

どら猫さとっち
@satocchi_428
かなり幅広い読書。三度の飯より読書。乱読の積ん読。太宰治、坂口安吾、ドストエフスキー、スタンダール、トーマス・マン、トルーマン・カポーティ、遠藤周作などなど。
- 2026年8月2日
入門 現代政治学松林哲也読み終わった政治ってそもそも何なのか?何の誰のものものか。政治に関心持つことを意識高いとか言うし、特に与党の言動に疑問や批判を呈すると、政治的だと後ろ指を刺される。でも、政治は私たちのためにあるのだ。本書は政治学入門としても素晴らしい。宇野重規「政治とは何か」と併せて読むと、ぐっと身近なものとして存在するだろう。もっと真面目に政治に接しよう。そんな思考や想いが本書にある。 - 2026年7月30日
どうすればよかったか?藤野知明読み終わった本書が元になったドキュメンタリー映画があったことは知っていたが、観る機会を逸してしまい、書籍化されたのを読むことになった。監督で著者の姉が統合失調症になり、どうすることもできず、南京錠をかけた。家族が思いがけない病気になったとき、どうするのか、どうすればいいのか。タイトルにある「どうすればよかったか?」は、私たちに問いかける。家族、なんて切ない存在なのか。 - 2026年7月28日
エキストリーム・センター山下雄大,酒井隆史読み終わった中道改革連合が発足したときから、気になっていた本書。「中道がファシズムを準備する」という帯の文章は、中道がいかに危ない存在かを、本書で示している。右でも左でもない、極中道という思想、それはいいものだろうか。むしろ左翼寄りの自分には、理解はできても入り込めないところもある。こうした思想は日本にも一般化するだろうけど、それがいつしか帯どおりのファシスト化になったらどうするのか。本書が示す問いにどう向き合うのか。 - 2026年7月23日
- 2026年7月22日
証言・北朝鮮帰国者 祖国に渡った「在日」はどう生きたか「北朝鮮帰国者」の記憶を記録する会読み終わった戦後の日本、「地上の楽園」を求めて、北朝鮮に渡った9万もの人々。そこで見たものは、楽園というには似つかわしくない、過酷なものだった。貧困、差別、生きていく力も削がれるほどの絶望、そして微かな希望。北朝鮮から帰国した人々のなかから、数々の証言を集めた記録。誰も知らなかった、日本と北朝鮮のドラマが、ここにある。 - 2026年7月19日
- 2026年7月14日
リベラリズムはなぜ失敗したのかパトリック・J・デニーン,角敦子読み終わったリベラリズムは実現できなかったからではなく、リベラリズムに忠実だったからである。成功したために失敗した。本書は7年ほど前に刊行されたものだが、むしろ今読んでおくべきだといえるだろう。リベラリズムはアメリカはもとより、日本でも危機的状況下にある。リベラリズムは今の時代、非常に困難である。それでもその根幹は生きている。失敗から何を学んでいくかで、今後の未来が変わるかもしれない。 - 2026年7月11日
不幸になりたがる人たち 増補新版春日武彦読み終わった本書は2000年に文春新書で刊行され、リアルタイムで読んでいた。今年になってちくま文庫で増補新版で再発売され、もう一度読んでみた。虎のかわりに熊に食べられた人妻、愛犬と心中した男、幼児を誘拐するも呆気なく逮捕される女子二人…。何故、人は狂気に魅せられ、不幸な結末に至っても快楽を見出すのか。そのなかに逸脱するものが、人の心の不思議をあぶり出す名著。 - 2026年7月11日
選挙・政治のふしぎセイジドウラク,小迎裕美子読み終わったTBSラジオの番組「セイジドウラク」のパーソナリティのふたりが、政治や選挙の仕組みを超わかりやすくマンガ形式で説明する面白い公民入門書。政治がわからない、選挙はどうやって行うか、国会や内閣はどうなっているのか。興味ある人もない人も、本書を読めば、面白くわかるはずだ。小学生から一般社会人まで、幅広く読めるので、これは全力で薦めたい。ここ数年政治に絶望しているけど、本書があるから本当に心強い。 - 2026年7月8日
夏帆村上春樹買った - 2026年7月6日
