ゆびさきに魔法

78件の記録
- しずく文庫@shizuku_bunko2025年8月7日読み終わった三浦先生の独特な言葉のリズムに、 いい感じに飲み込まれていった。 ネイリストのお仕事に関する部分がとても詳細に書かれていて、その専門性の高さ、事前調査の細さに、驚かされた。
- ブックスエコーロケーション@books-echolocation2025年7月25日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、7月25日(金)オープンしております。19時まで。ご来店お待ちしております。 三浦しをん『ゆびさきに魔法』文藝春秋 育児中です、おじさんです、俳優です……ネイルのある毎日はいつだって幸せ! クスリと笑えて胸温まる、しをん節炸裂!ザ・王道“お仕事”小説
- お疲れおかん🐹@saya8192025年7月13日読み終わった3ヶ月かけて寝る前にちょこちょこ読み始め、途中読むのを忘れ…ようやく読み終わり。 ネイルサロンを舞台にしたいわゆるお仕事小説。ネイルに馴染みのない方は諸々の手順があまりピンとこなかったかもしれない。特にスカルプについての説明は文章にするのはとても難しく筆者も大変だったのではなかろうか… 私も月に一度ネイルサロンに通っています。爪の形が綺麗で自分の体の中でも好きなパーツなので更に綺麗にしておきたいし、綺麗だと単純にテンションが上がる。仕事をしてても爪は案外視界に入るものだから。この小説に出てくるお客さんと同じような理由です。 毎度思うけれどお客さんと会話をしながらも的確かつ丁寧に施術を行うのは大変。それも前のめりのあの姿勢で!本当に頭が下がります。 そんなネイリストさんたちの世界を垣間見れる小説でした。程よいゆるさがあって読みやすかった。
- 幸せ母さん@shiawase_mama32025年7月9日読み終わった図書館本表紙・裏表紙共に、とっても素敵でした! 私はネイルはしませんが、ネイリストさんのお仕事の奥深さを知りました。 そのお店のお隣にある居酒屋さんに、ぜひ行きたい! そう思うぐらい、美味しいお料理が登場してました。
- C@cres2025年6月18日読み終わった6/18読了 三浦しをんはちょっと前に「エレジーは流れない」を読んでいて、その時も感じたけど、良い感じに肩の力を抜ける。 話だけじゃなくて、言葉の選び方も肩の力が抜けてよかった。米粒にピカチュウを描くとか、トゥルントゥルンの角煮とか。 ネイリストが主人公で、仕事仲間やご近所さん、お客さんとのいろいろが描かれる話。悲しいこと・つらいことがないわけではないけど、それは話の本質ではなくて、身近にあるひとつひとつの小さな幸せを拾い上げれていくような話。この話に描かれているネイルアートのきらめきそのものだと思う。 ストレスの多い現代社会において、こういうの、大事だよなあと思うものが詰まっていました。
- 𝐚𝐢 ⌇読書中毒@book_a_holic2025年6月8日読み終わった心に残る一節「どんなにささやかで平凡に見える日常にも、当然ながら、ひとそれぞれの悩みや苦しみがある。 かれらの爪を、指さきを、うつくしく彩る美は、見かけだおしの抜け殻ではない。 ひとの心を支え励まし、日々の暮らしの潤いと希望になってこそ、本当の美だ。 そういう美を出現させるために、私たちネイリストは存在する」
- あやめ@ayame0814192025年5月19日読み終わった借りてきた読書日記ネイリストさんって巻き爪改善とかも出来るんだとびっくりした。 指先がキラキラしてると気分上がるから私もプロにやってもらってみたい。
- りな@ainnaquartz2025年5月2日読み終わった普段は、文庫本買うのですが装丁がキラキラしていて(ブックカバーのホログラム仕様素敵!)思わず購入。 裏表紙も素敵なんですよ! この本は、男性の人に読んで欲しい!あと、年下の後輩の接し方に悩む女性かしら… 月野と大沢のコンビから接し方について学べそうかなっと🤔
- くんちゃん@soup00552025年4月9日読み終わった借りてきたP9 『心の安定や満足のために美を追求するのは、古来当然のように行われてきたことだ』 逆に言えば、自分自身や身の回りが整っていない(美しくない)状態では心の安定は得られないということ。 『舟を編む』『愛なき世界』に比べると話が平板な感じ、というかなんだか物足りなく感じた。
- 本と旅@meg_rist2025年3月12日読み終わったネイルしたい欲が高まった本。 三浦しをんさんの本は「舟を編む」ぶりに読んだけれど、こんなに表現過多な感じだったかな? それともネイルというデザインやアート性の強い題材だからかな? ジャケ買いだったけれど、セルフネイルに目覚めるきっかけをくれたのでよかった。
- Asamiあさみ@asami2025年3月5日読み終わった読書メモ感想読書日記ネイリストの話。とくに事件はなく日常パートが続き、見つけたマンガアプリが面白いのが多くてそっちに寄り道してしまったので読了に時間がかかってしまった。ネイルしたくなった!
- いずみ@moritaizumi2025年3月4日読み終わった借りてきた2025年3月読了本❤️読みやすいストーリーの中に、世界への希望や、前向きに生きようとする姿勢や、美しいものを愛しむ気持ち、そういうものがたくさん籠められている小説だった。
- タレ@miki_nike2025年1月20日読み終わった@ 珈琲 穂高「楽しく尊重しあいながら仕事をする女性を書いてみたかった」という三浦しをんさんのインタビューを見かけて、読んでみたくなってしまった。 とくに大きなピンチや事件は起こらないけれど、ひたすらまっとうに職人仕事に邁進し続ける登場人物たちの姿が気持ち良い。 ふだん自分で単色ネイルを塗るくらいのわたしも、まんまとネイルサロンへ行ってみたくなったし、「あと一杯」は絶対に近所にあってほしい!
- 宮子@miyako2025年1月6日読み終わった💅お正月休みに読了。ネイリストのお仕事本。 月島美佐の世界は大沢星絵との出会いで徐々に広がってゆく。大沢星絵もまた、月島美佐のことを慕っており———やっぱり私は三浦しをんの紡ぐ人と人とのかかわり描写が好きだなぁと再認識。普段ネイルサロンでネイルをしてもらうのでこのシーンはあの施術のことだなと度々わかるのも面白い。 フィクションだと読み進めていると同著者の『ののはな通信』同様現実世界で起きている事柄が出てきてドキリ。読み終わった後はどうかあの世界の「月と星」や「あと一杯」が末長く続いていきますようにと祈り、いやきっとこの先も続かせていくんだろうなと思った。
- ユメ@yumeticmode2024年12月7日読み終わった感想@ 自宅主人公たちがネイリストという職業の道を邁進するひたむきさに、胸を打たれた。ネイルアートの描写もとても美しく、うっとりする。大沢との出会いによって月島の世界が開かれてゆく様が、しみじみとよかった。人々の生活が星々のようにきらめき、星座のように繋がっていることに感銘を受ける。装丁も素敵。