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土井陽音
@haruto_doi
  • 2026年7月4日
    イン・ザ・メガチャーチ
    最先端の流行を捉える審美眼があるわけじゃなくて、どんどん移り変わる流行を把握してその時の多数派でいないと不安なだけの風見鶏 ・推し活 今の私たちに必要なのは、他者との優しくて健やかな繋がり 推しを想うファンによるコミュニティが、経済を動かすどころか社会全体を変革させていく 推しているグループ名や個人名を含んだ名義でファンがボランティアや寄付を行う 誰もが出入り可能なコミュニティ 他者との優しくて健やかな繋がり 下書き100件仕込んでトレンド入り メディアに対する批判 おじさん視点、若者目線、当事者目線 abcの順番で語ったことをbcaという順番で語り直すだけで、受け手が物語に没入しやすくなる 視野が広いことで優越感を持って話されると辛い 視野が狭そうだから話し相手に選んだ 下に見てるから 最も共感力が高く、自他の境界線が曖昧で、視野を狭めやすい人がターゲット 雑談ができない 我を忘れて何かに夢中になっている方が楽 ずっと我に帰ったまま生きるにはこの世界は殺伐としすぎている。人間の寿命は長すぎる 何でも選べる時代になったからこそ自分では何も選べず、結局流行に振り回されやすくなる 世界全体は、誰かが作った後付けの価値観の中で、ずっとスタンプラリーをしているだけ。そのスタンプを貯めるほどに得られるご褒美は、作られた価値観をさらに深く信じ込むための薬物 男を悪くいう時は、性別で物事を語ってはいけないというルールが無効化される 男性は雑談が下手 助け合いが連帯を生む 戦争を起こすことは難しくない。国民に対し、我々は攻撃されかけているのだと危機感を煽り、平和主義者には愛国心が欠けていると非難すればいい ナチスの最高幹部 ヘルマン・ゲーリング どの角度から見ても間違いなく本質的に正しい答えなんてどこにもない
  • 2026年6月30日
    すべて真夜中の恋人たち
    仕事に対する姿勢で人を信頼する スピリチュアルやエコは現世御利益信者でしかない 自分の幸せしか考えてないおめでたい人 女が「女ってこういう感じでやればいいんでしょ」って男を舐めてるつもりで女を舐めてるとこが許せない。 みんなが無視するか受け取ってもすぐに捨ててしまうようなものでぱんぱんに膨らんでいるバッグだけを大事そうに抱えていた。 ライオンを思い浮かべながら眠っていた。ライオンは人間が思いつくものは関係ない。強い体と気持ちを持っているから誰にも邪魔されない。その時のライオンにとっては眠ることだけが世界の全て。そのときは世界と眠りが同じ一つのものになる 波長の短いものほど散乱する。青い光は短いから散乱しやすくて、だから空全体が大きく見える 波長が長くなれば赤っぽく見える 葉っぱが緑に見えるのは、無数にある太陽の光の色のなかから緑以外の色を吸収してしまって、緑だけを反射しているから。 光は1秒で地球を七周半する 最後は宇宙に吸収される アルゲリッチ、グレングールド ピアニスト 最小の素粒子クォーク、レプトン あなたはもうわたしの人生の登場人物ではなくなったから何でも話せた 光に触ることはできますか? あなたに触ることはできますか? わたしはあなたに触れてるんですか? 自分の気持ちを伝えたり、動いたり、他人と関わることは面倒で大変。誤解されるのは鬱陶しい、分かってもらえないのは悲しい、それらを回避して、何もしないで、自分だけで完結して生きれば、少なくとも自分だけは無傷でいられる。自分以外の誰かに別の何かを求めない代わりに、自分にも誰からも求めさせない生き方
  • 2026年6月25日
    人間
    人間
    美大に通う主人公 ハウスには美大生が集う 何者かになろうと必死な若者たち 互いを憎み、蔑み、罵り合いながら這い上がろうとする姿 影島からナカイタイチへのアンサーが痛快 最後は人間の根源に立ち返るようなエピソード
  • 2026年6月24日
    渇愛
    渇愛
    いただき女子りりちゃんの生涯 ・母は不倫し、父は暴力を振るってくる。時にはナイフで襲われる ・中学2年生の時に、成人男性と性交 →先生に告げるとすぐに逮捕された →セックスは楽しいことばかり ・誰からも認められない人生 ・ホストにハマる ・ホストは、お金を貢げば誉めてくれる。 ・お金を貢ぐことだけが存在意義になる。 ・詐欺でもなんでもしてお金を稼げば正義 ・頂き女子の始まり ・歌舞伎町のカリスマとなる ・配信でも大人気 ・企画力やトーク力もあり、信者が大量発生 ・いただきマニュアルを作成 ・ホストによる指南あり ・人を3つに分類。将来への匂わせやアフターフォローまで完璧なマニュアル ・さらに月5万円で、直接指導 ・自分は被害者であるという意識 ・体を売ったり、若い女の子と楽しい思い出を作らせてあげた。それへの対価としてお金を払って当たり前 ・ホストも似たような構造でできている。ほぼ同じ ・なのになぜ、私だけが逮捕されなければならないのか
    渇愛
  • 2026年6月12日
    ルポ西成
    ルポ西成
