火車
69件の記録
- ピノシキ@kuma142025年11月13日読み終わった先が気になり一気に読んでしまった。 次の章に行く度にどんどん気になる展開で、引き込まれました。 自分の親が若かりし頃こんな時代背景だったのかと考えさせられたりもした。
あおいなつ@dokusyoao2025年10月25日読み終わった借りてきた読了。面白かった。 境遇自体には隔たりが多いけど彰子や喬子の考え方には共感できる部分がたくさんあって、身につまされる想いで読み進められた。理想の生き方と現実のバランスってやっぱり難しくて、それを崩すことも人生の中であって…その中でも理想を諦められないのはよくわかる。かなり前の作品だけど人の本質って変わらないんだな、と思った。 作中では喬子が直接話している言葉を聞くことはできないし表情や感情も一切直接描写されてない。喬子に関することは全て伝聞形で、自分も周りの登場人物と同じように勝手にイメージを積み上げている。ラストの門間の聞きたいことを考えているところでその事実に気づいた。勝手に共感してきた喬子は、本当は何を考えて生きてきたんだろう…それが最後まで描写されないのが想像力をかきたてられてとてもよかった。これは映像作品では味わえない感覚だと思う。本当に面白かった。
綿@cttn6182025年10月3日読み終わったあと数十ページしかないけどどう終わるんだ?!と思ってたのでもうちょっと先の話も知りたかったけど最後まで読む手が止まらず引き込まれた 今は流石にここまで追い回されることはない…のかな?明日は我が身、安易に金融には手を出さないようにします
chisaki@k1y0sh02025年9月29日読み終わった. この本実は、1年半以上前に次女妊娠中、切迫早産で入院になってしまい、暇つぶしにとお借りした小説。 3人目妊娠、またもや切迫早産入院でやっと読み終わった。 . なかなか辿り着けない犯人に、数々の推理と犯人、被害者の人生や生い立ちに同情しながら読み進めていった。 お金の問題は、闇深い。何かで、お金が無いと思考がIQが下がる。と聞いた。(IQだったか、知能だったか、とにかく頭が悪くなるって言ってた)本当にその通りだと思う。 仕事柄、そういう人と会話する事がたくさんあるんだけど、思考がおかしくなってるって事が多い。怒りっぽい人も多い。 そんな事を考えながら、読み進めていた作品でした。 . .

文音こずむ@ayanekozumu2025年8月31日読み終わったこれは凄いものを読んだ。書かれたのが2000年……かな。だから登場するモノ達は古いけど、内容はこれからもずっと読み続けられるもの 600ページ近くに及ぶ内容はページ数以上の充実感なのに、宮部さんの語り口はとても明快で読みやすい。これは若者に向けて書かれていそうだと勝手に思った


うさもみ@usausa132025年8月24日読み終わった読書日記「自己破産をする人は真面目な人が多い」というセリフは意外な気持ちと、同時に納得した。 この本は「ずっと名前は知っていたけど読んでいなかった」本の一冊。思ったよりミステリー要素を全面に!という感じではなかった。 当たり前のようにクレジットカードで高校生でも大人でも、お金を機械一つで無限に借りられる その仕組みが問題なんじゃないか、ということを強く訴えている。 1枚もクレジットカードを持ってないので 「作りたいな〜」と思っていた矢先にこの本に 出会ってしまい。さて、どうしようか………。


akanbey@akanbey2025年6月1日読み終わった推理小説だけど人に焦点をあてるドラマのようだった。謎の先に人間性が浮かんでくる、足跡が見えてくる、構造的にはミステリーなんだけど違う味わいがあって良かった。


山口慎太朗@shintaro_yamaguchi2025年5月17日読み終わったラスト80ページぐらいから現れる寒気、たっぷりのドライアイスよろしく足元からくるタイプでスタバでガタガタ震えながら読み終わった。物語ることそのもののパワーが残り香として充満するラスト、あんまり感じたことのない胸いっぱい感でした




山口慎太朗@shintaro_yamaguchi2025年5月2日読んでる書き手としての圧倒的な裏取りとそれにまつわる最小予備動作→最大ダメージという動きが井上尚弥選手のパンチみてえだ。当時の宮部さんを突き動かしていたものって一体なんだろけ? ということが気になり続けるぐらい冷徹にひたおもろさのみを進んどるけれどもそれが合理的すぎて線が細いみたいなことにも当然ならず人間でありながら無駄がないというダマでリャン面待ちしてる感じも不気味で、内容よりそっちが怖いですずっと僕は




数奇@suuqi2025年4月26日読み終わった最近のミステリーはどうしても衝撃的なラストが期待される傾向にあるように思うが、どんでん返しだけがミステリーではないと思わせてくれる良い小説だった。ここまで有名な作品だと、何か大きなどんでん返しがあるのではないか?と思いながら読んでしまったのだけど、どんでん返しは無くともしっかりと面白かった。 捜査を進めていく中で少しずつ真相に近づいていく、そして同時に、探している人物の人生が見えてくる。 クレジットカードの多重債務、破産という現代にも通じる社会問題を、90年代初頭の時代感をしっかり捉えた内容で描いていて、当時の働く女性たちの心情も鋭く描く筆致はミステリーとしての面白さだけではない魅力に富んでいる。 何より終わり方が素晴らしい。この物語ならではの終わらせ方だと感じる。


まお@mao_ssss2024年7月15日読み終わった様々なテーマを内包する1冊ですが、私は人間ドラマとして読みました。ミステリ的事件も多々起こっているんだけど、そこではなく、生きている人々の色々な感情が味わえる。読み手によって楽しみ方無限大な1冊。そしてラスト、とても好み。こういうの大好き。


























































