望月の烏
35件の記録
いずみがわ@IzuMigawa_itsu2026年2月24日読み終わった「私に説得力がないというのは、反論の余地がございません。でも、理不尽を見て見ぬふりをする者は、いつか必ず理不尽に殺されます」 俵之丞と澄生は見つめ合った。 「いつ、博陸侯の望む『良い民』から自分が外れるか分からないのに、どうして自分だけは大丈夫と思えるのですか?」 p.276 この巻で1番うぇええと思ったのは、凪彦が竜笛を吹く描写ですかね…。源氏物語的な遊び心。胸糞!!!(褒め) 源氏物語といえば、政の、イエの道具にされたくないという女の反乱、どうなるんだろう。 澄生がトップになれば解決する話ではもちろん、ない。宮の中や貴族の間だけじゃない、さまざまな階級の女が連帯するところが見たいけど…。 理想主義と現実主義のぶつかり合い。性善説と性悪説。この世の善性を信じたい澄生と、山内への感情は愛憎半ばに見える雪哉。あの春の夜から、一方が生きる限り他方は生きられないところまで来てしまった。この物語は春終わる。そんな気がする。そのとき桜の下に立っていられるのは誰なんだろう。
春束@harutaba2026年1月6日かつて読んだシリーズ一巻目でどんでん返しに驚き、その後単行本が出ると必ず買ってきた。勁草院の巻が特に好きだったが、今はやや過大評価だったかと思い始めている。 キャラクターの描写は良いし、初期はかなり期待していたので、それが続かなかったかという感想。ただ、ここまでの長編ファンタジーを書き上げている時点で作者の才能と努力は言うべくもない。 ジェンダー学的批評をすると、まず異性愛規範がかなり強い。短編で少し女→女が出てくるが、それに対する本書のまなざしが今までよく見てきた類のもの。異常な行動の動機とセット(動機を恋情にすることで納得させる&意外性)という出し方で、少なくとも肯定的な書き方はされていない。 フェミニズム的要素があり、性別役割分業についてもこれから抵抗が実る展開が来るのだろうが、その論理展開にあまり期待ができない。また、セックスワークイズワークのテーマが論じられているが、かなり一方的と感じられた。また、当事者にとって幸福か欺瞞かという論点のみで、売春が女性の性的客体化を促進するという点の論がない。 全体的に社会構造の話をしようとしているが、論理展開に隙があるという印象。これからの展開を注視したい。
りら@AnneLilas2026年1月3日読み終わった聴き終わった@ 自宅八咫烏シリーズ第二部第四巻。 誰も彼もを虜にしてしまう男装の麗人である澄生が、本当は誰の娘なのかという問いの答えは容貌の描写から明白だと思う。 けれども、オーディブルならではの現象として、楽園のあの彼女と同一人物だろうということが声色ですぐにわかってしまったのがなかなかどうして興味深い。もしナレーターがシリーズ途中で変更されていたとしたら、起こり得なかっただろうから。 雪哉が澄生から敵視されているけれど、第一部から彼の成長を見てきたから、果たしてそこまで憎むべき存在なのか、と同情的になってしまう。 そもそも、若宮が亡くなった際の浜木綿の錯乱振りに納得がいかないでいる。自分はアニメから入ったので、少なくともアニメでの浜木綿のイメージと娘の皇位継承に執着する姿とは乖離しているように思えてならない。浜木綿が存命なのかすら明かされていないから、まだ何か裏がある気がする。 1.8→1.7→2.0倍速。
ことりの本棚@mi_pocket2025年7月31日読み終わった八咫烏シリーズ12巻め 再び登殿の儀か。一周した感はあるなぁ 真赭の薄などの時代がただただ懐かしいや 金烏・凪彦の言動には人間味が感じられるけど、 対照的に博陸候・雪斎よ!冷徹さがこわい。 シリーズ後半になるにつれ、最初の頃の、何に対してもがむしゃらな雪哉がみたいとつくづく思ってしまう〜 でも年月が経ち過ぎたんだよなぁ 山内がどんな形で終焉を迎えるのか全くわからない。 平和に終わってほしいとただ祈るばかりです。
ゆいちゃん@yui__arm2025年4月13日読み終わった感想ここにきて、登殿の儀が行われるという、なんともエモすぎる展開。 今作は凪彦と澄生の回。 誰か本当に、雪哉を…雪哉を助けて…… ついにシリーズ最新作まで追いついた。楽しみに読む!
さくらゆう@skryuh_2025年3月12日お気に入り大好きなシリーズ阿部智里さんの八咫烏シリーズ2章4作目 2章は読み進めるのがずっとしんどい。 怖い。けれど見届けたい。その気持ちで読み続けている。どうか幸がありますようにと願う。




















