廊下に植えた林檎の木

廊下に植えた林檎の木
廊下に植えた林檎の木
残雪
近藤直子
鷲巣益美
白水社
2026年4月27日
22件の記録
  • ゆ
    @iiiiiyyyyyu
    2026年6月17日
  • akitarinai
    @akitarinai
    2026年6月13日
  • 1129_ymoi
    1129_ymoi
    @1129_ymoi
    2026年6月13日
    表題作「廊下に植えた林檎の木」は、本のほぼ半分を占め、難解さも複雑さもトップ。 出鱈目でいて、きちんとした明確な繋がりもあったり、突然の場面転換や展開があったり、「さっきそんなこと書いてあったな」「あれがここに繋がるのか!」と、右往左往、二転三転するのが常なので、お勧めできない。 とにかく書かれた文章がいかに奇天烈で奇妙でも、面白ければ構わない。興味を持って読めるという体力と精神力があれば、一度読んでみても良いかもしれない。 --- 「灯りをつけるな、鳩が驚いて逃げてしまう」 息子が注意した。息子のあの猿みたいに長い手が宙をよぎった。彼は拳法のけいこをしながら、蜘蛛がはびこって話にならないとぶつぶついっている。三輪車には人が乗っていた。片足の小男であごに大きなこぶがあり、遠くから咳をする音が聞こえた。一度、あの三輪車が、葡萄棚の下を長い影を落として走っていったことがある。それにしても引っ越しが多すぎる。こんながらくたにどれほどの価値があろう?あんなに苦労して運ぶ価値あるのか?(わたしはどさくさまぎれに急須を投げ捨てさえした)一方、ラクダのことのように本当に大事なことについては、だれも正視しようとしない。わたしは大通りで喉がつぶれるほど声をはりあげたけれど、よく見てみたら、小さな小さなまぼろしがいくつか通り過ぎていっただけだった。ひょっとしたらまぼろしでさえなく、ただの陽射しのいたずらだったかもしれない。遠くの通行人たちは棒杭のように突っ立っていた。家の者はみな、鳩の飼育などというつまらないことにうつつをぬかしている。鳩は夜中に鳴きだし、なんだか魂でも抜かれそうだ。 (p.166)
  • 牛月
    牛月
    @ushi-tsuki23
    2026年6月13日
  • 1129_ymoi
    1129_ymoi
    @1129_ymoi
    2026年6月13日
    何言ってるのかわからなくて良い。 支離滅裂なようで、一応繋がりはあるというか。 ただ、ちょっと汚い。
  • 奇怪で、どこか滑稽な不思議な世界観。クレイアニメみたいな映像で見たくなる。
  • ランタナ
    ランタナ
    @lantana26
    2026年6月11日
  • 手持ちの新書用ブックカバーには絶妙な加減でギリギリ入らない……白水社Uブックスって新書判とサイズが違ったっけか? カバーのデザインが格好いいからいっそ見せびらかしちゃおうかな。
  • C
    @ymym_zzz
    2026年5月30日
    『蒼老たる浮雲』に続いての残雪二冊目。何か掴める予感がした途端にその何かは既に手の先から逃げ去っているような感覚がずっと続く。蜃気楼か。作品についてはっきりとしたことが言えない。読み手としての未熟さにただただ恥じ入るばかり。
  • さら
    @sara77
    2026年5月16日
    残雪さんの本を読むのは三作目なので、そろそろ分かったりして、と期待したがやはりわからなかった!でも、清々しいくらいに分からなくて悔しくもない! 表題作以外の4編はまだ「お話」っぽくて、自分なりの解釈もしたりしてとっつきやすかったです。 訳者の近藤直子さんと残雪さんの対談も、読む手掛かりになって○。
  • きときと
    @_kitokito
    2026年5月15日
    どこかへ行く。行った先で閉じ込められる。でも別にそれでいい。といった感じ。
  • kiyu
    kiyu
    @soudensen
    2026年5月15日
  • ズゴ子
    ズゴ子
    @zugocco
    2026年5月14日
  • ジクロロ
    ジクロロ
    @jirowcrew
    2026年4月28日
    わたしは小さいときから、世間のできあいの観念としての「現実」を否定しようとしてきました。ですから、わたしが書くものは完全にわたし個人に属する創造の営みなのであって、「傷痕文学」や大半の「新潮文学」のように、そうした「現実」から手軽に取材してきたものではありません。 (p.216 残雪との対談) 作品群を読むと、文体だけがひとつの構造となり現れているだけで、意味とか内容が全くない。なのに、その空間には確実に植物や動物、人間が息をして生きているから面白い。 「残雪」って言葉は、自分の知っている「残雪」より、この著者が語源であってもおかしくない、とも思わせる徹底ぶり。それぞれの物語には、どこかしらの溶け残りがある。 溶け残るものは、現実よりも質感に優る言葉。 "「おれにはひとつの目標がある」 彼は長いことわたしを見つめ、久しく胸に秘めておいた重要なことを口にした。わたしは息をひそめてつづきを傾聴しようとしたが、彼は話を切りだしたばかりで、以来二度とつづきを語ることはなかった。たぶん彼がいいたかったのは、おそろしく高尚難解なことだったのだろう。その日、わが家の板壁は、白蟻がぞろぞろ這いまわり、とてもにぎやかだった。わたしたちが床につくやいなや、彼のあの大きなからだは布団から酒え失せ、頭だけ残った。" (p.34 『黄菊の花に寄せる遥かな想い』) 彼が「目標」について想いを馳せようとすると、決まってシロアリがそれを食い尽くす。 "「まったく、俗っぽい!」" 追憶や記憶、いわゆる既成概念が人の口にのぼるたび、彼はそう吐き捨てる。 『黄菊の花に寄せる遥かな想い』 その一貫性のない物語の中に、「一縷」を必死に求めようとする自分を感じる。 そして、そんなときふと「黄菊の花」のにおいが、 不思議とどこからか香ってくる。 それがほんとかどうかは、 実際に本を手にとって読んでみてください。
  • こたか
    こたか
    @kotaka
    2026年4月23日
  • 春の-yoc
    春の-yoc
    @yoc8383-book
    2026年4月12日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved