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篠井
篠井
@shinoi
読書ブランクあり。月に2桁くらい読みたい。 小説なら割と何でも読むけど好みなのは現代文学。
  • 2026年7月10日
    クスノキの番人
    本当に良かった。タイトルの印象だけで「なんか、ファンタジーっぽいな」と遠ざけていたのが恥ずかしくなる内容だった。 どちらかというとお金や健康への不安が多い身分なので、金銭的余裕がないことからくる諦めに関する描写にはつい共感。インスタントやコンビニの味が母の味になるのがわかってしまうので。 ひとつの家だけではなくたくさんの家を同時並行的に描くことで物語に深みが出ていると感じた。しばらくはこの本を噛み締めつつ、続編もそのうち。
  • 2026年7月8日
    探偵小石は恋しない
    今更ながら読了。買ったのは期間限定カバーのやつで、ネタバレを踏みたくなくて、評価とか検索せずにいた(それでこれだけ置いといちゃうんだから積ん読って怖い)。 一気に読んだのと、3つめが露骨だったので、残念なことに引っかかりきれなかった!でも途中で気がついても楽しめました。とても面白かった。やはり登場人物の中では蓮杖くんが好きだった。
  • 2026年7月7日
    小暮写眞館II: 世界の縁側
    1巻は普通かなと思って読んだんですが、2巻はかなり良かった! 特に良かったのが256頁の『ちょっと今夜は押し入れに籠もって寝ようかなっていう気はするけど。』とその次の一文。末尾の『違うかしら。』は平成の男子としてはかなり女性的な表現ですが、それが却ってこのシーンの女々しい気持ちを表現している気がしてとても良い。次巻は早めに読みたいですね。
  • 2026年7月5日
    謎屋珈琲店 21番目の挑戦
    多忙でしばらくぶりの読書だったけど、心地よく読めた。個人的には作者名と主人公名が一致してたりするのはあまり好みではないんですが、内容は良い。 推理や謎解きの要素で言うとかなりライト。ただちゃんと「接続されてる」のが気持ちよく、さすがにミステリ好きがどういう要素を好むのか熟知してらっしゃるな〜と。 面白かったです。
  • 2026年6月16日
    入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください 2
    多忙だったので、読書習慣の繋ぎとしてこちらを読了。思ったとおりさっくりと短時間で読み終わる。この本は前回同様、組版が非常に疲れにくい。 中身に関しては、コミさんの話が結構おもしろかった。友人としては絶対にほしくないけど、彼なりに苦労していたんだろうなと思わされた。 ちょっと残念なのは毎回語られる怪談の当たり外れかもしれない。本編、つまりタカヒロ周りのことが気になって怪談に集中できないことがあった。それがマイナスに働いて怪談に引き込まれにくいというか。それを置いてもまあ楽しく読めたので良し。 最後の鍵屋さんが好き。
  • 2026年6月12日
    マチネの終わりに
    これは単なる『恋愛小説』ではない、と感じた。 「悲劇について、古典悲劇が運命劇であるのに対して、近代の悲劇は性格劇だと言われるだろう?」(379頁より引用)というのがこの本に於ける恋愛を端的に言い表した言葉なのではないか。実際のところこの本を読むときに重要なのは、蒔野と洋子のラブ・ストーリーだけではなくて、両者の人生における葛藤やしがらみであるし、どこまでも『性格』の話だったのではないかな。
  • 2026年6月10日
    バリ山行
    バリ山行
    作中に描かれているのは故郷なので、序盤の「歩かされている」登山の描写にはかなり覚えがあり、あ〜そうやった、こんなんやわ、と思いながら読んだのだが、バリ山行の描写の恐ろしいこと。 この本の中では、心の動きに伴って、山が「最高」にも「最低」にもなる。人生山あり谷ありとはよくいったもので、ひとつピンチを切り抜けてもすぐ新しいピンチがやってきて、そのたび気分も変わるのがリアル。ラストはまさしく希望を感じられて、よかった。
  • 2026年6月9日
    地雷グリコ (角川書店単行本)
