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みやま
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@suiryusha
  • 2026年2月12日
    2024年の本部町営市場
    市場がなくなったら、文化がなくなるよ 沖縄には生きている市場があちこちにある。嬉しいことだ。生き生きしていてとても楽しい場所。私は沖縄に行く度に市場を眺めに行く。行き交うひとや働いているひとを見に行く。ゆんたくしている人たちを見ると実に豊かな気持ちになる。けれど、私はシャッターを閉めている店が多いと少し市場に入る足が重くなる。 市場を耐震強度の問題から補強工事ないしは建て替えを迫られるケースがある。例えば有名なところだと第一牧志公設市場があった。この時は識者や外部検討者を交えて10年近く論議されていた。この本の題名にもある本部町(美ら海水族館あたり)の市場についてはバサリとそれぞれ移転先を、と促すような文言とも読める言葉が公式な言葉で端的に発表されていた。さらりと、「再整備計画で市場機能を一部維持することも検討する」と。 そのようなことを突然突きつけられた市場の中の人たちの「市場ってさ」とか「お店のお話」いう声を丁寧に拾い上げた言葉の本だった。コスメティックさくらと最後の本部町営市場と18年とおわりにが読んでいて読み応えがあった。 読んだ感想が宙を舞い、私の言葉になっていない気がしてならない。深い話でもっと知っていきたいと思った。Instagramをみたら元気に市場は続いていた。見に行きたいと思います。
  • 2026年2月1日
    奈落の底から見上げた明日
    先日、2026年1月31日(土)に照ノ富士(現 伊勢ヶ濱親方)の断髪式がありました。一ファンとして行ってきた。これは彼が生まれてからの自伝的な本で、普段この手の本はあまり読まない。家に戻って読んでいたら読みながら不覚ながらもじわりと泣けてきちゃった。 素直で聡い1人の男性の話でした。 さまざま困難が転がり落ちてきたときにどう考えて行動するかを彼から話を聞いているように読めた。特に部屋が変わった時のストレスは半端なものではなかっただろう。普段なら部屋異動は起こらない。例外は師匠に何かあった時。 状況を私達の場合に置き換えると、「社長都合で事業を畳むことになりました。あなたには会社を異動してください。仕事内容ややり方はこの指定の別の会社で全て聞いてください。別の会社に行きたい?無理ですね、だめです。」と言い渡される状況を想像してみてほしい。かなり酷だ。 あと、私は照ノ富士は上半身で相撲をとるからなあ…なんてわかったクチで応援していた。読んでいたら、理解に乏しい応援だったなあ、って。病気も相当なものだった。 このモンゴルのことわざを何回も書いていたので、綴っておこうと思う。「口には気を付けなさい」。いいことを言っていればいいことが起こり、悪いことを言っていれば悪いことが起きるという諺。私も前向きな言葉を口にしていこうと思った。 どうかこれからは身体に十分気を付けて師匠を続けて欲しいなあと思いました。応援してます。(もはやファンレターみたいな読書記録になった)
  • 2026年1月27日
    百鬼園戦後日記2
    気付の酒をごぶっと飲みながら走り逃げた。そして家を焼き出されても番町、麹町に舞い戻り住み続けたという話を何かで読んでいた。その理由はどこにあるのだろう。住みよかったのだろうか。「どつか遠くへ逃げていれば焼かれもしなかつたんだろうが、どうもそれが面倒くさくてね。」と滔々と語っていることをあとがきで知った。 人の日記にあれこれと感想らしいことはうまく書けないが、なにかモノの見方を人より少しずらすように傾けて見てみるとひとより悲観的にはならずに済むのかと思った。下記は気づいたことを書く。 〇〇の依頼也、ことわる。 この表現がかなり多い。私もことわる、って答えてみたいものだ。あとはさむしろの本の話が載っていた。さむしろは実は持っているのだが開くとばらばらになるので、袋からながめるばかり。 袋に閉じ込められた本が生きてきた気がする。 あとは万年筆の話も少し載っていた。夏目漱石とは違って万年筆に篤く手を入れていたようだ。ちなちに夏目漱石は冷遇を強いていた。木曜会の中でも流派があるのかなあ。
  • 2026年1月25日
    るきさん(新装版)
    るんっ! るきさんのお友達、えっちゃんみたいなつかずはなれずな友達がいるのも楽しいもんだなあとしみじみしちゃいました。 最近出ているちくま文庫の方ももっていますが(文庫版から初めて知った)、こちらはとにかく色が綺麗で読みやすいです。古本屋で買いました。値段もお手頃で買えて、るきさんのようにるんっ!としました。 みどりの表紙のものが見当たらないので、オレンジ色を選択しました
    るきさん(新装版)
  • 2026年1月22日
    外科室
    外科室
    青空文庫で読んだ。幻想的なよう。 「でも、あなたは、あなたは、私を知りますまい!」 謂うとき晩し、高峰が手にせるメスに片手を添えて、乳の下深く掻き切りぬ。医学士は真蒼になりて戦きつつ、「忘れません」  身分違いの恋。
  • 2026年1月21日
    百鬼園戦後日記1
    昭和20年8月 22日から昭和21年12月31日までほぼ毎日筆を止めず、したためた日記だった。戦後の悲しみというよりかは日々の生活が主として書かれている。 食いしん坊の百閒さんはお酒と肴を探してきてもらうことに余念はなく、日本郵政に勤めていた経験や文筆業もノッてきていたからか付き合いのある方々の差し入れなど肴に事欠かない日常を送っていたようだった。連れ合いのこひさんは麦酒を求めて走り回っていた。大変そうだなあ。 いろんな人が出入りして百閒さんが辟易しているところを想像して、漫画のように頭の中で百閒先生を動かしているとおかしみがあり笑ったところも多かった。日々に無意識でも面白いところを探しているというか。元来の怖がりであったり、結滞が起こったり、歯が抜けたりする。風船画伯こと谷中安規の死についてもさらりと書いてた。 なんか、いいなと思ったのは無為ということばだった。何もせずにぼんやり過ごしていたのかなあ。これは自分もしたい。本日、無為。なんかいい。なんにもしない一日。今の憧れの過ごし方だなあ。 最後になるが、あとがきに風船画伯が寄せていたことについては泣かせる。内容がまた泣ける。彼は結局栄養失調にて餓死をする。画伯の食生活が書かれていたが百閒と真反対の生活であった。
    百鬼園戦後日記1
  • 2026年1月17日
    吉田健一対談集成
  • 2026年1月17日
    不思議なソオダ水
    Amazonのデータが不明だったので、こちらをチェックした
  • 2026年1月15日
    子供より古書が大事と思いたい
    子供より古本が大事と思いたい 鹿島氏にフランスで古書として売買されている本の数々を紹介してもらった本。ユーモラスな筆致だ。海外の古書店は段階があるようで足繁く通ったり、オーダーをする古本屋さんはもっぱら上位の古書店。オークションや探し物、目録(古書店パンフレットと言えば通じるのかな、それぞれ古書店は出している)などをすべからく調べたりすることをとても楽しみにしているように思う。 氏は装丁や挿絵なども詳しいようで、モロッコ革張の本の写真を載せていた。以前読んでInstagramに記録した栃折久美子のモロッコ革の本を思い出していた。こんなに頑丈で素敵な革の本を作るんだなって。 愛書狂もフランスの本だったなーとついでに思いました。生田耕作編で。本狂いの人々の話は読んでいる分には楽しいです。 いろんな本がネットワークのようにあの本とこの本が近しいなと自分の中で構築されていく快感はなんとも言えないくらい楽しい。
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