迂闊 in progress 『プルーストを読む生活』を読む生活

42件の記録
空也@rigel1502026年2月10日読んでる日記を書く、ということがついぞできない人間だったので、他人の日記というものはいつもとても興味深い。私の頭の中はいつもとてもうるさいのだけれど、それは雲のような煙のようなもので、いざ何かを書こうと頭の中を覗くと、そこはいつも空っぽだ。それゆえに私の書ける言葉のことを私はいつも「肺から出てくる言葉と空から降ってくる言葉」と表現している。

ハンナ@hannah_395142026年2月7日読んでる2024年3月16日に丹渡さんは岡真理『記憶/物語』のp.4-5にプルーストの姿を見つけて嬉々として引用しているが、当方はその4ヶ月後に「時間の社会学」というニッチな授業の期末レポートで全く同じ箇所を引用していた。 今では懐かしくなっただだっ広い大教室で、ずっと日陰だから通気性が悪いのかジメジメとした灰色みたいな空気で、クーラーが上手く効いてない都心のキャンパスで、目の回る2年生のバタバタとした夏のことが思い出される。 私は全然『失われた時を求めて』を開いたこともなく、丹渡さんの読む生活を通して断片を集めているだけだが、誰かの読みや過去の自分の読みを通してマドレーヌ効果が迫ってきていることはわかった
本屋lighthouse@books-lighthouse2026年1月25日プルースト過去の今日2024.1.25(1-p.352) 二〇一八年十一月二八日の柿内さんの日記に思わず吹き出してしまった。瞬時に岡本信彦の声であの台詞が再生される。「黙って聞いてりゃダラッダラっよォ…馬鹿は要約出来ねーから話が長え!」プルーストを読むうえでこれはさすがに禁句ではないか。このせりふが登場する『僕のヒーローアカデミア』第85話を読み返してみると、よっぽど死柄木は論理的かつ簡潔に話をしているわけで、プルーストを目前にした爆豪勝己は「大・爆・殺・神 ダイナマイト」の名に相応しい史上最強の爆破を見せるのではないか。爆豪勝己にプルーストを読ませたい。この日記を書いたときの柿内さんは知らないだろうけれど、かっちゃんは自分の過去や夢と向き合って人としてぐんと成長し、もうただの愛され不良キャラではなくなっている。なぜわたしはひとの過去の日記を物知り顔で見おろしているのだろう。 丹渡実夢『迂闊 in progress 『プルーストを読む生活』を読む生活』(本屋lighthouse)p.15 https://books-lighthouse.com/publishing/carelessproust/








ハンナ@hannah_395142026年1月21日ちょっと開いた開いただけ、でも紙の薄さに感動してます、この日記本のぎゅっと詰まった重さは残しつつも、私の小さな手で持って街を闊歩したくなるギリギリラインの手軽さ。辞書の紙の薄さみたいで……日本の製本!と思う
chroju@chroju2025年12月7日買った@ mass×mass マスマス |関内フューチャーセンターみなとみらいのブックイベント『本は港』で『本屋 象の旅』のブースに並んでおり、購入。よもやここで出逢うとは。


仲西森奈@mit_valentin2025年11月27日読み終わった本の後半部分で、著者が小学6年生のころに村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が出版された、という箇所があり、思わず天を仰いだ。わたしはそのころ大学2〜3回生。いや〜〜〜そうですか、そうか……と何事かに(酷く漠然とした何事かに)想念を飛ばした。そして圧倒的千葉感を湛えて長い長い一連の日記/プルーストにまつわる日々がひとまず終わった。柿内さんの『プルーストを読む生活』を読んでいたころのことを何度も思い出しながら読んでいて、と同時にこの日記が書かれた時期(2024年1月〜9月)のことも思い出していて、多層的で個人的な時間と記憶のなかに「プルースト」という言葉/作家を通して書き手(たち)それぞれの多層的で個人的な時間と記憶も混じり合い、あんまり陥ったことのない読書体験となった。良かった。



仲西森奈@mit_valentin2025年11月26日読んでる佳境に入ってきた。明らかにあるタイミングから日記のギアが変わっている感があり面白い。ギア3座り漕ぎからギア6立ち漕ぎに変わったような感じ。

