フードエッセイ大好き

読了。軽いスナックのような楽しくて気軽な読書だった。最初のザンビア在住のころの、日本食に飢えすぎて海水浴中にウニを貪る両親の異様な描写とか、象のように穏やかな同僚を象ほど怒らせて怖い生き物はいないと距離を置いてみたりだとか、思ってもみない角度から抉ってくるエッセイだった。続編も買ってるので楽しみ。

ベランダでキャンプチェアに座って。少しだけ読んだ。しみじみと面白い。象のように穏やかな人のことを、ゾウほど怒ったら恐ろしいものはないからと距離を置く千早さんの感性よ。

もりもり読んでいる。食べものエッセイほど罪がなくて楽しいものはない。

読み始めた。小説とはまた違い、おぞましさもおいしさも食への渇望も包み隠さず書いてある感じ。重い小説の合間に読むのがよさそうな軽くて退屈しない読み味。

千早茜は数冊しか読んでいないけれど、描写の艶かしさが好きで、食べ物エッセイもさぞかしおいしそうだろうなあと思って気になってる。エッセイの気分になったら読もう。

晴れの日も雨の日も風の日も雪の日もめでたい日もなんでもない日も一人でも落ち込んでいても明日は来るし胃袋には嘘をつけない かろやかな『歯ざわり』の一冊

先日読んだ『胃が合うふたり』から、千早さんの食エッセイへ。 表現が生々しく鮮やかで、誠実で正直で好き。

千早さんの作品は、「透明な夜の香り」以来。小説とはまた違って、人生を覗かせてもらえる愉しいエッセイ。物語のように展開が加速していくわけじゃないのに、ページを捲るスピードがどんどん加速する。文章の秀逸さ🍰2作目、3作目と続きが出ているのも頷けます。読みたい！

千早さんのツイッターを拝見して、「食べることを愛してるんだな〜」と感じてから、ずっと読みたかった作品。 想像以上に食に対するこだわりとか欲がはっきりしていて、面白かった！ わたしも食に対して、楽しさとかこだわりを持ってみたいと感じた🍴 憧れの文喫で読めたという思い出もふくめ、大好きな作品です！

私が好きな作家さんはどうにも食いしん坊な方が多い。

もくじがだいすき モンバサのウニ 1個目にして衝撃の一作。だいすき 思わず我が子を食らうサトゥルヌス 調べてしまった - ジャイアニズムで奪い取ってしまえばいい - 好きな男性のタイプは「野菜の底値について語り合える人」 - まんなかに鍋やホットプレートをドンと置けるのは、二人以上の人間がいるからだ。 - 食欲から季節が変わっていくことを知る。