手段からの解放
65件の記録
塚田@tsukada2025年11月14日読み終わった目的と手段について、書かれた本。 薬物が禁止されるべき理由は、それ自体が何かを解消するための「手段」でしかないから。。 薬物に手を出した人々が、何を解消・緩和しようとしてそれを手段にしたのか。気になった。
だるま@daruma_01062025年11月8日読み終わった第一部が論文、第二部が講義になっていて、講義から読むと論文が読みやすかった。 同じ内容を一部と二部で載せているため、本の厚さの半分と思うと難解な文章でも挑戦しやすい。 『暇と退屈の倫理学』が非常に面白かったため、それの続きとも言えるシリーズを読めてよかった。文學界での若林正恭との対談にも通じる内容だった。
kazuki24@kzuki58422025年10月13日読み終わった嗜好品というトピックが議題の対象となり、人のポジティブな気持ちを分解し、それぞれの特徴を当てはめていた。 自身が感じていた、快適、善、良い、圧巻などの感情がそれぞれ細かく見るとどのようなものなのか、言語化されたことが面白い。 タバコが煙たがれる社会において、単純に悪と決めつけるべきなのだろうか、彼らにとって快適となる物を排除することが正しいとは思えなくなる本だった。
本を読む人@ko2025年6月24日読み終わった第一章は論文仕立てなのでなかなか手強い。第二章は東大での講話をまとめたもの。こちらから先に読めばよかったか…。 哲学関係の本、体系的な入門書がないか模索中。 「享受の快」は手段から無関係。目的への抵抗、手段からの解放をもたらす。 純粋に何かを楽しむこと、できなくなっている気がする。目的に囚われているってことか? 子どもの頃はできたのになー。

精神科医ぴー@PARTY_chan2025年5月6日旅先で満足の行く旅行について考えていたわけだけど、ドゥルーズのこれについてもよく考えたい。 「欲求能力は、法則によって決定される時、まさしくそのように決定されることによって満足を感じる」 ドゥルーズ関係の本も積読してる!読むの楽しみ!

精神科医ぴー@PARTY_chan2025年5月6日「快適なものは、新しい知識等々を授けて人間を成長させるのではなくて、単に人間を楽しませるだけだということ」 これが書かれてるのは「判断力批判」らしいけど、カントの「純粋理性批判」、やっぱりいつかチャレンジしたいよな……
精神科医ぴー@PARTY_chan2025年5月6日読み始めたluxuryに不要であるというニュアンスが含まれるってほんと?小5までアメリカにいただけの幼稚な英語しか話せないわたしではあるけど、あんまり頷けない気がするけどな……
シクロ@sicrobei2025年4月12日読み終わった面白く自らに繋がることも多くあるだろうと感じた一方で、まだじゃあ何をどうしようというところまでは思い至っていない。以下箇条書き感想。 それ自体が楽しいということが無い状態が恐ろしい。その恐怖の一つの形として、老後することもなく、ただ時間がある状態っていうのが自分の中にはある。 目的と手段が溢れているのが社会であって、それらが自分が選び取ったものであって、その中において行動そのものを楽しめることは良いのではないか。 パリッコさんみたいなアティチュードが第四象限的なお酒との付き合い方なのでは。 思い出すことが色々ある。 元妻が家を出ていった日の日記から抜粋。"とにかく飲みたかった。だけど、酔うために飲むことは絶対にしたくない。絶対に食べ物と飲み物両方を楽しみきってやる。そういう気持ちだった。" ライブに行った時に、はて、今は踊らされているのだろうか踊っているのだろうかと疑問に思ったとき。曲が始まった瞬間に気づいたら前の方に走って体を動かしていた時。 本を読むことそのものを楽しむこと、何かのために本を読むこと。「本好きなんですね」と聞かれて真っすぐに「はい」と言えない時。 ただ散歩をしていたはずなのに、生活リズムを整えるために散歩をするのが良いですと言われて、何かモヤっとした気持ちが生まれた時。 純粋に味わうこと、音を楽しむこと、そこに差し挟まれる不純さ。 気づいたら〇〇している、時間が経っているような感覚は行為そのものに快適さを見出している状態で、手段からも目的からも解放されている。













