本屋lighthouse@books-lighthouse2025年11月23日文学フリマ文フリ文フリ関連のタグ、ほとんど使われてないけどだからこそあたいが先駆者になる!!ということで本日開催の文フリ東京にてイチオシの新作として鎮座させておりました。富田ララフネ『Θの散歩』(百万年書房)とのセット購入が2回もありうれしい。









仲西森奈@mit_valentin2025年10月21日読んでるたとえば決まった時間に。決まったタイミングに。1日の始まりに。本を読むという行為がわたしはあまり得意ではなく不器用な時間のとり方しかできないから、決めたら読むんだという姿勢に読んでいて絆される感覚を覚える。今年勢いで購入した室生犀星全集をわたしも腰を据えて読破したいな、という気持ちになるなど。
本屋lighthouse@books-lighthouse2025年10月15日読書日記プルースト本屋lighthouse出版部印刷所より納品されました。左上のシールは自分で手貼りするので、随時ちまちまと......。100個くらいある本の塊を移動させるので腰が鍛えられました。しまう場所のない塊がまだたくさんあります。中身は保証するからみんな読んでほしい。予約済みの方には明日以降お渡し&発送します。今日はもう疲労がcompile!! https://books-lighthouse.stores.jp/items/68c126d045c7bd303a81625d










仲西森奈@mit_valentin2025年10月13日予約した『プルーストを読む生活』を読んだのは2021年の夏ごろだったな。懐かしい。そしてわたしはプルーストを未だちゃんと読んだことがない。それでも(だからこそ)たのしみ。


本屋lighthouse@books-lighthouse2025年9月26日読書日記プルースト刊行予定本屋lighthouse出版部印刷所から校正刷りという見本みたいなものが届きました。タイトル部分はシールを貼るので印刷なし。白インク部分は薄めイメージなので、2度刷りに変えてもらってもう少し濃くするかどうか検討中(実物はもう少し薄く見える)。 そういえば去年の今日9月26日に著者はこの日記本を結んでいるので、縁を感じる......。10月下旬には刊行できる、という感覚が強まりました。おたのしみに。










本屋lighthouse@books-lighthouse2025年9月11日紹介読書日記プルースト予約受付中本屋lighthouse出版部*書影は制作途中のものです *青い紙に白インクで印刷、タイトル部分はシール印刷の予定です 本を読む 思いだす プルーストのある日々 二十二歳の誕生日にマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』14巻セットをもらった著者は、迂闊にもプルーストを読む生活をはじめてしまう。 伴走(=併読)するのはもちろん柿内正午『プルーストを読む生活』だが、本家と同じく逸脱し、かつて読んだ本や観た映画、これまでの人生におけるさまざまなできごとを思いだし、また戻り、より重層的な思考と筆致になっていく。 そうして「プルーストを読む」ということが習慣になったとき。そこにあるのは回復と、その練習の日々だった――。 解説・柿内正午 巻末に「この日記の時期に読まれていた本」「この日記の時期に観られていた映画」のリストを収録。 絶え間ない思考の濁流のなかで、誰かを、わたしを想う。書くことも読むことも、すべてがわたしを作っていく。書いたことも書かなかったことも、すべてが血肉になっていく。いつだって、何かを思わずにはいられない。きっと何度でも、わたしは生まれ変わることができる。 僕のマリ(文筆家) 丹渡さんの度を越したインプット量にあてられて、もっと本が読みたくなったし、映画を観たくなってきた。 柿内正午(町でいちばんの素人) 本書はプルーストを1文字も読んだことがない私にも楽しく読めましたし、気がついたらプルーストを読み始めていました。 編集担当 関口竜平 著者 丹渡実夢(たんどみゆ) 2001年、千葉県生まれ。文筆、ライター、フラヌーズ。ミニシアターでアルバイトをしつつ、映画館で映画を見ている。ポケモンパンのミニ蒸しケーキいちごが好き。リアルサウンド映画部にて記事執筆。 【書誌情報】 本文564p 46サイズ 表紙白1色(+シール貼り)/本文モノクロ 表紙用紙:バルキーボール青 本文用紙:パスピエST(4・6/50kg) 見返し用紙:タントC-60(4・6/100kg) 価格:2700円+税 著者:丹渡実夢 装画+扉:鹿島隆生 装丁・組版:関口竜平 発行所:本屋lighthouse 刊行日:2025年10月30日予定










