土井陽音
@haruto_doi
- 2026年5月14日
博士の愛した数式小川洋子読み終わった古本屋で100円で売ってたので買った。 ずっと気になってたけど読んでなかった本。主人公は家政婦で、息子が1人いる。その訪問先が80分しか記憶のもたない気難しい数学者のおじさん。あらゆる数字に意味を持たせることを趣味としている。数学にしか興味がないかと思いきや、子どもに対してはとても愛情深い。そのギャップが今風にいうとメロいのかな(?)子どもみたいな大人。自分なんて大した存在ではないんだということを数学によって理解しているため、少しでも嬉しいことがあったら人の何倍も喜び、感謝を忘れない。可愛い。
- 2026年5月7日
ある男平野啓一郎読み終わった過去を入れ替えたら人は新たな人生を手に入れられるのか。死んだ旦那が実は戸籍を交換していた、全くの知らない人だった場合、愛していたはずのその人に対する感情はどのように変化するのか。何を持って人は他人を信じ、愛すのか。過去なのか、人相なのか、人柄なのか。死刑廃止論についても言及あり。
- 2026年5月1日
八日目の蝉角田光代読み終わった赤ちゃんを盗むところから始まる逃走劇。警察から世間から逃げ続け、お金もない中で懸命に子どもを成長させる。全国で指名手配になった後は、とある宗教施設に入信することで世間から身を隠し、小豆島に移った後も自らの身分を偽ることによって何とか普通の生活を維持して小学生にあがるまで育て上げる。しかし、ある一枚の写真によって警察に捕まり、人生は一変する。その後、盗まれた子の目線で描かれ、自分の人生における盗まれた子としての経験を振り返る。窮地に追い込まれた時の胆力と母性の長さが忌憚なく描かれ、逃走劇としてもスリリングな展開を楽しめる作品。子育て論としても面白い。小豆島に行きたくなる
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