バリ山行

97件の記録
- モエシャンドン@moex-moex2025年4月20日めちゃくちゃおもしろい。 芥川賞アレルギーの方も読めるはず。 ビジネスマン小説と登山小説がいい感じにミックスされて、それが純文学してる。 数年後でもたぶん思い出すであろう、心に残る本。 登山したくなるし、本当のサバイバルって、戦うってどういうこのなのか、考えさせられる一冊。 自分ってなんだろう、どう生きたらいいんだろう、人に迎合しないってどういうこと、などの迷える人にこそ読んでみてほしい本だなと思います。
- Autoishk@nunc_stans2025年4月13日読み終わったaudible料理中に聴いていたが豆腐ハンバーグの豆腐の脱水をサボったらタネも全然まとまらず、焼き始めてもどんどん水分が出てきてかなりスリリングな読書体験となった。
- 隙間@sukima_2025年4月12日読み終わった@ 自宅登山や建築関係に明るくなく序盤は専門用語を調べながら読み進めた為に進行が悪くかなり苦戦した。 自然の雄大さ自由度の高さ、そして怖さを臨場感たっぷりに楽しめる作品。 仕事や家族、それに付随する人間関係そのものと登山が上手く絡み合い、違和感なくリアルに描かれている。 終始漂う不穏さが後味として作品にマッチしており個人的に好み。妻鹿という人物(興味)に強く惹かれる。
- ゾウのパオパオ@paopao2025年4月10日読んでる「〜 そういう恐怖とか不安感ってさ、自分で作り出してるもんだよ。それが増殖して伝染するんだよ。 〜 でもそれは予測だし、イメージって言うか、不安感の、感でさ、それは本物じゃないんだよ。まぼろしだよ。だからね、だからやるしかないんだよ、実際に」
- ゆりたん@yuritanyogini2025年3月28日読み終わった図書館本バリ島の山にでも登る話かなと勘違いしてました……。登山経験ゼロな自分でも一気に読めたのは一文一文が短くさっぱりしていたからだと思う。読みやすかった、妻鹿さんの幸せを願う。
- ヨシコ@ysk4452025年3月5日読み終わった山に加速的にハマっていく様子に、思い当たる節がありすぎてザワザワした。 私も仕事が立て込み始めると終電でYAMAPを開き、夢中で登山の計画を立て乗り過ごしていたりしていたことがある。 山岳小説だけど低山バリエーションルートだし、お仕事小説でもあり楽しい。
- babu@nantoiukotodeshow2025年2月3日読み終わった余韻…。 言葉にするの難しいな、でもとても良かった。 (殴り書きですが感覚忘れる前に!) 味わい深くて、すっきりした印象の文体。 無駄がない。 街と山、生と死、頭と身体、とか 色々な対比はインパクトがあった。 身体を経て経験する重みには自分自身少しギクッとしてしまうところもあったし、山の過程を描く文章力が圧巻だった。 「本物」と「イメージ」のくだりも、言葉では分かっても体で知ってるのは雲泥の差があるよなぁ〜とぼんやり思った。 あと妻鹿さんの持つ雰囲気が父に似ていて 少し思い出しながら読んだ。 もうちょっと言葉まとめたら更新します #バリ山行 #松永k三蔵 #芥川賞
- ロペス@ropeth03132025年2月1日読み終わったライターをやっていて、芥川賞作品を知らないはマズいなと思って手に取った一冊。 自然物や登山の専門用語が多く出てきて、初めて見る漢字もあり、とても刺激的だった。 舞台である六甲山が近所というのも親近感を覚える。
- はぐらうり@hagurauri-books2024年7月26日読み終わった芥川賞受賞作。山小説はいくつか読んでいるけれど、登山小説は『ホワイトアウト』以外に読んでないかも。かなり久しい。 あまりメタファーとかを考えなくても、考察をしなくてもわかる純文学で、珍しいが心地よい。ルートを外れてしまったんだよね、おそらく。 山登りはしないものの、自分の人生と照らし合わせてしまって、40代サラリーマンて厳しいよね、と身につまされる思いがした。