ライオンのおやつ

128件の記録
- あこ@jt-aw05246-8882025年9月29日読み終わった借りてきた旅に持っていった本。 舞台が瀬戸内。病の事やおやつの事。 命という重いテーマを、ふわっと優しい文章で書かれていて凄く好きな📕を見つけた🙏
- ちろる@chiro_runrun2025年9月5日読み終わった感想心温まる作品。 内容の展開はよめるものの、登場人物の優しさがかかれた作品だった 私の最後のおやつなんだろ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 主人公が死の瀬戸際になり、お父さん、娘さんと出会うところは、主人公は死への怒りも越え、美しく見えた。お父さんの気持ちなどが想像して涙が出そうだった。
- ちーさん。@dokushumi122025年9月1日読み終わった初読み作家さん。 オススメされることが多かったからこれはそろそろ読んだ方がいいのでは、と見えない何かに背中を押されて。 ステージ4の癌になり、ホスピス「ライオンの家」で最期の時を待つ雫。 終始瀬戸内の海のように穏やかで柔らかい時が流れながらも着実に悪くなっていく身体。 そんな痛みを和らげるようにマドンナが与えてくれる優しさと、狩野姉妹の作るご飯の描写がとても良い。フルーツ粥がね、とても美味しそうなの。 タヒチくんとのデートのシーンも。 おやつを通してその人を知って、そのお菓子の先に過去を見る瞳が優しい。 マスターが亡くなった時の失った体温に触れたシーンが、亡き祖父と病室で交わした握手の記憶と重なって涙が出る。 ゆらゆら揺れるように現実と夢の狭間が曖昧になっていくみたいに、ストンと私もいつか最期を迎えられたらきっと幸せなんだろう。
- ちーさん。@dokushumi122025年9月1日読んでる心に残る一節『おやつは、体には必要のないものかもしれませんが、おやつがあることで、人生が豊かになるのは事実です。おやつは、心の栄養、人生へのご褒美だと思っています。』 マドンナがいいキャラすぎる。
- ちーさん。@dokushumi122025年8月31日読んでる心に残る一節『今というこの瞬間に集中していれば、過去のことでくよくよ悩むことも、未来のことに心配を巡らせることもなくなる。私の人生には、「今」しか存在しなくなる。』
- ちーさん。@dokushumi122025年8月28日読んでるマスターの冷たい手に触れた雫のシーンを読んだ時ふと、生前祖父と病院で会った時に手を握られたことを思い出す。 「あったかくて柔らかいなぁ」と微笑んだその顔を見た瞬間とても泣きそうになって必死にこらえた。 今思い出しても泣いてしまいそう。 悲しいのに暖かい思い出がつられて出てきて、止まらない。
- ちーさん。@dokushumi122025年8月23日読み始めた心に残る一節『明日が来ることを当たり前に信じられることは、本当はとても幸せなことなんだなぁ、と。 そのことを知らずに生きていられる人たちは、なんて恵まれているのだろう。幸せというのは、自分が幸せであると気づくこともなく、ちょっとした不平不満をもらしながらも、平凡な毎日を送れることなのかもしれない。』
- おとみ@otomi03082025年7月18日読み終わった人生なるようにしかならない。 だからこそ、一日一日を大切に生きたい。そして、生きることは、誰かの光になること。 美しい島で最期を迎える若い女性、雫ちゃんのお話。 レモン島にあるライオンの家のようなところがで人生の最後を過ごすなら死ぬのもそんなに怖くないかもと思える。 死について考えることは色々あるけど、幸せな最期を迎えるられたのはとても、幸運だと思えた。
- たぬ@mojikaku_tanuki2025年7月17日読み終わった生と死と、生きることと、食べること。生命の活動というものを、これでもかと突きつけられて、私の核を激しくも、優しく、揺さぶってくれたように思います。読みながら何度も泣いてしまったので、もう何がなんだかわかりません。
- ふくだ@fkdaaaaaaaa2025年7月6日読み始めた読み終わった読了。 おすすめされて読み始めたものの、あまり感情移入できなかった。 全体としてあたたかい物語なのは間違いないが、主人公がどうしても好きになれず、、、 一番ホロっときたのは、おやつの時間で『先生』のリクエストが採用されるシーン。 先生の後悔と懺悔と自分の弱さを受け入れる強さへの一歩に胸を打たれた。 また、著者の特徴なのかもしれないが、作中の下ネタは必要だったのか...? 初めは、物語のテーマをより深く理解するために必要な描写なのかと思っていたが、読み終わってみてもよく分からなかった。 生=性は切っても切り離せないものではあるが、あまりにも無理にねじ込みすぎというか、確かに回収はしているのだけど、それにしても軽い。薄っぺらい。この程度のメッセージなら、私は作中の性的な表現は要らないと思う。 それでも、きっとこの物語は誰かにとって救いになるのだろうとも思う。
