斜陽
37件の記録
いの@ino_to_iimasu2026年5月26日読み終わった小説昔読んだことがあるような、ないような……とりあえず読むか……という感じで読み進めていったら「いやこれを読んで覚えてないはずがない」っていうくらいパンチラインマシマシな物語だった。「戦闘、開始。」が格好良すぎる。三十歳を超えてから太宰を読むなんて今更過ぎてなんだか恥ずかしいような後ろめたいような気持ちがあったけど、解説の角田光代さんも「三十代半ばに読み返したらのめりこんだ」と書かれていたのでなんだかホッとした。他のもどんどん読むぞ〜!
- こよなく@funyoi2026年5月6日読み終わった現在の価値観、ルール、構造、についていけない直治。きっと今のルールに頑張ればついていけるのもわかってるし、それが無理することになるのもわかってる。だから、いっそのこと、とことん堕ちることで、自分を諦めて楽になりたい、そうやって受け入れられたいの、あーめっちゃわかるなって思った。 流行作家の上原は、どこか突き放して描かれてる感じがあって、太宰が自分自身を冷めた目で見つめてる気がして、この手の孤独感もあるよなって思った。 この諦観と堕落の革命、孤独と寂しさに親しみと共感を覚えて、太宰治にほんのり触れられた気がした。
- 本の王子さま@hoshino_122026年3月20日読み終わった借りてきた人間失格が良かったので読んだことのないこちらにも興味が湧いて借りてきた 直治がとてもとても貴族らしくて良かった 貴族の中でも繊細な貴族で、戦争にも行かされ、「人間は、みな、同じものだ」という言葉のもと生まれも生き方も違うみなに必死で合わせようとして、出来なくて、美しい母と姉だけを誇りに思い貴族として自死を選んだのが それでも秘めていきたい恋を抱いたままなのが貴族らしい夢見がちな感じで 埋めきれない人との溝の間を薬を使っても塞ごうとしてたのも何処かズレてて、言動を下卑させてても拭えない貴族感があって、自死自体は全然良くないけどひとりの人間の生き死にをリアルに感じるようで太宰治の文章力が素晴らしいなと思った それに対して、かず子、強ぉ〜! お母様とのやり取りなんで世間擦れ甚だしいお嬢様感あったのに、気持ちが上原さんに向いた途端特急列車の如きの強さを見せる 性別だけで語るのは無理があるけど、何となく人妻に恋した直治が自死して、その人妻の旦那に恋したかず子が生きていくのちょっと分かる気がする 命を宿す人はやっぱ強いのかも、命って可能性で希望だし 出産までは描かれてないけど、今度こそかず子が我が子を腕に抱けますよう そして直治の為にスガちゃんの腕にも抱かせてあげて欲しい

兎華白 莉犀@togarise2025年6月12日読み終わったささやかで幸せな生活が綻んでいき、弟の帰還、母の死を経て、主人公は許されざる望みを叶えようとする。 主人公も弟も許されざる恋に身を焼かれ、奔走したのだと思うと辛い気持ちになる。
































