

irauka
@yokka_air
- 2026年10月6日
ロシア文学の食卓沼野恭子読み終わったお腹も空くしロシア文学も読みたくなる一冊。 小説の中に出てくる料理ってどうしてこんなに美味しそうに感じるんだろう。たったの数行、それがたとえ簡潔に書いてあったとしても、聞きなれない名前の料理に抗い難く心が惹かれるのはなぜだろう。ピロシキ、ブリヌィ、プリャーニク、クワス… 最近ロシア文学がブームになりそうで、まだ知らないたくさんの本を思ってわくわくする。 - 2026年10月6日
- 2026年9月29日
会社ではおならをしてはいけません上坂あゆ美読み終わった前作のエッセイよりもギャグ感が増した気がする。最初の話からエンジン全開で肩を震わせた。 上坂さんの家庭環境とはまた違うけれど、家族の話に関する怒りややるせ無さはわたしにも身に覚えのあら感情で、こちらは小さく心が震えた。 やっぱり上坂さん好きだな。どんどん読みたいと思ってしまうから、どんどん本を出してくれたらいいな。 - 2026年9月28日
- 2026年9月27日
続 遠慮深いうたた寝小川洋子読み終わった味わい深い小説を読み終わったかのようなうっとりするような読後感。小川洋子さんの文章も滲み出る唯一無二の感性も好き。しなやかで美しい文章に静かに溺れるように読んだ。 - 2026年9月25日
【定本】災害ユートピアレベッカ・ソルニット,高月園子読み終わった災害時に人々が協力し合って束の間のユートピアが誕生する。それは社会がそうさせているわけではなく、社会が介入できない人々の良心や愛、生への渇望によるものだ。 発見があり、面白かった。けど、今の時期も同じようにユートピアができているんだろうか。過去にはそんなことがあったかもしれないけど、今はどうなんだろうか… - 2026年9月25日
- 2026年9月21日
掃除婦のための手引き書 --ルシア・ベルリン作品集ルシア・ベルリン,岸本佐知子読み終わった彼女の記憶の断片から生まれた物語たちなんだろうな。小さな世界の中に閉じ込めて残しておきたかったのかもしれないと想像する。 「さあ土曜日だ」、「巣に帰る」が特に好き。 - 2026年9月17日
人生のちょっとした煩い (文春文庫)グレイス・ペイリー読み終わった侘しさと温かさが同居してる。ここに出てくる良い人間も悪い人間も愛おしく感じる。 え、なにどういうこと?という疑問を受け流すことに慣れている人なら楽しめると思う。わたしは受け流しがちなので読んでいてとても楽しかった。味わい深い短篇集。 - 2026年9月13日
黒いカーニバル新装版レイ・ブラッドベリ,Ray Bradbury,伊藤典夫読み終わったホラーは苦手だけど怖いもの見たさも手伝って、不気味な話ほどするするとページをめくっていた。あとやっぱりブラッドベリのうっとりするほど文が良い。描写にほれぼれする。 面白かったけど、読むとき緊張するからホラーはやっぱり苦手なまま。 - 2026年9月10日
世界の適切な保存永井玲衣読み終わったあらゆる世界の外側にいるわたしは、どうやったら当事者になれるのか、あるいは当事者のような目線でいられるのか。遠くで起きていることにその物理的距離感から気づかないふりをして、外側から見てる、なんて考えることがそもそも怠慢なのかも。 色々考えさせられるなぁ。 永井玲衣さんとてもとても大好きなんだけれど、それでも詩の引用で書かれていたヒトラーの話はぜんぜん好きじゃなかった。わたしは読んでいて冷や汗が出て心臓がばくばくして不快だった。そんなことをしたのだろうか、だなんて、文学の中であっても言ってはいけないと思った。 - 2026年9月7日
夕暮れに夜明けの歌を奈倉有里読み終わった著者が文学を学びにロシアで暮らしていた当時のことを振り返って書かれているエッセイ。 著者が暮らしていた頃はウクライナとロシアによる戦争はなく、ただその火種になり得るかすかなものはそこかしこにあったということがわかる。 わたしはロシアと聞くとどうしても戦争の二文字が頭に浮かんでしまう。この時勢にロシアに関する本やロシア文学を読むことに、少しだけ後ろめたい気持ちになることもある。それでもわたしも選びたい、分断する言葉ではなくて繋ぐための言葉を。 言葉は光。 当時打ち明けられることがなかった真実は、わたしたちもどこかで予感していて、でもそれは最後までわたしたちに証明されることはなく、著者の中でだけ光ってる。 素晴らしい本に出会った - 2026年9月4日
赤と黒 下スタンダール,桑原武夫,生島遼一読み終わった愛しく憎い我らが主人公ジュリアン。最後の最後でジュリアンのことを嫌いになりそうだったのに、やっぱりわたしはあんたを憎めないよ。それにしてもまさかこんな結末になるなんて、つくづく面白いなぁ。クラシックは不滅だ。 - 2026年8月30日
読書について 他二篇 (岩波文庫)ショウペンハウエル,斎藤忍随読みやすいし面白い。ショーペンハウアーずっと切れ散らかしてんじゃん、と思って読んでたけど「怒りを欠く者は知性を欠く。知性はかならずある種の「鋭さ」を生む」(p.124)とあったので納得。 この時代、というかショーペンハウアーの言う広義の"文学"はもっと高尚とされるべきだったんだろうね。今の世のエンタメとして定着してきた小説を読んだらさぞ怒り狂うんじゃないか。笑 - 2026年8月29日
- 2026年8月23日
SF作家の地球旅行記柞刈湯葉読み終わったタイトルにSF作家って書くくらいなので、SF作家らしい視点で旅の記録がされており面白い。海外旅行も数篇入っていて、旅行記はやっぱり海外の方が好きかもと再確認。 月面旅行に行きたくなったので、わたしも来年あたり予約することにします - 2026年8月22日
コミック・ヘブンへようこそチェ・サンホ,パク・ソリョン,渡辺麻土香読み終わったどの話もラストの掴みどころのなさがゾワゾワして好きだった。普通じゃない社会で、普通に生きるためには…。 ポップな話の中に重いテーマが潜んでいて、それを随所に感じるのけど軽快なテンポで読ませてくるのが憎い。面白かった - 2026年8月21日
- 2026年8月20日
氷 (ちくま文庫 か 67-1)アンナ・カヴァン,Anna Kavan,山田和子読み終わったバラバラのピースがちぐはぐに合わさっているように進んでいって、読みにくいのになぜか魅了されてしまう。読んでいる最中は好きじゃないかもと思っていたのに読後は好きになっている不思議。息を呑むほど素晴らしい言葉や表現が散らばっていて、なんでかわからないけれどわたしにとって忘れられない本になった。魅力がなんだかわからないところが魅力の小説。 - 2026年8月16日
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