あなたはここにいなくとも
37件の記録
soi@soi_i222025年10月18日読み終わったまた読みたい「入道雲が生まれるころ」と、「先を生くひと」が 特に良かった "遠い未来が想像できないのなら、私を思い出しなさい。遠い先の未来で、私が待っていてあげる。私はあなたたちのぜーんぶを受け止めて、抱きしめるわよ。頑張ったねって言うわよ。だから安心して傷つきなさい。安心して、生きなさい。後悔や心残りだけはないように頑張りなさい。" 先を生くひとの澪さんのこの言葉に心がとても あたたかくなった


𝘴𝘩@____toi9232025年10月14日読み終わった借りてきたねぇ、ハシビロコウのカップ。ここで、わたしの代わりに壊れるまで泣いててよ。あんたがここでみっともなく泣いてくれるのなら、わたしは泣かずに、生きていける。(p90) 苦しいって思うときが捨てどきなんよって言うと。寂しいと思っても、えいやって忘れてしまえば楽になれる。そしたら生きていけるやないの、って。(p127) 遠い未来が想像できないのなら、私を思い出しなさい。遠い未来の先で、私が待っていてあげる。(p240) 大切な人がそばに居なくとも自分の中で生き続けてくれていると確信させてくれる言葉がたくさんあった そう信じたい



- 小麦色のマーメイド@1982-seiko2025年7月3日読み終わった「ばばあのマーチ」がよかった。恋人に正論で殴られ続けた主人公が出会う世間の目を気にしないばばあ。ばばあの奇行の前に正論はなんの価値もなかった。スッキリした。




S@YunhO3232025年6月26日読み終わった久々にそのこさんのお話を読んだ。 安定に理不尽な世界だったが、リセット症候群の姉と、不倫という良くない記憶すら捨てられない妹のお話、最後の片想いのお話が特に好きだった。 "何を捨てても、幸福の記憶は消えない。あたしもずっと心に残るような幸せな景色を抱えて、生きていきたい。" "ずっと大事にしたい、抱えて生きたいものってどうやっても捨てられんのよ。心の中でかたちを変えて、自分と折り合いをつけて存在していくだけ。" 澪さんの言葉がとてもあたたかくて響いたのだけれど長いので添付📎


Hoshiduru@lilimoe2025年6月1日読み終わった町田そのこはいつも、終盤に来る温かさ・優しさよりも、そこまでの展開が身に覚えがあるからか、きっついなあ……と思うことの方が多くて結果、しんどさが勝っちゃう。あと「いやそれ怒っていいやつ!というかそこで怒る私が悪いやつみたいじゃん!」って謎にぷりぷりしちゃうこともある。 それでも、ままならなさ、理不尽さの中でやさしくしなやかに生きようとする女性たちの姿は心強くと見えた。
あこ@jt-aw05246-8882025年5月1日読み終わった借りてきた食器のオーケストラ(ばばあのマーチ)が特に印象深かった。 必要だと思い込んでいるだけで、もう今は必要じゃない、場所や物を考える機会を与えてくれる📕だった。
- 読読読@yomiyomo2025年3月17日読み終わった借りてきた作者の本を読んでみたくて、題名に惹かれて借りた。 女性の連帯に近いなと読み進めて、最後のうまくいかない恋の話にしてもいないのに共振した。題名の意味は読む前に想定したものと遠くなかったけど、読み終わってからみると明るくひびく気がする。 「ばばあのマーチ」と「黒い穴」と「先を生くひと」が特に好き。他2話も好きだけど、挙げた3話が私の興味と心情に合致する。
































