バリ山行

172件の記録
- にこ@lalecture8232025年10月9日読み終わったジムの次の日、ひどい筋肉痛と一緒に一気に読んだので、もうヘトヘト。 登山道ではない山道を、泥まみれ砂まみれになりながら進む鬼気迫る描写が、満身創痍の身体に響いた。 安全なルートが敷かれてにぎやかな登山道。 対して、1人で崖を登り薮を切り分けて進むバリ山行。 何かを見つけられるのは後者なのだろう。
- あおいとり@aodori3212025年9月27日読み終わった借りてきた面白かった。描写がとても良かった。妻鹿さんとの山行シーンは山の匂い、草木や土の匂いを感じるようだった。後半、妻鹿さんに対する波多の執着のようなものには、放っておいてやれよと苛つきもした。人間だなあ。 「ーそういう恐怖とか不安感ってさ、自分で作り出してるもんだよ。それが増殖して伝染するんだよ。---まぼろしだよ。だからね、だからやるしかないんだよ、実際に」
- ばま@33yen2025年9月21日読み始めた昨日から読み始めた。 てっきり、インドネシアのバリ島の山を登る話かと…思ったら、めちゃくちゃ六甲山のぼってた。 私も去年から少し山登りを始めて、 京都住みなのでまだ愛宕山と大文字山と松尾山くらいしか登ったことないけど、秋になってきたしまた登りたいなぁと思った。
- あさだ@asadadane2025年9月21日読み終わった小説すき@ ジュンク堂書店 三宮店山に登る人、山に魅入られる人に昔から興味がある(自ら登る気は露程も無いけど…) バリとは整備されていない危険な道無き道を往く登山のことで、景観美や登頂がもたらす充足感等とはおそらく異なるものに感じ入って行われている 死と隣り合わせの環境から生じる恐怖、逆にそこから開ける「凪」のような状態、社会に属する者としての孤独や安堵、色んな感情が混じり合っていた 兵庫県民なので、ゆかりのある地名がたくさん出てきて楽しかった!
- とんとろ@tomtom_tomtoro2025年9月18日読み終わったお金もないのに、積読も消化してないのに、山に登りたくなる本、と聞いて思わず。 一気読み。あーやっぱ読書って面白いんだった、と実感。先達がないと、どうしてもバリはできないと思ってしまうけど、いつか私にもできるかな。 一見すると主人公の在り方があまりにも節操がないように見えてしまうが、この節操の無さが自分を照らし出してくるようでちょっと辛かった。
- リチ@richi2025年8月24日読み終わった「バリ山行」読んだ。熱い。久々に読んだ熱い物語だった。知った山々が舞台なので、あの山々にそんな顔があったとは、とも。何かに夢中になること、その対象と溶け合って境目がなくなるような体験を私もしてみたい。
- つばめ@swallow32025年8月13日読み終わった"会社がどうなるとかさ、そういう恐怖とか不安感ってさ、自分で作り出してるもんだよ。それが増殖して伝染するんだよ。…でもそれは予測だし、イメージって言うか、不安感の、感でさ、それは本物じゃないんだよ。まぼろしだよ。"
- みずかり@mm_calling2025年8月13日またいつか芥川賞とってすぐに電子で買ったら、電子書籍に慣れてないために、読みかけであることを忘れたままになってた 半分くらいは読んでしみじみ良いなーと思った記憶あるから紙でぜひリトライしたいんだった
- かずひろ@kazuhiro11022025年8月11日読み終わった何回か山登りしたことがあったので気になって読みました。仕事は重要だけどそればかりでもしんどくなってしまう。でも息抜きで危険なことをしてもどうなんだろう。いろいろバランスをとりながら生活していかないといけないのでしょう。 アカウント名を自分の名前とブランド名をうまく重ねているのは良いなと思ってしまった。自分の名前では出来なかった。
- mayu@yatsu_books2025年8月3日読み終わった@ 自宅文学教室で『孤独』をテーマに、この小説の核にもなっている妻鹿さんという人物像にも触れていた。『孤独』という言葉は、どちらかと言えばメガティブなイメージを持ってしまうけど、『孤独』を楽しめる人って、心持ち豊かな人だなぁって思う。
- mayu@yatsu_books2025年8月1日買った読み始めた明日、文学教室があり、講師のひとり松永K三蔵さんの本を読みはじめた。山登りを楽しむものとしては、タイトルで気になってはいたので良い機会。
- r@teihakutou2025年7月15日気になるバッド入っても腹は減る年森瑛の自炊×料理エッセイが更新された!第10回!ずっと待ってた! これからもどうか健やかで…… 連載「バッド入っても腹は減る」が大好きなので、取り上げられた本をタグでまとめます🏷️