    ・あいりんセンター(ハローワークみたいなもの) ・生活保護とヤクザとシャブ中の街 ・日雇い労働は、ヤクザが請け負ってる建物の解体作業が多い ・ユンボで生首を捕まえてしまった事件も ・諦めている人もいるが、自分は商社マンであると偽って働く人もいる ・ヤクザが提供してくれる宿は清潔でご飯も美味しい ・せっかく貯めたお金も全てギャンブルに費やしてしまうため、全く貯まらない ・朝の闇市が存在する ・生活保護を受けているため無料で手に入れられる薬などを売っている ・他はガラクタ ・生活保護を受けながらホテルの清掃員は下に見ている ・犯罪者やシャブ中ばかりの街。だからこそ、一般社会では生きづらいが、ここではイキイキとできる。 ・社会の中にはこのような場所も必要なのかもしれない ・なぜ生きるのか ・これは普通の社会と変わらない問い ・生活保護や日雇いで稼いだお金を風俗やギャンブルで溶かして、また働く。なんだかんだ言いながら、仲間に恵まれ、楽しく生きている。それでいいのかもしれない
  • 2026年6月7日
    文庫 坂の途中の家
    小さな娘を持つ主人公は、ある日突然刑事裁判の補充裁判員に選ばれる。事件は、主人公と同じく乳児を持つ母親が、子を風呂に沈めて溺死させたことであり、その量刑について巡る。ストーリーは、裁判所における審理や判決の過程と、主人公の日常生活を交互に語る構成。母親との関係や旦那との関係がうまくいってない姿が被告人と重なる。被告人は、旦那から直接的ではないにしろ、間接的な攻撃によって精神的に追い詰められていたと主張する。しかし、裁判所において誰にも認められない。主人公は、自らが同じ状況にあるため、必死にみんなに訴えるが、通じない。人は、無自覚のうちに側から羽ばたこうとする身近な人を押さえ込もうとするのではないか。自信を損なわせることによって保持しようとしているのではないか。それは、嫌いなのではなくて愛なのではないか。
  • 2026年5月31日
    熱帯
    熱帯
    佐山尚一の熱帯は最後まで読むことができない。京都の東山にある古本屋で手にした熱帯は、ある日突然姿を消した。続きが気になって国立国会図書館などあらゆる手を駆使して探したが、どこにも見つからなかった。しかし、思わぬ場所で目にすることになる。各々が謎を持ち寄る沈黙読書会に参加して際に、とある女性がその熱帯を持っていた。話はそこから、その女性視点に移る。模型屋?で働く彼女は、ある常連客から熱帯についての話を聞く。彼女は以前に熱帯を読んだことがあった。そのことを話すと、熱帯について研究しているという楽団に誘われた。楽団には、熱帯を読んだことがある人が集まっているが、最後まで読んだことのある人はいない。それぞれが断片的に記憶していることを打ち明け、熱帯を補完しようと模索している。その結果、京都にヒントがあると京都に旅立った。話はそこから、常連の男性が書いた日記という体で始まる。彼は、京都で千一夜物語を置いている謎の古本屋や、バーで熱帯についてヒントを与えてくれる女性との出会い、骨董屋、進々堂での出会い、美術館など、様々な経験をするが、それら全ては、骨董屋にあるカードボックスにすでに書かれていた。そして、未来のことすらも記録されていた。その記録通りに行動すると、千一夜物語に関連する本しか置かれていない読書部屋で姿を消す。気づけば、とある島に打ち上げ理れていた。そこから、物語は熱帯の世界観に飲まれる。創造の魔術によって、世界を作り変えられる魔王とそれを倒そうとする海賊。様々なストーリーがあるが、それらの経験を踏まえて、主人公は熱帯を描いた。いつしか自分は、佐山尚一だと気づく。現代に戻ると、佐山尚一視点の36年前としてこの小説は終わる。 全体を通して千一夜物語の幻の一話。という世界観のもと描かれており、主人公は存在せず、語り継いでいくことによってストーリーが完結していく。 複雑な入れ子構造。難解なストーリー。不思議な読後感。衝撃的な一冊。 京都にいる時に読めて良かった。 中井書房も偶然行ったことがある 10年後にもう一回読みたいと思える本。 かなり重みのある本だけど、一気に読みきらないと置いていかれるので、時間がある時におすすめ
  • 2026年5月14日
    博士の愛した数式
    古本屋で100円で売ってたので買った。 ずっと気になってたけど読んでなかった本。主人公は家政婦で、息子が1人いる。その訪問先が80分しか記憶のもたない気難しい数学者のおじさん。あらゆる数字に意味を持たせることを趣味としている。数学にしか興味がないかと思いきや、子どもに対してはとても愛情深い。そのギャップが今風にいうとメロいのかな(?)子どもみたいな大人。自分なんて大した存在ではないんだということを数学によって理解しているため、少しでも嬉しいことがあったら人の何倍も喜び、感謝を忘れない。可愛い。
    博士の愛した数式
  • 2026年5月7日
    ある男
    ある男
    過去を入れ替えたら人は新たな人生を手に入れられるのか。死んだ旦那が実は戸籍を交換していた、全くの知らない人だった場合、愛していたはずのその人に対する感情はどのように変化するのか。何を持って人は他人を信じ、愛すのか。過去なのか、人相なのか、人柄なのか。死刑廃止論についても言及あり。
    ある男
  • 2026年5月1日
    八日目の蝉
    八日目の蝉
    赤ちゃんを盗むところから始まる逃走劇。警察から世間から逃げ続け、お金もない中で懸命に子どもを成長させる。全国で指名手配になった後は、とある宗教施設に入信することで世間から身を隠し、小豆島に移った後も自らの身分を偽ることによって何とか普通の生活を維持して小学生にあがるまで育て上げる。しかし、ある一枚の写真によって警察に捕まり、人生は一変する。その後、盗まれた子の目線で描かれ、自分の人生における盗まれた子としての経験を振り返る。窮地に追い込まれた時の胆力と母性の長さが忌憚なく描かれ、逃走劇としてもスリリングな展開を楽しめる作品。子育て論としても面白い。小豆島に行きたくなる
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