本屋lighthouse@books-lighthouse2025年9月6日読書日記刊行予定ほぼほぼ作業を終えて、残るは印刷所とのやりとりのみとなる。しかしここからがいちばん怖い。イメージどおりに印刷されるのか。そして印刷代はいくらになるのか。怖すぎるので宣伝をする。1年前の今日の記述を、本文より一部引用。 2024.9.6(14-p.160) ヒロアカを読みはじめたらおもしろくって時間を忘れ、最新刊まで読んでしまって日付は変わっていた。かっちゃんは犯してきた罪も言語化できなかった感情もすべてを飲みこんで、最強の爆豪勝己だった。かっちゃんの「救けて勝つ」はおおきく成長し、勝利への渇望がおおきくなったぶん救いの手も差しのべられるまなこをしていた。 読んでいるうちにむかし見てきたアメコミ映画やスターウォーズを思いだして、自分にとっては続三部作だけが映画館で楽しめたスターウォーズだったことや、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』と『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』が同日に公開されて、当時高校生だったわたしが初日の帰り道に見られるのは一本が限界だったから、迷いに迷ってスターウォーズのほうを見て帰ってきた記憶が自然と掘りおこされていた。『スカイウォーカーの夜明け』には納得がいかなかったけれどもおもしろいことにはおもしろかった。けれどもその納得のいかなさはうずうずと燻りつづけ、いつしか当時すでに好きだった死柄木にそのうずうずを祈りとして向けるようになっていた。すくなからずカイロ・レンの生の書き換えを担わされていた死柄木の顔に、カイロ・レンの面影を見るのをけっきょくいまだにやめられないでいる。死柄木がどれだけ強くなって人間のかたちでなくなっていたとしても、志村転弧から死柄木にさせられたかれは、ベン・ソロからカイロ・レンになったかれの生きた時間をまとっているようだった。カイロ・レンにレイがいたように、死柄木にはデクくんがいる、かれらの記憶の世界を祈るように読んでいて、やっぱり死柄木のことは死柄木そのものとしても好きだと思う。転弧くんが平和に暮らせる社会であってほしかったけれども、転弧くんではいられなくなった死柄木だからこそわたしはかれに惹かれた。カイロ・レンのときも同じような感情を抱えていた。(p.479-480)









𝚗𝚊𝚝@sapphicalien2025年9月1日書きました自分の書いた本がReadsに……!感動!! 昨年、柿内正午さんの『プルーストを読む生活』とプルーストを併読していたころの日記が本になります🍋おたのしみに^_^




本屋lighthouse@books-lighthouse2025年8月31日刊行予定本屋lighthouse出版部登録してもらいました٩( ᐛ )و 刊行日として設定した10月30日までにはちゃんと出すぞ〜٩( ᐛ )و







柿内正午@kakisiesta1900年1月1日プルーストを読む生活を読む生活というのは、『プルーストを読む生活』を出してから散々言われてきたし、じっさいいくつか企画もあったけれど、ただでさえどうでもいい日記本の、さらにどうでもいい縮小再生産にしかならない。やるのであれば柿内など読まずにプルーストを読むべきだし、プルースト以外も読むべきだし、なにより「べき」とか言わずに楽しく読むべきだ。 丹渡実夢さんの本が突出しているのは、はなから僕の本など利用しやすい踏み台に過ぎず、さっさと独自の跳躍を遂げるところだ。だからこの本は、『プルーストを読む生活』が合わなかった人も楽しめるかもしれないし、こちらのほうが好きになる人もいるだろう。 あらゆる本は仮設の足場である。だから、こういうただ都合がいいから使ってやった、とでもいうような本書の太々しさが、参照される本の書き手としてはいちばん嬉しい。
































