

シロップ
@sirop
- 2025年7月12日本と鍵の季節米澤穂信読み終わった買った好きなタイプのコンビものミステリ(人は死なない)だった。言葉を選ばずに言うならば、ハードボイルドブロマンスでは?? 続きがあるらしいんだけど、この状態で続くんだ……すご……それこそブロマンスでは……?そのうち読みます(たのしみ)
- 2025年7月6日なめらかな世界と、その敵伴名練読み終わった買ったどれもよかったけど「ゼロ年代の臨界点」がいちばん好きだった。 基本的に(わたしにとっては)味は濃いめだったから、読むぞ!という元気がないと読めなかった。読み始めるといい感じなんだけど。これはわたしの問題、
- 2025年6月22日ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論千葉雅也,山内朋樹,瀬下翔太,読書猿読み終わった買ったアウトラインプロセッサに興味が出てきたので、そういえばと積んでたのを取り出してきた。アウトラインプロセッサについて参考になったというより、書くのってむずかしいよねぇ〜諦めるのむずかしいよねぇ〜という話ですごく面白かった。わたしも、何者にもなれない自分を受け入れるの、できてるようでできてないのかも。あと、何事もシステムだいじ。うまくいかないときは、自分を責めるのではなくシステムを見直そう。自分が原因のこともあるにはあるけども……
- 2025年6月19日読まれる覚悟桜庭一樹読み終わった買ったわたしは基本的に読まれる覚悟を持たなくていい人間ではあるのだけど、とても興味深かった。共話の話はもう少し深く知りたいと思ったし、小平麻衣子さんの本も読んでみようと思った。差別の話も、アップデートの話も書く側だけにかぎった話ではけしてないし。 書く側に読まれる覚悟が必要なら、読む側としてもせめて真面目に読みたい。知らないことばっかりだな〜。
- 2025年6月16日生きのびるための事務 (SHURO)坂口恭平,道草晴子読み終わった買った道草春子さんの絵、本当にいい…… 内容は簡単なようでなかなかできない(それこそやわらかな頭がなければ)かもしれないけど、おとぎばなしのようでワクワクした。将来の現実って結局自分が作るものだもんね。家にある素敵なノートを思い出しながら、どのノート使おうかな〜!と考えたりした。
- 2025年6月16日地球と書いて〈ほし〉って読むな上坂あゆ美借りてきた読み終わったラジオでたまたま聴いたエピソードで「この人のこと好きかも」と思って、とりあえず図書館から借りて読んだ。やっぱり好きだった。 なんていうか、ものすごい塊がにじり寄ってくるような重さがあって、とてもおもしろかった。まったくほっこりしない姉妹エピソードがすごい。今度は短歌をまとめて読みたい。
- 2025年6月15日ギリシャ語の時間ハン・ガン,斎藤真理子読み終わった買ったわかりあえなくても、そこにあるもの。ともにあるもの。個々の人間のあまりにも個々であること。混ざらないこと。混ざれないこと。存在してしまうこと。冷たい外気に触れたときのような痛み、眩しい光で何も見えない怖さ、暗闇の中でただ闇しか見えない悲しさ。それでも(たとえ見えなくても)そこにある光。 これはぜんぜん別の話だけど、わたしもいつか目が見えなくなるかもしれないので、胸が塞がるような思いにもなった。
- 2025年6月13日僕には鳥の言葉がわかる鈴木俊貴読み終わった買ったすごいし、大変なことをやってのけているのに、本人は「最高にたのしい!!!!」という感じがおもしろかった。ものすごく野心的な試みでもあると思うけど、ちっとも高圧的ではなく、さらっとしているところもよかった。
- 2025年6月8日女ふたり、暮らしています。キム・ハナ,ファン・ソヌ,清水知佐子読み終わった買った好きで、信頼できて、尊敬できる人間といっしょに暮らすのは努力ももちろん必要だけど、それはさておき最高!!!この本に書かれてるような知人友人同士のゆるやかなコミュニティがあるの羨ましくなる。でもそれって当人たちの努力(と思っているかどうかは別として)が必要で、わたしにはそれが足りないな……と思ったりもした。羨ましがってるだけではね。 写真に写ってる本棚が本当にすてきで、なんていい部屋なんだろう。猫もいるし。 元気ないときにでも読める本が一冊増えてうれしい。とても好きな本になった。
- 2025年6月4日
- 2025年5月24日清少納言を求めて、フィンランドから京都へミア・カンキマキ,末延弘子借りてきた読み終わった最初は全然バイブスが合わなくてなかなか読み進められなかったんだけど、なぜか途中からす〜っと読めるようになった。わたしは日本に生まれて日本語がわかるけど、清少納言のことはろくに知らなかったので、少しずつ(すごく遠いけど)彼女が浮かんでくる感じがして、それが楽しかった。 わたしにはこんなふうに会いたい人が、求めている人がいるだろうか。いないかもしれない。それが少し寂しく思えた。
- 2025年5月9日マイ・ディア氷室冴子読み終わった買った「リンバロストの乙女」が読みたくなったけど、取り寄せなのでちゃんと手に入るかはわからない。本もじゃんじゃん絶版になってしまうから、ほしい本はできるだけそのときに買っておかなければならないと改めて思うなどした。 実は「秘密の花園」をちゃんと読んだことがないので、これも読みたいな。 「リンバロストの乙女」は結局取り寄せできないって注文キャンセルされちゃった……増版かかるといいな〜!!
