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紗世
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@uchidasayo
エッセイ集ZINE『家族』
  • 2026年8月21日
    過去の握力 未来の浮力 あしたを生きる手引書
  • 2026年8月19日
    フロイトの灯
    フロイトの灯
  • 2026年8月14日
    新潮2026年7月号
    濱本奏、佐藤亜沙美、山本莉会
  • 2026年8月10日
    星の時
    星の時
  • 2026年8月8日
  • 2026年7月31日
    君と宇宙を歩くために(6)
  • 2026年7月29日
    あなたは空気のように
    あなたは空気のように
  • 2026年7月22日
    すばる 2026年 7月号
  • 2026年7月20日
  • 2026年7月19日
    厄介なオンナ
    厄介なオンナ
  • 2026年7月18日
    日本で女性研究者が増えない理由
    日本で女性研究者が増えない理由
  • 2026年7月17日
    文藝 2026年夏季号 (2026年夏季号)
    小泉綾子『私の獲物が、』面白かった
  • 2026年7月12日
    歩く地図 東京散歩 2027
    歩く地図 東京散歩 2027
  • 2026年7月11日
    Y字路はなぜ生まれるのか?
  • 2026年7月11日
  • 2026年7月11日
    アニータの夫
    アニータの夫
    『アニータ』、『チリ人妻』記憶の片隅にはあるものの、事件のことはほとんど知らない。こんな事件だったんだ、と内幕を知ることができた。  アニータに巨額の横領金を送っていたのは千田という男。彼から記者へのアプローチによりこの本は始まる。彼は『アニータの夫』でしかなく、『千田』という1人の人物像はなかなか見えてこない。服役後にわざわざマスコミに自分の話を聞いてほしいと依頼するなんて、何の目的なのだろう?自己愛が強い。彼は語りたいなら、自ら筆をとれば良かったのにそうはしない。筆者である坂本のある種冷静な目により、本として読める物語になっている。反対にアニータは『アニータ』でしかなく、千田の妻でもなければ(戸籍上はそうだが)、貢がせた悪女でもない。自らの人生を突き進んでいて、気持ちの良い人だという印象。  千田は1997年青森でアニータと出会う。そこからみるみる騙され、結婚し、金を取られ続けられる。金の源泉は青森県のものであったことから世間では非難され、千田の家族は地域から白い目で見られているという。  千田の語る半生を読むと、なんだか違和感ばかりだ。基本的に他責である。好きだった将棋で賭け事をしたばかりに、その場にいられなくなるわけだが、それもどこだか他人事というか反省の色は見えないし、自らの行動の過ちに対する責任がない。アニータと結婚したのも、なんだか周りに流されるばかり。彼の意思が見えない。  よくある典型的なロマンス詐欺、恋愛感情を利用した商売。千田はー、青森の田舎者はー、金で人の心を手に入れることができると信じていた。こんだけお金を渡せば、もっと渡せば、この人は振り向いてくれる。そんな終わりのないゲーム。相手はアニータでなくとも、似た結末だろう。お金が欲しいという連絡しかないのに、そこに自らの価値を感じてしまった。アニータは別にものすごいやり手でもなければ巧妙な手口を使うわけでもない。千田は被害者であるかのように、こんなひどいことをされたと言うがー、そうなんだあ、としか言えない。こんなに貢いだのに振り向いてもらえない、イコール、自分にその価値がないと気付いても良いと思う。もしかしたら今も分かっていないのかもしれない。  この本の最も惜しい点はアニータ側の話が少ない点である。筆者は「妻ならば当然、出所した夫の近況は気になっている」と思い、取材を試みる。この筆者の思考に驚いた。ここに至る230ページを読めばアニータがそんな女ではないと分かりきっていたはずではないか?彼女にとって千田という戸籍上の夫は金づるだろう。千田がどこで何をしていようが何の関心もないだろう。当然アニータは取材依頼に興味を示さず2000〜3000ドルのギャラを要求してきたという。8億を貢がれた女の話を聞けるなら安いものだと私は思った。結局筆者は質問を「どうしても聞きたい3問」に絞り、その返答を得る。この質問は、それ聞く必要ある?というものだったし、アニータが怒るのも当然だろう。  例えば千田はアニータに返金を求めることはできないし、アニータに返金義務はない。日本の裁判所は千田に賠償を求めた。ここにあるべきなのはアニータへの弾劾だったのだろうか。筆者がその3つの質問をして、暗に彼女を責める目的が分からなかった。筆者が明らかにすべきだったのは、アニータの無反省さではなく、何故そこまでパワフルに生きられるのか、何故千田という哀れな男を騙し続けられたかの人間性なのではないだろうか。そこが惜しい。  居酒屋の魚民をうおたみと読めない千田が哀れ。千田と呼ぶな、周りにバレるからと言う千田がかわいそう。もう誰も千田のことなど知らない。もはや青森の人だって怒っていないんじゃないか?それくらい昔のことだ。彼がこれからを生きていくためには、周りのせいにせず、自らの意思で返金を少額でも続けることしかないのではないだろうか。
  • 2026年7月4日
    文學界 2026年 5月号
    「ソリティアおじさんがいた頃」 若い女の子が書いた小説かと思った。リアルで、流れるような日常の歪みが描かれていて、面白かった。急にできた穴みたいな人の喪失の瞬間。
  • 2026年6月28日
    貯蓄が苦手な人こそ読んでほしいお金の第一歩 お金まわりを見直したら人生が変わった
    「私も自分を理解できませんでした。自身をコントロールもできませんでした。未熟で、孤独で、人でなしだと思いました。だけど、仕方がなかった。そして私は、ああこの先一生、親を好きになることはないだろうと、諦めたのです。」
  • 2026年6月27日
    建築を旅する
    建築を旅する
  • 2026年6月20日
    東京水辺散歩〜水の都の地形と時の堆積をめぐる
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