- gakky@_gakky2025年6月26日読み終わった・ ・ ・ ・ ・ --- ネタバレ注意かも --- ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ わたしも、「ごちそうさま」って死にたいな、と思った。 この世界を味わい尽くすっていう自分の思いと共鳴して、心に残った。 『自分の体で、感じること。』 そのためにこの世に生を受けたんだな、と思う。
- こむぎ🌾@guruteeeeen2025年5月26日読み終わった先週に読み終わった! ライオンの家で最期を迎えるのも憧れる。 地元で過ごすのもいいなぁ。 自分の最期や周りの人たちの最期を想像して、後半はずっと涙がこぼれました。 通勤時に読むことをやめ、お家でゆっくり読了。 わたしの思い出のおやつはなにかなぁ。
- S@YunhO3232025年5月24日読み終わったベスト3に入るくらいには好きなお話。確かに死のお話なのでとても重いとは思う。ただ、職業柄、これからのわたしの人生に役立つ大切なお話。 "思いっきり不幸を吸い込んで、吐く息を感謝に変えれば、あなたの人生はやがて光り輝くことでしょう。" "必死になって夜空を探せば、私を見てくれている星がきっとある。" おまじないがまた増えた。
- 宮子@miyako2025年4月30日読み終わった🍋読了。三十三歳にて余命宣告を受ける雫は、残されたわずかな日々を瀬戸内海の島にあるホスピス「ライオンの家」で過ごすことに決める。穏やかな毎日を送るなか、死ぬことと生きることについて考えていく。 ホスピスが舞台なので当然だが、和やかな環境とはいえ登場人物が次々に亡くなっていく。凹む。勿論私は死んだことがないのでどこまでが本当でどこまでがファンタジーかはわからないけれど、死者が次々に出てくるところが私の死生観と合わず個人的にあまり刺さらないお話だった。自身に死が近付いたときに読んだらまた受け止め方も変わるかも? あと母は出てきたのに実の父の霊体が出てこないのが気になってしまった。育ての父に気を遣ったのかな。 「ライオンの家」ではもう一度食べたいおやつを作っているが、私が最期に食べたいおやつは何だろう。チョコレートが好きだからチョコケーキ、くらいしか思い付かない。特にこれといった思い出が無い……。まぁこれもひとつの人生だろう。多分。
- みくら@mikura7272025年4月6日読み終わった30代半ばで余命宣告を受けた主人公・雫が最期の地に選んだのは、瀬戸内海の小さな島に建つ一軒のホスピス。そこに集うさまざまな人々の死と、彼らを見送る島民たちを描く。 死をただ安らぎと受け入れることなんて到底できなくて、宣告を受けたあと死の恐怖と理不尽に怯え、家の中のぬいぐるみたちに八つ当たりする夜のシーンがとても胸に迫る。 そんな雫のような患者を看取り続けてきたホスピスのオーナー・マドンナの、「死は最上のオーガズムかもしれません」という囁きもいいですね。 死の匂いがどんどん強くなっていく雫に最後まで寄り添い続ける犬の六花、淡い想いを通じ合わせたタヒチくん、そして最後に会うことができた妹・梢。死を避けることはできないけれど、終わり方は自分の意思で変えられる。最後まで変わろうと足掻くことはできる。 わかりきっていたのにラストはやっぱり悲しくて、でも優しくて希望に満ちた人間讃歌に思えました。
- おんぷ♩@onp_bookchan2025年3月14日読み終わった自分が死ぬ前に絶対もう一度読みたい! 今の生活のなにげない幸せを大切にしようと思わせてくれた1冊 景色や情景の書き方が本当に美しくて、瀬戸内海に行ってみたいと心から思った😭
- aico@aico_022025年3月6日買った読み終わったかつて読んだまた読みたい心に残る一節めちゃくちゃ好きで、借りた後バイブルにしたくて買った。 暖かな、温かな所で、次は私のリクエストかしらとドキドキしながら、最期の時間を過ごしたい。
- 猫@mao10122025年3月6日かつて読んだ日常の色々な所に、ささやかな希望は散らばっている。作中に出てくるあたたかなごはんたちに心あたたまり、出会いと別れに少しだけ心がつめたくなる。 その時の感情全て、おいしいごはんと一緒に飲みこんで、少しずつ前に進めますように。 「自分が後悔するとかしないとか、そういう話ではないのよ、きっと。それはもう、お母さんがどうしても避けては通れなかった道というか。そのことから、お母さんは学ばなくてはいけなかったの。それがお母さんの、その時に与えられていた人生の課題だったの」
- n. 𓅯@n-reads2025年1月1日読み終わった@ 自宅読み終わったときに ˹おいしかった 𓂃 ごちそうさまでした!˼ って言いたくなる 心が軽くなって、じわっとあたたかくなる小説だった。 何年かぶりに読んだ小説。