- 2025年5月7日イヴリン嬢は七回殺されるスチュアート・タートン,三角和代読み終わった買ったあと2回くらい読まないとちゃんとわからないかもしれないくらい複雑なのでは? ハァ?と思うところがなくはないけど楽しく読んだ。わかった謎もあれば、わからなかった謎もあり、ちょっと時間あけてから再読したいな。
- 2025年5月3日日刊イ・スラ 私たちのあいだの話イ・スラ,原田里美,宮里綾羽読み終わった買った寝る前とかの小さな隙間に読むために買った本。わたしにはイ・スラ氏のように恋愛や性愛に傾ける情熱があまりないので、そういうのがテーマの日は少し遠い国のおとぎ話みたいに楽しんだ。日によってはとてもしっくりくるものもあり、そうでないものもあり、母や父が出てくる話に好きなものが多かった気がする。それから友だちの話。
- 2025年5月1日となりのヨンヒさんチョン・ソヨン,吉川凪読み終わった買った韓国SFだ〜と思ってなんとなく手に取った本。とても好きだった。すばらしくよかった。わたしは作者の望みどおり、この文章たちに慰められた。 第二部が特にわたしにとっては好ましかった。もっとこの世界の人たちを見ていたいと思った。 わかりあえないこと、違うこと、見えないこと。でも同じ世界に生きること。あきらめではなくて、かすかな共感。 ひとつひとつは短いし、落ちたときに手に取ると光ってくれる本になると思う。
- 2025年4月27日君のクイズ小川哲読み終わった買った野田彩子氏(好き)が漫画化してるのを見かけて、そういえば読みたかったんだったと思ってたら文庫化するというので、いそいそ買って読んだ。するっと読んでしまったんだけど、すごくよかった。人間の、結局自分の中にあるものでしか外側の世界を理解できない感じ、好き。 クイズ自体の話もおもしろかったし、肯定の話もよかったな〜。
- 2025年4月25日
- 2025年4月24日海と山のオムレツカルミネ・アバーテ,関口英子読み終わった買った食べ物が書かれている物語が好き。おいしそうなのも、そうでないのも、読むのはとてもたのしい。 この本はものすごくおいしそうな食べ物がこれでもかと出てくる。わたしの食べたことのない、聞いたこともない、でも絶対においしいことだけがわかる食べ物について読んでいると、おなかがすくというよりも満たされた心地がする。 きっとまた読み返すと思う。
- 2025年4月21日すべての、白いものたちの (河出文庫)ハン・ガン,斎藤真理子読み終わった買った初ハン・ガン。一章を読みながらピンとこないな〜と思っていたら、二章からよくわからないなりにグッとくるようになって、最後は好き……かもしれない……になった本。静かで、冷たさが遠くにずっとあって、足の爪先がきんと冷えているのに裸足でいるみたいな感じ。
- 2025年4月17日偽情報と独裁者マリア・レッサ,竹田円借りてきた読み終わった読了。今読むべきだったので、読めてよかった。フィクションだし全然違うけど、都市伝説解体センターをクリアしたばかりだったので、余計に今読んでよかったなと思った。 借りたけど買おうかなと思う。
読み込み中...