    なんで積読にしてしまっていたのかと読んで後悔。素直に面白かった。たぶんミステリーの気分ではなかったんだろう。でも結果としてこれは、ミステリーというより「論理ゲーム」だ。謎解きじゃなくて読み合いだった。いい具合に緊張感があるのに全体的に平和なので、最後までストレスなく読めた。
  • 2026年6月7日
    小暮写眞館I
    小暮写眞館I
    古本屋さんで見かけたので購入。ストーリーについては2巻を読んでみなければなんとも言えないものの、ライトな文体で読みやすい。
  • 2026年6月7日
    スクラップ・アンド・ビルド
    母親や主人公の祖父に対する厳しい口調にギョッとしたものの、身内に対してはたしかにこんなものかもしれないと思った。つまりとてもリアルな家族を書いている。うちの祖父母も「もうあかん」と言いながらも、生活のいちぶで精力的な面があった。つまりつらいことをつらいと言いたいだけで、それを誰かに受け止めてほしいだけ。安らかな死を望んでいるように見えて、誰もが人生のさいごに本当に望むのは、穏やかな生なのかもしれない。
  • 2026年6月5日
    成瀬は天下を取りにいく
    遅ればせながら読了。「階段は走らない」が好きだなと思って、いやこれは成瀬はそれほど関係ないのでは?と思いながら読み進めていたら、最後の話で成瀬のことが好きになった。ただの変人ではなくて、きちんと、いわゆる「ふつう」の人間味を備えているのがかわいかった。途中まで次作はどうしようか、と思っていたけれど、ちゃんと三作目まで読むことにしよう。
  • 2026年6月5日
    キッチン常夜灯 (角川文庫)
    とてもホッとした。人間関係でささくれ立っていたのもあって、誠実で優しい人間関係を見て癒された。
  • 2026年6月2日
    ののはな通信
    ののはな通信
    あらゆるつらさがこの本にはある。思春期の悩みや、恋の熱で限界まで熱した油に水を差されるような激しさ、家族を筆頭とした人間関係のしがらみ、停滞する日常、だれかとの別れ、ひとのもたらす戦火と、自然災害。つらい本だった。二度は読めないと思う。恥ずかしながら三浦しをんさんの本を読んだのはほとんど初めてだったけれども、この形式で書ききったことに敬意を評したい。
  • 2026年6月1日
    カメオ
    カメオ
    犬を飼っているのでラストには非常に複雑な気分になったが、さまざまな世知辛さの描写には関心するものがあった。結局のところ、狭い空間に括り付けられているよりも、自由に走り回るのがよいと思っている描写なのだということは察していたし、責任を放棄しようとしていることの葛藤も書いているものの、人間のように先々の思考ができるわけでもない犬にすべての責任を押し付けていることに違いはない。それでも読ませる文章だった。バリ山行はこのような気持ちにならず純粋に楽しめるかもしれないから読んでみようかな。
  • 2026年5月31日
    Missing 神隠しの物語
    昔電撃文庫で読んだが、内容が一部異なるというので集めることに。わざわざ見比べなくとも「たしかに、違う」と認識できたことに驚いた。もう20年以上前の記憶なのに……。懐かしい気持ちになったし今読んでも楽しめた。
  • 2026年5月28日
    零零奇談 退魔探偵と心霊物件
    零零奇談 退魔探偵と心霊物件
    表紙の青年に興味を惹かれて購入。ごくごく一般的なライトノベルという感想だが、やはりメインキャラクターが魅力的。基本的に善良で癖も強くないので読みやすい。そのぶん少しだけ印象が薄くなる面もあり。ただこういう、全体的に善良な人が多い話は好きなので、読後感は良し。満足した。
  • 2026年5月26日
    入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください
    直前に読んだのがダクダデイラだったので本当に全く怖さは感じなかった。読後感は「よかったなぁ」のひとこと。本当になにもよくはないんだけれども。 2巻もそのうち買います。
  • 2026年5月23日
    ダクダデイラ
    よかった。やはり自分はこういう、全容を簡単に理解できないホラーが好きなんだと改めて認識した。
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