黒牢城

37件の記録
- 碧の書架@Vimy2025年8月19日読み終わった今頃ようやく読了。20Pくらいで「絶対面白い(私比)これ」と確信したし、要らない言葉が文字一つとしてないと感じるくらい洗練されている。 こりゃ賞取って当然と思ったら、本作が直木賞を受賞したのはまさかのW受賞の時…え、これと同時受賞?それはもう絶対読まなきゃ、と、次に読む本まで決まってしまいました。 時代小説の中でも台詞が良い。いかにも当時しゃべっていそうな言葉を使いつつも読みやすい。たまにある戦闘シーンも動いている様が想像できるよう。連作なので、毎回謎解きが入っている点もすごい。時代劇ミステリでこんな事できるんだ…。 歴史上どう展開していくか分かっているにも関わらず、その裏でこんな事があったのかとハラハラドキドキさせられる。結末も当然知っているのに、お願いここはどうか!って願ってしまい、史実通りそれが叶って回収されたことに感動するという、見事にハマり込まされる本でした。米澤穂信さん、恐るべし。 蛇足ですが、面白い戦国時代の話を読むと、信長の野望がやりたくなりますねw黒田家は仮想しかないのが残念。両兵衛で頭脳プレイしましたw
- ゆり@book__life2025年7月21日買った米澤先生の作品なので読みました。 日本史の知識はほとんどないので、時代背景を把握しておらず、かなり苦戦しました。 でもすらすら読めるところもあり、面白かったです。
- asn@book1404192025年6月6日読み終わった荒木村重と黒田官兵衛の頭脳戦。でも黒田官兵衛の出番はそれほど多くないような…?村上海賊を読んでたから時代的に同じあたりで知ってる名前が出てきて興奮した…(笑)黒田官兵衛、岡田准一で想像したらちょっと違った笑
- 八谷紬@8ya_tmg2025年3月19日買った読み終わった紹介文庫版読了。直木賞受賞作。 時代小説は難しそう…と敬遠してしまう方、ぜひ文庫版の解説を読んでみてください。 ネタバレなく、この作品の魅力を軽快に語ってくれます。ドイツ公共放送プロデューサーの方が。