シュグデン
22件の記録
mikechatoran@mikechatoran2026年7月13日読み終わった海外文学中国・青海省にあるクンブム寺院で一人の若い僧が亡くなる。この事件を機に、捜査のために訪れた内モンゴル自治区の警察官と、亡くなった僧の友人でもある修行僧が出会い、物語は進んでいく。ミステリーと銘打っているが、そう思って読むと肩透かしを食らうかもしれない。ミステリー仕立てであるものの、モンゴル民族の歴史(清・中国のとの関係とか内モンゴル自治区のこととか)やチベット仏教について(13世紀にモンゴル帝国がチベットを支配して以来、モンゴルの仏教はチベット仏教だそうだ)、アイデンティティについてへと話は広がる。知らないことも多かったが、チベット同様、モンゴル系の人々の苦難の歴史に思いを馳せた。ラストのアジャ・ゲゲーンの望郷の念に胸を打たれる。





