- mamo@reads_mamo2025年7月11日読み終わった会社員として働いていると、会社の方向性やら同僚との関係やらあれやこれや悩まされるけど、こういう自由なおじさんってどこにでもいるよなぁ。と思いつつ。 バリの面白さが躍動感のある筆致で描かれていて、自分の心の中に甦るものがあった。
- もち餃子@nknk81812025年5月30日読み終わったaudible人生との向き合い方とか、折り合いの付け方とか。「バリ」が思ってたバリじゃなかった。自分のバリ山行ってなんだろうなぁ〜。 ・水の甘いにおい
- 麻乃@asano042025年5月29日読み終わった借りてきた読了。 山の中の描写は読んでいてワクワクした。 妻鹿さんはどうしているんだろうな。ミステリアスなキャラだった。 サラリーマンの苦悩はわかるけど、妻側からすると1人で抱え込んで話してくれないって結構せつないし、子育てしてねーだろってすごく思ってしまった。
- モエシャンドン@moex-moex2025年4月20日めちゃくちゃおもしろい。 芥川賞アレルギーの方も読めるはず。 ビジネスマン小説と登山小説がいい感じにミックスされて、それが純文学してる。 数年後でもたぶん思い出すであろう、心に残る本。 登山したくなるし、本当のサバイバルって、戦うってどういうこのなのか、考えさせられる一冊。 自分ってなんだろう、どう生きたらいいんだろう、人に迎合しないってどういうこと、などの迷える人にこそ読んでみてほしい本だなと思います。
- Autoishk@nunc_stans2025年4月13日読み終わったaudible料理中に聴いていたが豆腐ハンバーグの豆腐の脱水をサボったらタネも全然まとまらず、焼き始めてもどんどん水分が出てきてかなりスリリングな読書体験となった。
- 隙間@ssskkm2025年4月12日読み終わった@ 自宅登山や建築関係に明るくなく、序盤は専門用語を調べながら読み進めた為に進行が悪く、かなり苦戦した。 自然の雄大さ自由度の高さ、そして怖さを臨場感たっぷりに楽しめる作品。 仕事や家族、それに付随する人間関係そのものと登山が上手く絡み合い、違和感なくリアルに描かれている。 終始漂う不穏さが後味として作品にマッチしており、個人的に好み。妻鹿という人物に強く興味を惹かれる。
- ゾウのパオパオ@paopao2025年4月10日読んでる「〜 そういう恐怖とか不安感ってさ、自分で作り出してるもんだよ。それが増殖して伝染するんだよ。 〜 でもそれは予測だし、イメージって言うか、不安感の、感でさ、それは本物じゃないんだよ。まぼろしだよ。だからね、だからやるしかないんだよ、実際に」
- ゆりたん@yuritanyogini2025年3月28日読み終わった図書館本バリ島の山にでも登る話かなと勘違いしてました……。登山経験ゼロな自分でも一気に読めたのは一文一文が短くさっぱりしていたからだと思う。読みやすかった、妻鹿さんの幸せを願う。
- ヨシコ@ysk4452025年3月5日読み終わった山に加速的にハマっていく様子に、思い当たる節がありすぎてザワザワした。 私も仕事が立て込み始めると終電でYAMAPを開き、夢中で登山の計画を立て乗り過ごしていたりしていたことがある。 山岳小説だけど低山バリエーションルートだし、お仕事小説でもあり楽しい。
- babu@nantoiukotodeshow2025年2月3日読み終わった余韻…。 言葉にするの難しいな、でもとても良かった。 (殴り書きですが感覚忘れる前に!) 味わい深くて、すっきりした印象の文体。 無駄がない。 街と山、生と死、頭と身体、とか 色々な対比はインパクトがあった。 身体を経て経験する重みには自分自身少しギクッとしてしまうところもあったし、山の過程を描く文章力が圧巻だった。 「本物」と「イメージ」のくだりも、言葉では分かっても体で知ってるのは雲泥の差があるよなぁ〜とぼんやり思った。 あと妻鹿さんの持つ雰囲気が父に似ていて 少し思い出しながら読んだ。 もうちょっと言葉まとめたら更新します #バリ山行 #松永k三蔵 #芥川賞
- ロペス@ropeth03132025年2月1日読み終わったライターをやっていて、芥川賞作品を知らないはマズいなと思って手に取った一冊。 自然物や登山の専門用語が多く出てきて、初めて見る漢字もあり、とても刺激的だった。 舞台である六甲山が近所というのも親近感を覚える。
- はぐらうり@hagurauri-books2024年7月26日読み終わった芥川賞受賞作。山小説はいくつか読んでいるけれど、登山小説は『ホワイトアウト』以外に読んでないかも。かなり久しい。 あまりメタファーとかを考えなくても、考察をしなくてもわかる純文学で、珍しいが心地よい。ルートを外れてしまったんだよね、おそらく。 山登りはしないものの、自分の人生と照らし合わせてしまって、40代サラリーマンて厳しいよね、と身につまされる思いがした。