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だっしー
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@chik_448
  • 2025年11月24日
    国境って何だろう? 14歳からの「移民」「難民」入門
    「アイデンティティという議論から遠ざかったほうが良い」というのは、分かりやすいレッテルを貼るなということかもしれない。 今の14歳が著者の言う「世渡り術」を身につけて数年後に海外経験を積んだとき、日本という国が見限られてしまわないといいな。
  • 2025年11月22日
    「あの戦争」は何だったのか
    歴史は解釈、司令塔の不在、一貫性の欠如……いくつかのキーワードが頭の中をぐるぐるしている。 そして最終章「あの戦争はいつ『終わる』のか」という問いの重さ。
  • 2025年11月20日
  • 2025年11月19日
    戦う石橋湛山
    戦う石橋湛山
    新聞社の変容をもたらした事情等をもう少し知りたくなった。
  • 2025年11月16日
    しあわせの理由
    しあわせの理由
    ガチガチ文系人間にとってはシュールとも言えるようなSF短編集。わけがわからないながらも惹きつけられて、一気に読んでしまった。これを翻訳する方ってすごいな。 巻末の解説が楽しかった。
  • 2025年11月14日
    17歳のための世界と日本の見方
    面白い。 一度読んだだけでは咀嚼しきれない。 一度読んだだけではもったいない。
  • 2025年11月11日
    こころ
    こころ
    「先生」はずるい。Kも奥さんもお嬢さんも、みんなずるい気がするけれど、やっぱり「先生」が一番ずるいよ。
  • 2025年11月11日
    夏目漱石こころ
    ――……漱石の小説はこのように いくらでも 多義的な読みを許すところに大きな特徴があります。 ……なぜ 多義的に読めるかというと、 漱石は「謎を投げ出」すだけで「謎解き」をしないからです。(p106)
  • 2025年11月9日
    ないもの、あります
    ないもの、あります
    クラフト・エヴィング商會とは吉田浩美氏と吉田篤弘氏による制作ユニットだそうな。 言葉としては存在するのに実物を誰も見たことがないというモノを取り揃えている。例えば「堪忍袋の緒」だの「舌鼓」だの…… 読みながら思わすぶふっと笑ってしまうので、ご注意を。(これは「転ばぬ先の杖」?) 個人的には「おかんむり」のイラストが西洋風の王冠なのは解せない。 2025年の本屋大賞超発掘本。 近年、本屋大賞はこの部門が一番面白い。
  • 2025年11月4日
    自壊する保守
    自壊する保守
    自民党の歴史(あるいは戦後日本の政治史)をざっくり復習するには手頃な一冊かもしれない。 ただ、自壊するのが自民党なのか、保守という概念なのか、民主主義なのか、ちょっとスッキリしない感じがした。 様々な資料や報道現場での経験による歴代首相のエピソードは興味深かった。
  • 2025年11月2日
    脳はみんな病んでいる(新潮文庫)
    両氏の対談第二弾。 脳科学に関する知見が満載。(対談は2018年らしいので、若干古いかも) 曰く、脳の使い方には個人癖があり、脳の使い方を見るだけでその人が誰か当てられるらしい…とか、脳はストーリーテラーだ…等々。 一方、人間は生まれてから三歳までの間に生まれ持った神経細胞の七割を殺してしまう…なんてのも。 一番なるほどと思ったのは次の一節。 「機械が人間のようになることを恐れる人がいますが、私は逆で、人間が機械のようになってしまうことのほうがよほど恐ろしいと思っています」
  • 2025年11月1日
    ルカの方舟
    ルカの方舟
    科学関連の説明に上手くついていけなかった。登場人物たちの設定がややぎこちないかな。本間刑事が仕事しないし。 最後は少し『星を継ぐもの』を彷彿とさせる。
  • 2025年10月27日
    五木寛之×栗山英樹 「対話」の力
    五木寛之氏と栗山英樹氏の対談集。 お二方の背景ともいうべき著作をほとんど読んでおらず、本書だけだと不完全燃焼の感が強い。先に他の著作を読んでおくべきだった。 本書だけでの感想だと、五木氏の考え方の底には「諦観」があるように思う。氏がたびたび口にする「他力」という言葉には、我々は何かに生かされているのであり、その力に抗うのではなく、流れに身を任せつつも精一杯生きるべし、という思いがこめられているような気がした。
  • 2025年10月24日
    会話の0.2秒を言語学する
    Readsでしばしば目にして興味を惹かれたので購入。読んでいてめちゃくちゃ楽しい。 我々は話し手聞き手を交替しながら会話をするが、その話者交替にかかる時間は0.2秒だそうだ。それほどの短時間に我々がどれほどのタスクを処理しているのか、その奇跡を軸に言語学の基本を紹介してくれる。 自分としては、生成文法の枠組みで「自分自身」という語の用法を分析する箇所がとりわけ面白かった。 まえがきの「僕は一介の言語好きだ」で一気に惹かれ、終章の「(人文学には)『自分と出会い直せる』という魅力がある」という一節にグッときた。
  • 2025年10月22日
    体力おばけへの道 頭も体も疲れにくくなるスゴイ運動
    ふだんほとんど運動しない中高年(はい、自分です)に向けて、どんなに簡単で短時間の運動でも、コツコツ続けることこそが肝要だぞ!というエールでした。
  • 2025年10月22日
    ゴッホ 麦畑の秘密
    著者の想像を加味した物語部分と取材や資料による解説・解釈部分が混交していて最初は戸惑うが、すぐに慣れる。 解説部分のほうが断然面白く、ゴッホの自己懲罰癖や画題の飽和状態の説明(p.261~p.265)が興味深かった。 物語部分は多分にロマンチック過ぎるが、著者のゴッホ愛が強烈に伝わってくる。なにしろゴッホが好きすぎてオランダに渡ったほどの方だ。 それにしても、ゴッホ自身の性格に起因するところが大きいのだろうが、ちょっとした行き違いが彼の人生を大きく変えていったのが哀しい。
  • 2025年10月19日
    八月の銀の雪
    八月の銀の雪
    深い鬱屈を抱えた人たちを描いた短編集。 どの作品も冒頭の一文が絶妙だし、理系出身の著者ならではの科学知識は興味深いし、珪藻(ケイソウ)を検索したら仰天したし、そして最後はじんわりと温かい気持ちになる。
  • 2025年10月16日
    罪なくして 下
    罪なくして 下
    関係者たちがそれぞれ抱える閉塞感があまりに重い。
  • 2025年10月15日
    罪なくして 上
    罪なくして 上
    シリーズ3作目。 主役の刑事ケイトは優秀なのに引込み思案の度が過ぎて手柄も人に譲ってしまうほど。でも、事件に対する勘はピカイチ。そして、関係者の裏の顔をじっくりあぶりだしていく。 複数のストーリーが平行して語られるが、あっちもこっちもじわりじわりと不穏の度合いを増していく。 だからさぁ、コリンくん、そんなことして話をややこしくしちゃダメだって。
  • 2025年10月12日
    わかるゴッホ: 見方が変わる 理解が深まる! (河出文庫 に 10-3)
    美術書なのに涙なしには読めない。 2016年「謎解きゴッホ」改題・新装版
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