不幸になりたがる人たち 増補新版
64件の記録
湯浮太郎@bathtub2026年7月27日読み終わった元は新書で発売された。前書きの通り読後感は良くない。増補部分や後書きの後書きで読後感の悪さがアップデートされている印象。 「面倒だから現状のままがいちばん気が楽。不幸なりに、この不幸はもはや馴れ親しんだ不幸であり、未知の状況と新たに向き合うことの精神的負担に比べたらよほどマシ」といった発想は、思った以上に世の倣いと言えそうなのである。
鳩原@biscuit79952026年7月25日読み終わった同著者の『恐怖の正体』がとても面白かったので、その流れで。やっぱりこの人、「グロテスクなもの」への興味関心と収集力がすごい……。 異様な精神状態にあった人たちの異様な行動の事例が次から次に挙げられる。熊の檻に飛び込んで自殺した女性の話とか、父親の遺体を放置し続けた子供たち(全員いい大人)の話とか。 「考えられない」と頭では思うのだけど、実は彼らと私たちの間に明確な境界線のようなものはなく、ただ心という曖昧なグラデーションの違いでしかない。 後味が悪い、というか、じっとりとした厭な気持ちにさせてくれる。本文が書かれたのは随分前らしいけど、いま読んでも面白い。怖いもの見たさで読み進めた一冊。
- たんこ@tankobuww2026年7月20日読み終わったあんまりハマらなかったなぁ〜 出てくる例が特異すぎるヤバさで、なんか他人事に感じちゃった。 序盤の扇風機の羽に指突っ込むとかの身近な話はめっちゃわかる。
驚き、もののけ@odoroki_mononoke2026年7月19日読み終わった後半難しかったけど読み切った。 書いてある精神疾患の例が、自分に類似している箇所が多く、他人事ではないなと思った。 奇怪なで不幸な行動をとっているとしか見えない彼らも、ただこの世界を生き抜くために抗っているだけなのかもしれない。 再読必須!


どら猫さとっち@satocchi_4282026年7月11日読み終わった本書は2000年に文春新書で刊行され、リアルタイムで読んでいた。今年になってちくま文庫で増補新版で再発売され、もう一度読んでみた。虎のかわりに熊に食べられた人妻、愛犬と心中した男、幼児を誘拐するも呆気なく逮捕される女子二人…。何故、人は狂気に魅せられ、不幸な結末に至っても快楽を見出すのか。そのなかに逸脱するものが、人の心の不思議をあぶり出す名著。
ieica@ieica2026年7月8日読んでる@ 電車P82 わたしが精神科医として沢山の人たちと接しているうちに気がついたことがあって、人間にとって精神のアキレス腱は所詮「こだわり・プライド・被害者意識」の三つに過ぎないというまことにシンプルな事実である。





ieica@ieica2026年7月8日読んでる@ 電車P135 言葉と事象とは、互いにマッチポンプとして機能していくのである。だから汚らしい言葉や無神経な言葉、荒んだ言葉や幼稚な言葉が市民権を得て流通し、また若者たちの喋りが早口かつフラットでしかもボキャブラリーが貧弱きわまりないという事実は、とりもなおさずこの世相そのものが殺伐さと愚鈍さとを兼ね備えているということに他ならない。 初出は25年以上前、今現在がますます酷いことになっている、とあっさり認めてしまえるのが悲しい。





鳥澤光@hikari4132026年7月4日読み終わった増補新版とのことでホクホク読む! 読み終えて、文春新書とちくま文庫それぞれの付箋を比べてみたら、色と数は違うけど二箇所は同じところに貼っていた。奇妙なもの、人を扱いながらもその捉えかた、向き合いさたに絶対的な真面目さや真摯さを感じられるから、春日先生の本は安心して読める。書き下ろしの第五章もよかった。
めいびー@yasumu_aruku2026年6月26日読み終わったふー、と息をついてしまうような読後感。 とりあえず読み切ったけど、一度では頭に入りきらない。精神科医も同じ人間なんだなー。 生きづらい人、そうでなくても、日々自分自身も含め、人間の心理や行動に疑問や興味を持っている人におすすめかも。 次は心が軽くなるような、大きく息を吸えるような物語が読みたくなった!
菓子@oishii_okashi2026年6月23日読み終わった著者が言うとおり、確かに読後感がわるい というか、不安になる。 けれど、興味深い。 確かに、不幸を志向する種のようなものが、人間誰しもあるのかもしれない。
めいびー@yasumu_aruku2026年6月21日読み始めたカバー画に惹かれ、タイトルにギクッとし、手にとった。 40ページほど読んだところだが、精神科医目線の人の見え方が面白い。難しい漢字や熟語が3ページに一度は出てきて、調べるかどうか悩みながら読んでいる。調べたいが、そこでスマホを使って読書の流れが止まるのはいやだ、、 電子辞書とかがいいかな、やっぱり紙の辞書かな📖
可燃ゴミ@htt8231900年1月1日読み終わった筆者が精神科医であり、長年の臨床経験を通じて、自虐思考と破滅願望がもたらすものは何か?その狂気についてを考察を、本書では著者自身が体験した事例や実際に日本で起きた事件を引用しながら元に紐解かれている。 といった内容は大変よくわかりましたが…もう少しこう、手心ってもんを頂きたく……という気持ちになる。なんせ、億劫という心性により人間的行為を不可解にしたり人生を不幸にするタイプに心当たりがありすぎるので……。 これだけが本領域の全てというわけではないのが大前提だと理解しつつも、主語の大きさには勝手にハラハラしてしまった。でも考察は大変興味深く、外側に飛び出ないだけで不幸と破滅の感性を我々は内包して生きている生き物なんだろうな、と思う。 調べながら読んだりしてたので、あとでもう一回読み直そうと思う。 「それにしても億劫という心性こそが、人間の行為を不可解にしたり人生を不幸にする大きな要素のひとつなのであろう」 「〜…、『面倒だから現状のままがいちばん気が楽。不幸なりに、この不幸はもはや慣れ親しんだ不幸であり、未知の状況と新たに向き合うことの精神的負担に比べたらよほどマシ』といった発想は、思った以上に世の倣いといえそうなのである。」 ね〜〜〜。





































