空間の詩学

24件の記録
ぽっろ@porro2026年7月27日読んでる第5章「貝殻」に出てくる、ヒエロニムス・ボス作「水上を走る貝殻」の絵、見たことなくて調べてみたら、面白い展開だった。 この絵、正しくは版画。タイトルは*Merrymakers in a Mussel Shell*。彫ったのはピーテル・ファン・デル・ヘイデン、発行はヒエロニムス・コック。 ボスの名前がブランド化したから、「ボス考案」としてこの版画をボスの死後46年経ってから売り出したものらしい。本当にボスが下絵を描いたかどうかはわからないって。でも、確かに絵を見たときに、ボスっぽいかな?と思った。昔からギリギリのビジネスする人はいたんだな、とか思ってしまった。それがこの本にまで取り上げられるほどになるとは。 辿り着くのにあちこち探したから、誰かのお役に立てば。









ぽっろ@porro2026年6月30日買った読んでる3章 抽出 箱 および戸棚 抽出、って書いてあるけど、引き出し?と思いながら読んでた。 調べたら原文は「tiroir」——フランス語で引き出しのことらしい。訳者が引き出しを「抽出」に置き換えてる。 「引き出し」じゃなくて「抽出」にしたのは、引き抜いて取り出すという行為の意味を重ねたかったのかもしれない 章のタイトルがヒントだったんだな。箱、戸棚と並んでた。

- パンラビ@pan_rabi2026年3月9日かつて読んだ家、屋根裏部屋、地下室、巣、貝殻――。 そうした空間の比喩を通して、人の記憶や感情がどのように形を持って立ち上がるのかを詩的に描いた一冊。 読んでいると、「放課後の自宅」や「教室の片隅」のような、自分の中で忘れていた感覚が静かに呼び戻される。 哲学というより、感覚の奥に眠っている記憶を見つめ直す本。






























