平原のモーセ

24件の記録
mikechatoran@mikechatoran2026年4月17日読み終わった海外文学著者の出身地である遼寧省瀋陽を舞台にした短編集。多くが改革開放による経済成長の陰で、工場閉鎖などからリストラされた労働者とその家族、特に子供達を描いている。暗くノスタルジックな印象を受けるが、書かれる時代が1990年代〜2000年代にかけての頃だと考えるとびっくりする。文化大革命は1966年から、改革開放が始まったのが1978年と、作品の親たちの世代はまさしく激動の時代を生き抜いてきたわけだ。そうしたことがらを短いながらそれぞれの作品に密度高く書き上げる手腕は相当なものだ。「北方は無に帰す」がよかった。






もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年4月14日読み終わった「飛行家」と「北方は無に帰す」を読み終えた。 どちらもそれまでの短編に比べるのほんのり明るい気がした。 それでも過去の亡霊のような文革の経験はそこここに感じられる。 全編を通して著者が経験したことを変奏して小説にしたような感じなのだけど、ひとつとして似たような話はない。 最後の「北方は無に帰す」は短編のミステリーとしてとても秀逸だった。








- nutskey@namafu_bunibuni2026年4月13日読み終わった緑色の鉄道。工場の事務所。炕のある家。夜になったときの真っ暗さ。ストーブで乾かす長靴。寂しいけどあったかさを感じる会話。1章目と3章目が好きです。

もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年4月12日まだ読んでる「グラードを出る」と「光明堂」を読了した。 「平原のモーセ」と同じ街でそれぞれ別の物語が進行しているイメージ。 冬は寒くて雪が降る昔は炭鉱で栄えた街の中の貧しい人たちが集まって住んでいる艶粉街。 大人たちは文化大革命のトラウマを引きずっているように感じた。 その影響で子どもたちが妙に大人っぽいというか子どもらしくないというか、子どもの年齢で子どもらしい経験をできないのは切ないなと思った。 そのような環境なので中学校より上の学校に進む子は少なく、街の外の職業専門学校に行くか街をぶらつく不良になる子が大多数とのことだった。 孤独な子どもが悪い大人に懐いて認知が歪んでいくのは切ない。



もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年4月10日読み始めた双雪濤の短編集。 今日は表題作を読んだ。 映像化した作品を見逃してどうしても気になったので原作を読むために収録されている中国現代文学24を買って読んだので、今回は再読だった。 (翻訳はどちらも大久保洋子さんが手がけている) 細かいところを忘れていてはじめて読んだかのような緊張感が最後まで続いた。 ラストまで一気に読んでしまった。









Sanae@sanaemizushima2025年12月6日買った表紙カバーが帯と一体になっていて、広げると一枚のポスター!デザインが素敵。 小学館から「アジア文学の冒険」シリーズってのがあるのを本屋で知った。これは第二弾らしく、一弾も気になっている!




もぐもぐ羊@sleep_sheep2025年12月6日読みたいあらすじに覚えがあって『中国現代文学24』に収録されていた話だと思い出した。 他に収録される作品も気になる。 中国東北部の文学は独特の空気感があって他の地域と雰囲気が違ってとても好き。





















