格差の“格”ってなんですか?
61件の記録
さくら@saku_kamo_ne2026年2月18日読み終わった<読了> 「懸命にあれやこれやを選んで『主体的』に生きているつもりだろうと、結局生かされている私たち」 この言葉は、ひと昔の自分には腑に落ちなかったと思う。 5年ほど前に、「みんな傲慢さを抱えているんだよ」と、ある人に言われたことがあった。 ドキッとした。見透かされている気がした。 でも、その傲慢の正体がわからなかった。輪郭がぼやけていて、どこか気持ちが悪かったことを思い出す。 あのときの私は、「生かされている」という感覚が腑に落ちていなかったのだと思う。 今になって、ようやく、ほんの少しだけわかった気がする。 ───勅使川原真衣(著)『格差の“格“ってなんですか?』(朝日新聞出版、2025年)

いっちー@icchii3172026年2月16日読み終わった後半、面白かった。14章「本当に困っている人-絶望選手権と化す裏の顔」に、「「限られた原資」という問題設定が案外すでに〈「助け合わない」ことへのもっともらしい理屈〉になってしまっているのではないか?」(p152)とあって痺れた。そうかもしれない。そして「助け合い」の一歩は「かけ合う」ことなのだとも。 15章で、オープンダイアログとは権力勾配に加え、情報格差も排除したうえで行われる手法と書いてあってめっちゃ分かりやすかった。逆に、権力差を放置したまま「忌憚なき」対話を求めるのはかなり危うい、緊張感のある場になる。対話は時間差があってもいい。「対話」に隠れた特権性という話を読んで、ゆる言語学ラジオで紹介されていた「論理的基盤の文化的構造」(だったっけな、うろ覚え)を読もうと思った。日本の企業の文化における「対話」でしかないと思う。 就活についてぶった斬ってる章は前半にもあったけど、16章で「必要な問いは、「誰と誰、誰と何を組み合わせると、スゴい景色を皆で見ることができそうか?」だ。」(p176)とあってなるほど確かにとなった。社員の凹凸に合わせて、求める人材を見極めたいところ。ただ、やっぱりそういうのも含めてオールマイティな人が重宝しちゃう世界線になるのは分かる。 17章、ウェルビーイングをぶった斬ってくれてて気持ちがいい。笑 18章、勅使川原さんの本を2冊読んだインタビュアーが「これから必要なのは赦し、寛容な心だと思うのですが…」は地獄すぎた。その枠から外れよ!!!そのインタビュアーが、本当に分かってくれるよう願う。- 荒砥@mbw_7772026年1月1日読み終わった格差、能力主義、自己責任、対話、タイパ、等々巷に溢れる言説に対して疑義を呈していく。こうした言説は後付けの正当化に使われたり、責任(これも危うい語ではあるが)の所在を個々人に帰してしまう危険性がある。私たちは分かりやすい二元論、結論に陥ることなく、問題が持つ複雑性を、じっくりと向き合って解きほぐしていく必要がある。
おいしいごはん@Palfa0462025年10月30日読み終わった最近よく目にする/耳にする、心地よい響きだったり都合の良い言葉や考えについて懐疑的に検討を加えるみたいな内容の連載をまとめたもの。 取り上げられているトピックはどれも面白いテーマで、それに対する検討も興味深かった。当たり前だが、全ての検討の流れや帰結に賛同したわけではない。だからこそ、この本を読んでその内容について様々な人と話すのが良いのだと思った。 個人的にはリスキリングの箇所で、「定義がおかしいとかそういうのもあるが、成果と評価が議論されていない」という指摘が面白かった。










