あずかりっ子
71件の記録
1129_ymoi@1129_ymoi2026年5月20日読んでる言う必要のないことだと覚えておけばいい。だいたいひとってのは、口を閉じておく完璧な機会を逃して多くのものを失うものなんだ (p.78)


zelkova@zelkova2026年4月19日読み終わった短いのでサラッと読むこともできてしまうけれど、ゆっくりじっくり味わいたくなるし、読み終わってからも余韻が残る作品だった。 こどもらしくいられなかった子を、ちゃんとケアしてこどもらしくいられるようにすることの大切さ。 女の子の視点で書かれていることから考えると、あずけられた自分ということから「あずけられっ子」というタイトルになりそうなところを「あずかりっ子」としているのは、あずかってケアする人の存在を示すためなのかな、なんて思った。

やぎねこ@calicocapricorn2026年4月13日読み終わった弟が産まれるため、叔母夫婦に預けられた少女。 親から満足に愛情をかけられなかった少女が、初めて大切にされ存在を肯定される。 近所の老人の死 叔母夫婦の息子の死 弟の誕生 生と死はありふれていて、もはや心が動かされない。 母の誕生日に自信が持てない。 弟の誕生を心から喜べない。 人々は誕生日を祝い、背が伸びたことへの賞賛の言葉を口にする。本人の意思や能力とは関係のないところで。産まれること、育つことは手放しで肯定されることなのか。 母牛の乳は人間が取り上げるかわりに、仔牛に人工のミルクをあげる。仔牛はそんな人間の勝手に気づくこともなく満足そうにしている。 本当の幸せ、愛情に気がつかず、初めからないものとして現状に満足している。けれど一度気づいてしまったら、元には戻れない。 叔母夫婦から大切にされたことで、実の父母との生活がよりひどく思えてしまう。 そうだとしても、心から自分のことを気に掛けてくれる人がこの世に存在することを思うと、この先どんなことでも乗り越えられるような気がする。何事にも負けない強い心を持てる気がする。 今いる場所だけがすべてではない、と知ることが成長するということなのだ。
ヒナタ@hinata6251412026年3月30日読み終わった映画『決断するとき』を見て原作を読みたくなったのだけど最寄りの本屋には今はなくて同じ著者の本作があったので買って読んでみた。 まったく違う話だけど『決断するとき』と同じように、ひとつの勇気ある決断に至るまで、その過程が繊細に積み重ねられていてとても好みだった。映画も見たい。 最近小説読めてなかったので、読みやすい少女小説だったのも良かったな。赤毛のアンを思い出す感じでもあった。


らこ@rakosuki2026年2月27日読み終わった海外文学『ほんのささやかなこと』がとても良かったので、最近翻訳されたクレア・キーガンの作品を続けて読んでみた。 この『あずかりっ子』も素朴で温かくて、読後しばらく心を持っていかれてしまう、珠玉の物語だった…。クレア・キーガン、なんて素敵な作家さんなんだろう。すっかりファンになってしまった。決して押し付けがましくない形で、読者に良き人間でありたいと思わせるストーリーテリングの才が素晴らしい。 大家族であまりケアされないまま育った内気な少女が、母親の出産のために親戚の夫婦に預けられる。このご夫婦、キンセラおじさんとおばさんが本当に良い方たちで、少女は日々丁寧に暮らすことや愛情を持って人に接することの大切さを肌で感じながら成長していく。ホロっとする場面、切なくなる場面がいくつもある。やはり、人生の痛みを知る人は優しくて強いのだ、と思う。 映画化されているそうなので、映画も近々観てみよう。


r@teihakutou2026年2月25日読み終わった@ 本の読める店fuzkue 下北沢2時間ほどで読了。しかし、何も取りこぼすまいとじっくり味わうように読んだ。多くを語らない静かで上品な文章が染み渡る。含みを持たせたセリフやうまい言い回しも多々あって、文章がうますぎる…とずっと噛み締めてた。







r@teihakutou2026年2月14日気になるクレア・キーガンが気になって調べてたら、映画『コット、はじまりの夏』の原作はこれだったのね。気になってた映画だったので、点と点がつながって俄然読みたい。映画も観たい。


おもち@alpaco2026年1月15日読み終わった借りてきた静謐な文章に内包される豊かで繊細な感情。このような素晴らしい作品に触れると、心から本を読むことが好きで良かったなと思います。胸がいっぱい。





もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年1月9日読み終わった中編で字も大きいので読みはじめたら最後まで一気に読んでしまった。 7歳の少女があずけられた先で今まで生きてきた中で経験したことのないことをあずかってくれている夫婦の家で経験する。 きょうだいが多く忙しい両親からは受けられなかった「ケア」にはじめはとまどっていたけど、次第に馴染んで親しくなっていく様子がよかった。 「ケア」については、親が子に時間を割いて向き合うことなんだなと思った。 意地悪な大人が出てきてヒヤヒヤしたけど、彼女を預かったキンセラ夫妻は善良で愛情深い人たちだったな。 機会があったらこの小説を原作とした映画も観てみたい。









tsukasakitajima@tsukasakitajima2025年11月24日繰り返し読んでいる最初に読んだ時のアレッ?という印象から読み込むごとに味わいが深まっていく感じへ。前作同様に英語版も入手してみたい。訳者の鴻巣友季子さんを信頼出来ないのではなくて翻訳家の凄さを感じるために(といっても中学英語程度の読解力では心もとないが)。

Anna福@reads--2503092025年11月17日読み終わった映画「コット、はじまりの夏」の原作だそう。 簡潔な文体の中に濃密な情感を宿し、主人公が駆けていくラストの疾走感と、宛先を示さない最後の台詞によって、強烈な余韻と高揚を残された。 この短さでこれは。





















