限界地方政治 ~民主主義崩壊を読み解く6つの視点~ (扶桑社BOOKS新書)松本創,清義明,畠山理仁,菅野完,選挙ウォッチャーちだい,黒猫ドラネコ読み終わった民主主義崩壊は、地方政治から始まる…。デマと中傷が横行する兵庫県知事問題、前伊東市長の学歴詐称、参政党の地方当選増加、維新の会の独裁政権の内実…。政治とモラルの欠如と劣化、荒らされる選挙、今の日本の政治は、かつてないあり得ない危機に晒されている。6人の論者が読み解き斬る、極悪政治の裏側。本当に崩壊しているのは、いったい誰か。本書を読めば、それがわかるはずだが、同時に恐ろしさも垣間見える。その現実を自覚するも無視するも、実は他ならぬあなた自身でもあるのだ。 - 2026年7月6日
外の世界の話を聞かせて江國香織読み終わった私設図書館である南天文庫。女子高生の陽日、運営しているあやめ。あやめは陽日に、外の世界の話をするようにと言う。話しているうちに、あやめの過去が思い起こす。元公民館の空き地に住む家族、陽日が抱えている悩み。時空を超えて生まれる想い。外の世界から見える風景。江國香織2年ぶりの長篇小説。南天文庫といった私設図書館が気になる。 - 2026年7月4日
検証 治安維持法(1072)荻野富士夫読み終わった昭和の始めとともに施行された治安維持法。国体の変革または私有財産制度を否認を目的地とする結社を処罰することを主旨として成立したはずが、のちに改正を経て、社会運動を封殺。それは一般市民にも及んだ。治安維持法という「法の暴力」、それは何故施行し、社会運動が弾圧されたのか。国内外の事情を取り上げながら、その実態を読み解く戦前史。読むたび、今は100年のうちの20年の最中にいるのではと錯覚してしまう。 - 2026年6月30日
ノスタルジア島本理生読み終わった小説が書けなくなっていた紗文は、あるときひとりの若者・創を紹介される。やがて恋仲になるふたり。創には、加害者の家族がいた。そして紗文には、過去に付き合っていた男が失踪するという痛手がある。孤独な心に寄り添う紗文と創。しかし、彼女たちの行方は思わぬ方向へ…。その先にあるのは、何なのか。いま、孤独な心を抱える人たちに薦めたい、魂が震える恋愛小説。 - 2026年6月28日
絶望の凶弾 安倍元首相銃撃事件 山上被告を追った1294日読売新聞大阪本社取材班読み終わった何故山上徹也被告は、安倍元首相を銃撃せずにはいられなかったのか。この国を震撼させた2022年7月8日。その日以前から事件当日、そして法定を追ったルポルタージュ。家族との確執、統一教会への怒り、進路も就職もうまくいかない現実への絶望。彼の犯行の動機をみれば、自己責任や自業自得と言うのもわかる。しかし、どうにもならない苦しみは、正しく生きることでなくせるだろうか。彼の絶望も焦燥も、この事件の背景にあるものも、これからずっと考えていくだろう。 - 2026年6月27日
プルードン金山準読み終わったアナキズムの祖といわれるピエール=ジョゼフ・プルードン。フランス革命後、彼は王政に支配されない思想・アナキズムを生み出した。その彼の人生と思想を、研究者が読み解く。デモクラシーや私的な所有のなかにある絶対的なものへの批判、連合主義、集合理性、正義の尊厳などを論じ、プルードン独自の思想に光を当てる。アナキズムの祖は、かくあるべきに疑問、そして闘う人でもあった。 - 2026年6月26日
異常に非ず桜木紫乃読み終わった1979年1月に大阪で起きた、三菱銀行人質事件。その実行犯の梅川昭美。その事件を基に描いたものに高橋伴明の「TATTOO[刺青]あり」がある。そして令和の現在、新たに誕生した戦慄と慟哭のクライムノベル。彼は何故犯行せずにいられなかったのか。貧乏への憎しみ、家族の離縁と母の愛情。凶暴なまでに憎悪を研ぎ澄ませた男の黙示録。「ホテルローヤル」「家族じまい」の桜木紫乃が世に送る、新たな代表作。 - 2026年6月21日
エキストリーム・センター山下雄大,酒井隆史読みたい - 2026年6月21日
エキストリーム・センター山下雄大,酒井隆史気になる - 2026年6月21日
兵庫県告発文書問題奥山俊宏読み終わった2024年から日本を騒がせた、兵庫県知事の疑惑を告発した文書をめぐって起きた事柄。告発者潰し、前代未聞の都知事選挙、デマや陰謀論、そして相次ぐ自死…。何故民主政を揺るがし陰惨な事案になったか。ジャーナリストで公益通報に造詣が深く、自ら百条委員会で発言した著者が検証をした、全国民必読の書。この醜悪で陰惨な事案は、もはや全国区に知れ渡り、SNSなどで批判を繰り広げている。発売日まもなく完売、辛うじて探した書店で購入。民主政の死を避けるために、本書は存在する。改めて、許せないという想いがこみ上げる。
読み込み中...