毎分毎秒@maimmais2025年10月8日p.91 「組織開発」の入り口は、組織の個々人がどのような色・形・大きさをしたレゴブロックで、事業の目的・組織が生み出したい価値に対して、どのように組み合わせることで新しい景色を見に行けそうかを、知ることにある。
毎分毎秒@maimmais2025年10月8日p.117 間違っても、相手の口を塞ぐような物言いをしてはいけないし、自ら殻に閉じこもるのもよろしくない。「責任」は、これまでとこれからについて「説明(応答)」することからしか果たせないのだから。
毎分毎秒@maimmais2025年10月8日p.115 「自己責任」はその選抜試験の一つ。前能な限りの「自助努力」をしたのか?”やめたほうがいい、と言われたのに「わがまま」を続けていないか?”などを、見ず知らずの無数の人がつっかかってもよいことになっているかのごとく。
毎分毎秒@maimmais2025年10月8日p.55 私は思う。社会に必要なのは、こういった前提に基づいた自己肯定感を上げることなんかではない。むしろ必要なのは、こういう今ここに在るのに、欠乏や未熟を突き付けられ、無限の努力をしてくださいと、したり顔で言ってしまうことこそを止める ことだ。 つまり、能力次第で、存在の承認がされたり、されなかったりするようなことをあたかも正当化する構図から抜け出さないといけない。
喜多一馬@ktkzm2025年10月1日読み終わった勅使川原さんのウェブ連載をまとめた一冊。 コラムが20並ぶ感じになっているのですが、既刊を全部読んでる人にとってはちょっと物足りないかもしれませんね。コラム形式ではなくて長文で論述されている方が読み応えあるんやなぁと気付きました。 と、一見すると批判的なコメントですが、ドキッとするような文章がところどころで登場して、良かったです。例えば、ウェルビーイング、言うたら嫌われそうなことでも自分の言葉で物申して「たしかに…」と読後感を持たせるところとか、さすがやなぁという感じです。 まだ年内も数冊出るとか……超ハイペース……すごい……。

lily@lily_bookandcoffee2025年4月15日読み終わった@ 待合室私たちが「当たり前」「合理的」と考えていることは、本当にそのとおりなのだろうか。私たちが「課題」と考えることは本当にそれ自体が課題なのだろうか? 著者の言うとおり「自分は公平な競争に勝ってここにいる」と考える人に届けたい

lily@lily_bookandcoffee2025年4月14日まだ読んでる「チームで行うのが仕事なのだから、その職務要件を、個人単位で、それも良し悪しをつける方向で考えないほうがいい。それは一貫した私の主張である。」 「私たちの「美しく生きる」はエッセンシャルワーカーと、ケアによって成り立っている。もちろんあなたが小顔エクササイズを欠かさないことも、チョコレートを我慢していることも知っている。それは立派なことだが、いろいろな頑張りはたしかにあるだろうが、それがあなただけの・私だけの努力ではないという話をしている」


lily@lily_bookandcoffee2025年4月14日読んでる「何かを「問題」だと提起するのなら、それをどう植えつけて達成しようか、と躍起になる前に、何がそれを「問題」にしてしまったのか。そこには個人の能力や資質の問題以前に、構造的な闇がないか。そんなことを思いめぐらすことが当たり前になればと思う。」
yuimurao@yui3x92025年4月5日読み終わったこんな世界を目指してみんなで話し合っていきたい。一方で、自分の中にある微々たる自己責任ゴリラ成分が「でもそれって簡単じゃないよね…」と囁いてくる。簡単じゃないからこそ、著者の言葉を借りて“面倒くさい”営みを大事にしたいなと。 問題を見ないフリできてしまう、もしくはそこに問題があることにさえ気づけないのなら、少なからず「持っている」側だからそうできるんだ、ということは改めて肝に銘じたい


reco@reco2025年3月9日読み終わったリスキリング、ウェルビーイング、タイパなど分かった気になり使っている言葉を、立ち止まってじっくり考える。「自立」は今の自分にとって考えさせられる点が多かった。

kirakira30@kirakira302025年3月6日読み終わった言われてみれば、当たり前のように使っていた「格差」の「格」って?! 多様性、ウェルビーイング、幸せという言葉に対する小さな違和感、感じていました。 いろいろ考えさせられる。 今、とても能力主義が気になる。意識しているけど、それでもかなり内面化されている。言われて、ハッとさせられっぱなし。 躊躇うことを躊躇わない!














































