おまえレベルの話はしてない
59件の記録
ぶらん@noblanc2026年1月4日読み終わったy将棋の知識はないもので、序盤は冗長に思えたました それでも折々差し挟まれる感情表現に惹かれて読み進めました 終盤、ああ全てはここに収束するためにあったんだ と、腑に落ちるすばらしい読了感の読書体験でした 芦沢央さんのタイトルセンスとても好きです

あかげ@nem_k1102025年12月26日読み終わった芝、物覚えの良さと要領の良さでプロ棋士まで辿り着けたが、AIが導き出す膨大な手を網羅することはできず、『自分には将棋しかない」という絶対的な情熱もない。それゆえに進むことも戻ることもできずにがんじがらめになってしまっている人間という印象を受けた。(アルバイトの話からして、大島のように諦める道に行っていれば恐らく上手くやれていただろうと思う。今後の人生でブレイクスルーがあって欲しい...) 読了して頭に戻った時に目にした最初の一文『並んだ十七分を捨てられず、九分かけて手に入れた日陰から鳩を見ている。』に、あぁ...という気持ちになった。すごく面白かったです!

橘海月@amaretto3192025年11月17日読み終わった棋士で負けが続き低迷している芝と、奨励会を退会し弁護士となった大島。二人の同期には、タイトル戦も狙えるほど活躍している謙吾がいて…。棋士になるまでの苦悩と、なってからの苦悩。テレビで紹介される華やかさとは対極の、棋士になる棋士であることの難しさがある。 全編を通して芝の苦悩が、大島の葛藤が痛々しい。 “みにくい自分は知りたくない、やさしい人間でいたい、だけど将棋にかかわる限り、僕はいやな気持ちにのみこまれつづける” 私も含め世の中の大半の人は、将棋のことのみを考え続けたりしない。閉ざされた世界とそこからはみ出す怖さがリアルに迫ってきた。
松田茉莉@cotomato2025年10月12日買った読み終わった将棋の奨励会の話とタイトルに読まずにいられない、と買って一気読みしたけど、あれ、この喫茶店のバイトのシーン読んだことあるな、と既視感覚えたらスピンで掲載されてたときに読んでたんだった。なんか、ヒリヒリするのにもがいている、足掻いている。勝負の世界は容赦なく実力を炙り出す。自分の現在位置を把握しながら将棋棋士を続ける芝と、奨励会を退会して弁護士をする大島。ふたりの友情は兵どもが夢の跡といった感じでどこかやるせない。

nami 𓐃✈︎@____73r2025年10月11日読み終わったスピンで連載中、瞬きするのも惜しいほど読み耽った作品。単行本にあたり、主人公芝くんの友人大島くんパートも収録されると知り、とても浮き足立って読んだ。もともと、押さない頃少年ジャンプのヒカルの碁が好きで好きでたまらなく、囲碁や将棋といったジャンルの物語にはとても弱い。あぁ、面白かった。




asama2580@asama25802025年10月9日読み終わった自分が野球を辞める前後の時と重なる部分があって苦しいような、共感できるような不思議な読後感。 あの時と同じ思いは二度としたくない。 p10 勝つと対局が増え、負けると強制的に自由時間が与えられる。 数分ここから読み進められなかった。 自由な時間ってほんとに自分が欲しかったなにかなのか。 ちゃうやろ いきなりぶん殴られた気分。 p102 謙吾はいいやつだし可愛いやつ。 芝の嫌いに慣れないってのはわかる だけど実際に同年代として存在してたら絶対に芝と同じ気持ちになってたと思う。

紙村@kamimura_2025年9月27日読み終わったおまえレベルの話はしてない、観る将なので楽しみにしていたのだが、全然違う方向からぶん殴られ致命傷を負い、その致命傷を抉られながら読み進める感じで、非常に良い読書体験でしたね……後半は攻撃の手が緩むのでシンプルエンタメとして楽しめたが、前半は「自分を責めて生きてる創作者」を殺す文章がいっぱいで全員一緒に死のうぜの気持ちになりました(同業者で読んだ人の感想ください)




あんこちゃん@anko2025年9月25日買った読み終わった読み終わって頭ぼーっとしている。棋士になった者、諦めた者、自分はどちらの当事者でもないのにあまりに描き方がリアルで、感情移入という言葉で足りないくらい。 ちょっと普通の小説じゃ届かない部分にぶつかった感じ。








yt@yt2025年9月23日読み終わった2人の棋士、それぞれの章。 「大学にもいかず、彼女もつくらず、将棋だけにかけて生きてきて、二十六歳で放り出される」(p18) つらくて悲しくて、まわりからは変質者にしか見えないのが青春だ。 「逃してはいけないと自分で決めたものを逃してしまうことに慣れたのはいつからだろう」(p65) 「届かないものに手をのばすためになにをどこまで捨てたのか」(p92) あきらめることを、あきらめたことを、自分でどう折り合いをつけるのか。 「こんなことばじゃ引きとめられない」(p45) 自分でも解決していないくせに、ことばにしたら人を助けるかもしれない。 松本大洋「ピンポン」とはまた違った観点で努力と才能を描き、とても面白かった。














































