼
    レモンと殺人鬼。 面白いとの評判で読んだけど、前半でいくつかの可能性のあたりがつくうえに、サイコパス多すぎるだけで、びっくりさせるためにストーリーが組まれ、それに合わせるためだけにサイコパスが配置され、話が収束するという、一番白ける展開だった。 途中まではワクワクしたので、後半のリアリティのなさにがっかり。
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