本棚で行方不明になっていたが昨日無事に発見することができたので再読中、マッカラーズばかり読んでいる…

書店の方が薦めてくださった小説。 儘ならない分断社会で、他者に馴染めない人々は誰かに理解されたくて、それでも簡単に理解はされなくて、遣る瀬ない孤独を抱えながら生きていく。あるいは、時として生きていけなくなってしまう。身勝手だけれど、いつか彼らに救いがあることを願わずにはいられない。ベートーヴェンの交響曲第3番、明日の通勤時間に聴こう。

『心は孤独な狩人』を３ページ読んで寝落ち。日中に中川正子の『みずのした』を読みはじめる。（検索してもでてこないので写真で載せる）。いい本をたてつづけに読んでしまって目が肥えている。脳も肥えている。明日は甥っ子（中2）古書店巡り。甥っ子は谷崎潤一郎にめっきりハマっており全集を狙っているらしい。あとジェイムズ･ジョイス。おそらくユリシーズがあればわたしと取り合いになることだろう。貯めていたお年玉をすべてつぎこむと意気込んでいるらしく、臨戦体制である。わたしもセンサーばんばんにはって集中したいので、今夜は寝ることにする。