すべての、白いものたちの (河出文庫)

42件の記録
- 中川 愛乃@pinopinopinoppi_2025年4月27日読み終わったすごかった……。言葉にならない。 白って日本だと一般的に「純真」というイメージなんだろうけど、私の中ではずっと冷たくて悲しくて美しい色で、これはまさにそういう作品だった。 リアルに震えた……
- シロップ@sirop2025年4月21日買った読み終わった初ハン・ガン。一章を読みながらピンとこないな〜と思っていたら、二章からよくわからないなりにグッとくるようになって、最後は好き……かもしれない……になった本。静かで、冷たさが遠くにずっとあって、足の爪先がきんと冷えているのに裸足でいるみたいな感じ。
- 隙間@sukima_2025年4月12日読み終わった@ 自宅散文詩のようなフォトエッセイのような抒情詩/小説然。 解説/補足で紐解かれる仕掛けを踏まえて再読すると見方/見え方ががらりと変貌し、より一層面白みが増す。 祈りが宿る静かで美しい文章はどこまでも純白で、わたしを強くしてくれるお守りのよう。
- tsukushi@tsuku_um2025年4月2日読書メモ電車の中で本を開いた。文章を読み始めると一瞬にして自分だけ静けさに包まれたような感覚に陥った。それだけ美しく繊細で白い文章なのかな。本の世界に入れるってこういうことなのかも。
- tsukushi@tsuku_um2025年3月30日読書メモハードカバーではなく文庫版を購入でした。少し前まで新潮文庫を読んでいたけど河出文庫は紙の質感がざらっとしていて違いがあるんだな、と再確認!この質感は結構好き。まだ読み始めだけど本の中身も楽しみ。
- book & wine 方方@houbou_enzan2025年3月11日かつて読んだ散文詩のような美しい本。単行本のつくりがとてもよいし、大枠の作品のなりたちも理解できたけれど、中身はかなり難解に感じた。文庫版の平野啓一郎の解説を読んで、作家という職業でなく、母でもない自分がこれを難解だと感じたことは(すぐに分かった気になれなかったことは)あながち間違いではない、と思えた。