夜明けのはざま

34件の記録
- しおり@Kaffee58882025年5月14日読み終わった『ぎょらん』と同じ葬儀社を舞台にした作品。舞台ではあるのだが、今回は「これから生きていく人」側の話だった。 男、女。昨今ではジェンダーレス社会という言葉もよく聞くようになり、男女が平等に過ごせるように改善される動きがある。だが、根強く残っている男女格差も勿論ある。それは、そもそもの人間としての構造的な問題であったりと得意不得意、適材適所、というものもあることも絡んでいる。男だから、こうじゃないといけない、女だからこうだ、という考え方は古いとはいえど、たまに望んでしまうのも仕方ないことなのかもしれない。と、思うのであれば相手からそう思われても仕方ないと飲み込まなければいけない、と思うのだ。自分だけが相手に期待する、望み過ぎるといつか関係性は壊れる。結局、対等に見ていないのだ。この問題は数年ではどうにもならないもので、根気強く意識を変えていくしか方法はないと思う。 もう少し、歳をとってから読み直したい作品だなと思った。まだもうちょっと寝かせておこう。
- みず@mizzz2025年4月20日読み終わった一貫して共通する、葬儀社と『亡くなった方』と『その周りの人』の話 最初の章で語り部だった主人公が最終章で再び語り部となって現れるが その間にあった別の人物達の視点・出来事・結論を経てきた私達には、なぜか、より彼女への理解度が増したような感覚を与える。 一章ごとのテーマとなる問題は違うが、どれも共感できるものばかりだった。 特に『女性の人生における立ち位置』に関しての話が多かったように思う。
- とーど@toutoutoudo2025年3月30日読み終わった夜明けが明けた後が死? 葬儀の仕事のお話だと思ってわくわくして読んだらなんだかズレを感じてしまって、シンプルいちごかと思っていたら生クリーム盛り盛りいちごパフェだった。葬儀の場においてドラマチックな死がピックアップされている構図と死がドラマチックに描かれてしまっているのが苦手なのかもしれない。 葬儀は死を書くためのモチーフなのか?劇的じゃなくても死は訪れるのに。 ドラマとしてみたらめちゃめちゃ面白かった。
- なな@naaaa_3132025年3月20日読み終わった借りてきた@ 自宅大好きな祖父が亡くなり落ち着いた時に読んだことがあるこの本をもう1回読みたいとふと思った。 ぼくたちはあまりにも、明日に任せすぎている。 この文章好きだな。 全員1日24時間という時間は平等なのにやるべきことを後回しにしすぎている。明日があるなんてわからないのに。
- yui@samugari2025年3月12日読み終わった仕事、恋愛、他者との関わり。 死という誰にでも訪れる出来事を通して 自分を見つめて、見つけていく。 登場人物がそれぞれに悩み、出した答えが静かなのに力強く 読み終えた後、心に清々しい風が入ってくるようだった。
- SHINON@rouges_982025年2月12日読み終わった登場する女性たちみんなかっこいい。 仕事への向き合い方も、自分を大切にする恋愛も。 人生を左右するであろう決断を迫られたとき、 自分を信じて意志を貫き通せる人でありたい。