

シロップ
@sirop
- 2025年5月24日清少納言を求めて、フィンランドから京都へミア・カンキマキ,末延弘子借りてきた読み終わった最初は全然バイブスが合わなくてなかなか読み進められなかったんだけど、なぜか途中からす〜っと読めるようになった。わたしは日本に生まれて日本語がわかるけど、清少納言のことはろくに知らなかったので、少しずつ(すごく遠いけど)彼女が浮かんでくる感じがして、それが楽しかった。 わたしにはこんなふうに会いたい人が、求めている人がいるだろうか。いないかもしれない。それが少し寂しく思えた。
- 2025年5月9日マイ・ディア氷室冴子読み終わった買った「リンバロストの乙女」が読みたくなったけど、取り寄せなのでちゃんと手に入るかはわからない。本もじゃんじゃん絶版になってしまうから、ほしい本はできるだけそのときに買っておかなければならないと改めて思うなどした。 実は「秘密の花園」をちゃんと読んだことがないので、これも読みたいな。 「リンバロストの乙女」は結局取り寄せできないって注文キャンセルされちゃった……増版かかるといいな〜!!
- 2025年5月7日イヴリン嬢は七回殺されるスチュアート・タートン,三角和代読み終わった買ったあと2回くらい読まないとちゃんとわからないかもしれないくらい複雑なのでは? ハァ?と思うところがなくはないけど楽しく読んだ。わかった謎もあれば、わからなかった謎もあり、ちょっと時間あけてから再読したいな。
- 2025年5月3日日刊イ・スラ 私たちのあいだの話イ・スラ,原田里美,宮里綾羽読み終わった買った寝る前とかの小さな隙間に読むために買った本。わたしにはイ・スラ氏のように恋愛や性愛に傾ける情熱があまりないので、そういうのがテーマの日は少し遠い国のおとぎ話みたいに楽しんだ。日によってはとてもしっくりくるものもあり、そうでないものもあり、母や父が出てくる話に好きなものが多かった気がする。それから友だちの話。
- 2025年5月1日となりのヨンヒさんチョン・ソヨン,吉川凪読み終わった買った韓国SFだ〜と思ってなんとなく手に取った本。とても好きだった。すばらしくよかった。わたしは作者の望みどおり、この文章たちに慰められた。 第二部が特にわたしにとっては好ましかった。もっとこの世界の人たちを見ていたいと思った。 わかりあえないこと、違うこと、見えないこと。でも同じ世界に生きること。あきらめではなくて、かすかな共感。 ひとつひとつは短いし、落ちたときに手に取ると光ってくれる本になると思う。
- 2025年4月27日君のクイズ小川哲読み終わった買った野田彩子氏(好き)が漫画化してるのを見かけて、そういえば読みたかったんだったと思ってたら文庫化するというので、いそいそ買って読んだ。するっと読んでしまったんだけど、すごくよかった。人間の、結局自分の中にあるものでしか外側の世界を理解できない感じ、好き。 クイズ自体の話もおもしろかったし、肯定の話もよかったな〜。
- 2025年4月25日
- 2025年4月24日海と山のオムレツカルミネ・アバーテ,関口英子読み終わった買った食べ物が書かれている物語が好き。おいしそうなのも、そうでないのも、読むのはとてもたのしい。 この本はものすごくおいしそうな食べ物がこれでもかと出てくる。わたしの食べたことのない、聞いたこともない、でも絶対においしいことだけがわかる食べ物について読んでいると、おなかがすくというよりも満たされた心地がする。 きっとまた読み返すと思う。
- 2025年4月21日すべての、白いものたちの (河出文庫)ハン・ガン,斎藤真理子読み終わった買った初ハン・ガン。一章を読みながらピンとこないな〜と思っていたら、二章からよくわからないなりにグッとくるようになって、最後は好き……かもしれない……になった本。静かで、冷たさが遠くにずっとあって、足の爪先がきんと冷えているのに裸足でいるみたいな感じ。
- 2025年4月17日偽情報と独裁者マリア・レッサ,竹田円借りてきた読み終わった読了。今読むべきだったので、読めてよかった。フィクションだし全然違うけど、都市伝説解体センターをクリアしたばかりだったので、余計に今読んでよかったなと思った。 借りたけど買おうかなと思う。
- 2025年4月17日ヘルシンキ 生活の練習朴沙羅読み終わった買った北欧にとりわけ興味があるわけでもなく、子育てをする予定も希望もないが、なんとなく手を取った。軽く淡々とした文体もあって、ぐいぐい読んで、読み終わってしまった。おもしろかった。姿勢がいい。まっすぐしゃんとしているというわけではなく、ときにぐねりながらも一貫した(そうであろうとしている)彼女の姿勢があるという感じ。
- 2025年4月2日『百年の孤独』を代わりに読む友田とん読み終わった買った
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