石の扉

20件の記録
- りなっこ@rinakko2025年5月8日読み終わったキャリントンの描いた世界や人の姿を思い浮かべて読むと、どの物語もしっくりきて一層魅かれる。表題作中篇と短篇19篇。神秘へ分け入ろうとする思考、救済手段としての魔術や占星術への傾倒、夢の領域での交感…など。 死者の国にいる女性が、石の扉を開けて欲しいと生者の国にいる相手(魂の片割れのような)に呼びかける表題作は、著者自身の再生神話として書かれたそうだが、鮮烈なイメージがめくるめいて感嘆した。 とりわけ好きな短篇は「彼らが丘の斜面を駆けたとき」「鳩よ、飛べ!」「エト・イン・ベリクス・ルナルム・メディアリス」 解説もとても素晴らしい
- gato@wonderword2025年3月11日読みたい『耳ラッパ』大好きなので期待大。目次見ると収録作は妖精文庫の『「美妙な死体」の物語』に近い感じか。バロの『夢魔のレシピ』もどうにかならんすか、国書さん。