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INTJ_GEMINI
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@INTJ_GEMINI
  • 2026年3月31日
    黒革の手帖(上巻)改版
    昭和の香りが色濃く漂う、松本清張の世界。それがたまらなく心地よい。松本清張は初読なんじゃないかな。 この物語は、したたかに、鮮やかにのし上がっていく女の話。これほどまでに人心を掌握し、損得勘定で迷いなく立ち回れる姿は、もはや潔くて格好いい。 彼女の持つ手腕の100分の1でも自分に備わっていれば……、なんてね。そんな野心めいた想像を巡らせてしまうほど、悪女の美学にすっかり魅了されてしまいました。
  • 2026年3月29日
    血も涙もある
    血も涙もある
    必死で山田詠美を読んでいた20代。恋と仕事に削られていた。でも、大丈夫。私は意外にも、その恋をちゃんと生き延びる。 再燃した「詠美熱」には、同窓会のような懐かしさがある。渇望していたのは、この濃密な生の手触りだ。 お腹がすいた。分厚いパンにバターとはちみつをたっぷり塗って、今の自分を存分に甘やかしてあげよう。
  • 2026年3月28日
    探花
    探花
    竜崎シリーズ好き。竜崎のツンツン具合がたまらん。久しぶりすぎてシリーズのどこまで読んだかわからなくなって、再読。それでも楽しいのが竜崎シリーズ。
    探花
  • 2026年3月27日
    この世にたやすい仕事はない
    無印良品のように無害そうな主人公が吐く、鋭利すぎる毒が最高に面白い。その切れ味の鋭さに、思わず笑ってしまいました。 本作は、仕事の悩みにそっと答えをくれるような『お仕事小説』。子供だけでなく、疲れた大人にこそ『西の森』のような居場所が必要なのだと痛感させられます。森に住んでいたのは『魔女』でもなく、死んだりもしなかったんですけど。著者の研ぎ澄まされた文章に魅了され、後から『水車小屋のネネ』の津村記久子さんだと知り納得。彼女の作品をもっと追いかけたいと思わせる、冴えわたった一冊です。
  • 2026年3月26日
    木挽町のあだ討ち
    これは、語り口がいい!江戸の義理人情と心意気が胸に響く。文字を追うだけで役者の声が聞こえてくるような臨場感がある。オーディブルもあるので、聴いても良い。これはまさに「役者が喋ってなんぼ」の物語。読み終えたそばから、銀幕で躍動する登場人物たちの姿を観たくなった。さっそく、近くの映画館をしらべたら、上映時間が午前9:45。早すぎるて。 最近、時代物の面白さに目覚めたが、本作で描かれる「粋」の美学にはすっかり魅了された。江戸の情緒と人情の深みに、どっぷりと浸れる名作。
  • 2026年3月25日
    水中の哲学者たち
    SNSで勧めてくれた人に感謝!哲学の本なのに、思わず声を上げて笑ってしまうとは驚きでした。著者の永井玲衣さんの瑞々しい感性は、難解なイメージの哲学を鮮やかに日常へと引き寄せてくれます。 特に印象的なのは「考える」と「悩む」の違い。ただ足踏みするのではなく、外の世界へ心を開く「哲学」には、ある種の鍛錬が必要なのだと気づかされました。日常を深く味わいたいすべての人に読んでほしい一冊です。
  • 2026年3月24日
    ダルちゃん: 1
    ダルちゃん: 1
    女性の生きづらさを、饒舌な言葉ではなく日々の生活の切り取りで描いた、静かだが力強い物語。 先達の尽力で得た自由を享受しながらも、運動の「顔」となる人々にどこか怖さを感じてしまう――。そんな戸惑いを抱く女性は多いのではないか。私もその一人だ。 繊細で心地よい絵柄に包まれながら、自身の内側にある「擬態」と向き合わせてくれる。同じような窮屈さを抱える人にこそ、手に取ってほしい一冊です。
  • 2026年3月22日
    透析を止めた日
    「透析を止めた日」を通し、透析に「終わり」があること、そしてその最期の凄絶さを初めて知りました。腹膜透析などの選択肢についても。 私の父も透析を受けています。食事制限中より元気な父の姿に安堵していましたが、本人の望む終わり方を問う重要性を痛感しています。「どう死ぬか」は「どう生きるか」そのものです。 また、医療従事者として、「情報格差」を猛省しました。私は患者様と、治療の選択肢や疾患について十分に共有しているだろうか。患者様と真摯に向き合う覚悟を新たにしています。
  • 2026年3月22日
    男が嫌いな女の10の言葉
    「ひでーな!」と思いつつ、声上げて笑った。反論したいけど、そんな勇気ない。直感的には「モテないじじいの僻みだろ」と言いたいけど、それこそ、中島の正しさを証明しそうで。でも、反論しないのもバカ丸出しな感じがする。どうしたらいいの。結局、最後の文に「うるせーよ」とツッコミ入れて読了。面白かったです。
  • 2026年3月22日
    生殖記
    生殖記
    傷つかないために感度を下げて生きる。でも、その先にあるものは、ずっと小さくなった自分。希望を持つということは、落胆するかもしれない覚悟を持つということ。ちょうど、担当している10代に「自分の社会的価値を考えて死にたくなる」、と言われたばかり。その子のことを考えながら読んだ。読後、その子に、最近は自分の社会的価値をどう思うのか聞いたら、「なんだか、どうでも良くなってきた」、と笑っていた。あはは。生きる意味とか見つけなくていい。
