普通の子
33件の記録
にれ@elm_56562025年12月27日読み終わった友人に薦められて読んだ一冊。 あまりにも生々しく、読んでいて何度か中断したくなった。それは自分自身の過去と重なる部分、そしてその過去とはっきり地続きの今を過ごしていることによるものであった。 いじめの加害者、被害者という二項対立だけでなく、保護者そして傍観者それぞれの立場の描き方が本当にリアルだった。 最後のオチにスカッとしつつ、終わりがないのがいじめであるという現実を見せられた気がする。

七@mi_sprout2025年11月29日読み終わった最後のメール。美保の無意識の加害性に気付いていたけれど、救いがなくて落ち込んだ。エリへのメールの送り方が一方的なのは感じていたからドタキャンがわざとだったとはわかっていたけど… ここまで後味が悪い作品だとは思わなかった。自分の子が被害者になるより加害者になる方が辛いな。

七@mi_sprout2025年11月28日読んでる自分の子が小学生になった時、クラスにアケミのような子がいたら、と想像するとぞっとする。 大人はいつも忙しくて、子供の発するSOSに気づけないことも多い。本当に身に沁みる。


七@mi_sprout2025年11月25日読み始めた美保が夫にキレるところ、覚えのありすぎる感情で共感しすぎてしまった。 息子が笑っていて、しばらくは大丈夫なのかなと思ったら次の行で飛び降りたことが淡々と紡がれて衝撃を受けた。急転すぎる…。親として心が締め付けられるような事実に、一気にこの作品にのめり込む。

𝘴𝘩@____livre9232025年11月22日読み終わった借りてきたクラス分けを迎える子どもは、入る箱を選べない動物と同じだ。(p93) 泥まみれの心を自分ひとりで飲みきったつもりだった。(p137) 嫉妬と憎悪と見栄と罪が入り混じる学校は、誰もが嘘つきになる。救えない、なにひとつ救えない。 『普通の子』を産んだはずなのに?育てたはずなのに? 自分の子どもが学校で何かしてしまったとき、防衛反応でもある「どうしてうちの子が?」という言葉が歪さを生んでしまうときもある。彼が隠していたものはそんな単純なものだったのか。

なないろ文庫@nanairo_bookshelf2025年8月19日読み終わった図書館の本@ 図書館(8月読了) 我が子が教室から飛び降りた、と連絡が来たら…想像しただけで身震いしました。 いじめ?! 事故よりも真っ先に考えてしまうこと。 我が子はいじめの被害者なのか? 都会の典型的な核家族が直面した息子の危機。 真相を突き詰めていく中で明らかになる息子の学校での振る舞い。息子は果たして、いじめの被害者なのか?加害者なのか? そもそもそれはいじめだったのか… 子どもの世界だけに存在するルールとか、同調圧力とか、大人には見えない独特のものがある。 自分の子ども時代の記憶を辿ってもそう思うし、子育てしてても、仕事で子ども達と関わっていても、子どもの集団心理って理解し得ないとつくづく思う。 子育てって、教育って、本当に難しい。 ⭐︎心に響いた言葉⭐︎(本文引用) 何ひとつ分からないというのに、自分はもう大人で、こんなに分からないのに、子どもを育てていかなければならないのだと思った。あらゆる親たちが、この、逃げ場のない人生を生きていて、子どもが大切なのは皆同じなのに、どうしてうまくいかないんだろう。




橘海月@amaretto3192025年1月6日読み終わった#ミステリ狭小住宅に住む美保と和弥、その一人息子の晴翔。どこにでもいる「普通」の家族だ。だがある日、小5の晴翔が学校のベランダから飛び降りて…。我が子がいじめに?と不安になる美保の胸に、小学校時代のいじめに関する嫌な記憶が蘇る。気軽に手に取ってしまったが、始業式の前日に読むには辛かった一冊。 この物語には全編通して、様々なタイプのいじめが描かれる。主人公美保の過去や、晴翔の現在もさることながら、息子への態度や他者には誠実そうな夫の和弥ですら、妻への言動にはいじめ的側面が垣間見える。皆自分だけは正義だと、もしくはそう行動しても「仕方ない」と思っている。そこに齟齬がある。 早い段階で、もしかして息子はいじめっこかもと薄々思うのみでなく、母もいじめ側かもしれないとは気づく。だがそこからが真骨頂というか、だからどうしていこうという肝心な部分がずっと曖昧で悩ましいまま話は進む。決してきれいに解決することなく、してたまるかという作者の決意すら感じた。





























