

さき
@sky_and_night
- 2025年10月11日
- 2025年9月15日阿修羅ガール舞城王太郎読んでる学芸大のサブカル古本屋の叩き売りにて。 学生時代ぶりの再読。饒舌にベラベラ喋り倒す一人称の長文って、あの時の舞城の専売特許みたいな印象があって、垂れ流される自意識がいま読んでも痛心地よい。唐突な特大フォントなどのため、家で読みたい
- 1900年1月1日世界99 下村田沙耶香読み終わったこのピョコルンという生き物を生み出し、犬や馬のような当然さで存在させ続けているのがこの作品の恐ろしい所だと思う。思考を放棄して生まれる差別や幸福、集団心理…。あらゆる物を突きつけてきて、こんな物を書いた人間は正気を保っていられるものなんだろうか…。 とてもすぐには読み返す気になれないけど、時代が移ろう前にもう一度読まねばならないような気はする
- 1900年1月1日世界99 上村田沙耶香読み終わった直視しないようにしている人間の嫌な側面ぜんぶ暴いてくる。呼応、人間ロボットという感覚は時折自覚するけれど常に自分のことをそう認識していたら気が狂いそうで怖い。 女性視点の見解が多くて、多少誇張な気もするけれど、近しい感覚は確かに自分の日々にある。現実に関わったりすれ違ったりする他人についてあれこれ考えてしまう。
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