  • 2026年3月22日
    カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記
    旅嫌いの挫折したバンドマンの旅行記。旅は、冒険の大小ではない。自分探しでもない。旅はただの移動であり、それが人生の本質なんだと思った。同じ川に足を浸けることはできない。彼の音楽を聞いたことはない。これからも聞くことはないかもしれない。 #旅行記 #カトマンズ #自分探し
  • 2026年3月22日
    バリ山行
    バリ山行
    正月休みは登山ものを2冊立て続けに。こちらは、芥川賞受賞作ということで、難解なんだろうな、と決めつけていた。装丁も、なんかね。でも、読み始めるとあっという間。旅やマラソンに並んで、登山は人生に喩えられるけど、困難を乗り越えて答えを見つける!というような単純な話ではなかった。それが、いい。そもそも、私たちは人生に意味を求めすぎなのだ。頑張ったり、それでも死にかけたり。その連続が生きていることなんだと思う。
  • 2026年3月22日
    百年の孤独
    百年の孤独
    登場人物の名前が似通ってて覚えられないうえに、「ええ!?いつの間に?どう言うこと!」、と戸惑うこと多め。そして、長い。にもかかわらず、読み進めてしまう。なんとなく、キタノタツヤのMVとフリーダ・カロの絵をごちゃ混ぜにしたみたいです。ストーリーを追えなくてもその空気に浸っているだけでいい。記憶には帰路がない。
  • 2026年3月22日
    日の名残り
    日の名残り
    カズオイシグロ は初読です。これは、翻訳もナレーションも素晴らしかった。ひとりの男が執事としての人生をしまう。大英帝国の繁栄にも翳りが見え始め、そして恋も終わる。ゆっくりと終わっていくだけの話なのに、なぜこんなに美しいのか。ハラハラしないし、泣きもしない。深呼吸のようなお話でした。
  • 2026年3月22日
    暁星
    暁星
    2026年本屋大賞ノミネート、湊かなえさんの『暁星』を読みました。 「イヤミスの女王」の異名を持つ著者ですが、今作は毒気の中に、祈りのような切なさが混じり合っています。 特に印象的だったのは、宗教2世という重いテーマを通じて描かれる「信じることの正体」。 人は、答えのない不安に耐えきれなくなったとき、何かを「絶対にある」と決めてしまいたくなる。でも、その「決めつけ」が自分や誰かを縛る呪いになってしまうこともある。 「グレーゾーンを広げる」 恩師の言葉を思い出しながら、不確かな世界をそのまま受け入れる勇気について考えさせられました。 必死に何かを信じなくても、二人の間に流れていた愛。読後、夜明けの光(暁星)を見た時のような、静かな感動が残る一冊です。 #暁星 #湊かなえ #読書感想文 #本屋大賞2026 #宗教2世 #ネガティブケイパビリティ #読書記録 #本好きな人と繋がりたい #イヤミス
  • 2026年3月22日
    テスカトリポカ
    「百年の孤独」の現代悪夢版?好きな作家さんが好きな本を読むのが好きです。これは、小川哲さんがYouTubeで紹介していた本。神話×暴力。村上龍が好きな人は好きかもしれない。
  • 2026年3月22日
    小説
    小説
    こんな小説読んだことない!ミステリーかと思いきや、学研を思い出して懐かしくなったり、急に「え、村上春樹さん、井戸に入られました?」といった展開があったり。そして、最後には小説好きな全わたしが救われました。
  • 2026年3月22日
    非色
    非色
    有吉佐和子の『非色』、今の時代にこそ刺さりすぎる。 「人間が生きていることを最低のところで支えているものは何か」 戦後、ニューヨークへ渡った主人公が見たのは、人種、経済、宗教……ありとあらゆるモノサシで「自分より下」を探し、安堵する人々の姿。正直、滑稽。でも、今の私たちも同じじゃないかな。学歴、年収、ルッキズム、結婚してるか、子が居るか。 属性を比べて「あの人よりマシ」と思っているうちは、本当の誇りなんて持てない。それは他人の土俵で自分を否定しているのと同じだから。 自分をラジカルなまでに受け入れる 泥の中でも、どんな属性の中にいても、「これが私だ」と自分を抱きしめる。その覚悟だけが、分断の壁をぶち破る唯一の武器になる。薄っぺらいプライドを捨てた先にしか、本当の自由はない。
  • 2026年3月22日
    世界でいちばん透きとおった物語
    ほんとうに、透き通っていた…!何枚もページを遡った。すごい。何を言ってもネタバレになりそうなので、バカみたいなことしか言えない。読んでほしい!
  • 2026年3月22日
    男が嫌いな女の10の言葉
    「ひでーな!」と思いつつ、声上げて笑った。反論したいけど、そんな勇気ない。直感的には「モテないじじいの僻みだろ」と言いたいけど、それこそ、中島の正しさを証明しそうで。でも、反論しないのもバカ丸出しな感じがする。どうしたらいいの。結局、最後の文に「うるせーよ」とツッコミ入れて読了。面白かったです。
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