ミーツ・ザ・ワールド

31件の記録
- 焚火@Takigi1272025年3月7日読み終わったユカリのようでいてライのようである人もそのまた逆の人もたぶん沢山いて、そういう一人一人が概念として煙としてこの世界に漂ってるんだよと思うだけで身も世もなく泣き出してしまう。泣きたくなるじゃなくて泣き出してしまう。いや悲しみだけじゃなくてそこには喜びも嬉しさも確かにあるんだけど。煙になった誰かと同じ世界で息ができなかった事実を受け止める時、私にとってそれはとても痛みを伴う行為だ。ずっとそうなのだとこの小説を読んで確信した。 そんな物語の入り口を焼き肉の擬人化ジャンルが好きなBLオタクと死にたがりのキャバ嬢ってキャッチーにした腕力にビビる。こんな出口だと思わないじゃん。 誰かが誰かを死なないでくれと願う気持ちをとても眩しく思う。
- つのとしっぽ@horn_and_tail2025年3月6日かつて読んだ死にたいキャバ嬢と腐女子の物語。まるで対極のようなふたりはそれぞれに“生きにくさ”を抱えている。ふたりを取り巻く新宿歌舞伎町でサバイブする住民たちのしたたかさに元気がもらえる。