小さなことばたちの辞書

38件の記録
- 🅿︎@apricity2025年4月26日読んでる「大事なのは、心の中でどんな自分でいるかなんだよ」 「あんたを赦すのは神の仕事じゃないよ、エッシーメイ」「それはあんたのほか、誰にもできないことなのよ」
- たま子@tama_co_co2025年2月28日読み終わった@ 自宅エピローグまでたどり着いたところでわたしの涙腺は崩壊し、朝食のパンを齧りながらぼろぼろと泣いた。鼻水を啜り、珈琲を飲んでは泣いた。これから先も長い長い戦いが終わることはないのかもしれない。それでも、ここまでたどり着いたのだ人類は…と思う。見落とされ、時の中に失われてしまう言葉に耳を澄ますこと。拾い集めて記録すること。そういうあり方が、どの時代にも、今も、いつだって足りていない。だけどそれをやろうとしている人がどの時代にもいて、何百年も先の誰かを救う。わたしにとっての言葉の定義がまたひとつ変わり、この本に出逢えた喜びに浸る。ピップ・ウィリアムズ…どんどん本を書いてほしい。余すことなく読みたい。
- たま子@tama_co_co2025年2月18日読んでる@ 自宅「あんたを赦すのは神様の仕事じゃないよ、エッシーメイ」リジーは耳元でささやいた。「それはあんたのほか、誰にもできないことなのよ」ーp287 エズメがひとつ、またひとつと言葉を集め、喪失や恥に塗れながら、ひとつ、またひとつと乗り越えてゆく姿を見つめる。周りでそれを支えるようにして、ほんとうは同じくらい右往左往とする者たちを見つめる。生きていこうとすることへの重みとだるさ、時に目を見張る鮮やかさに息を呑み、恐ろしくなり、そして安堵する。