博士の愛した数式

101件の記録
- ア@zeight_62025年5月21日読み終わったたからものだ。 おとなになってから、二回り以上上のおともだちができた。大切に思うけれど、ふと別れを意識して、現れるもやもやをどうにかしなきゃと思うときがある。あたたかさとやさしさに裏打ちされたその不安を抱いたまま生きたい
- ア@zeight_62025年5月20日まだ読んでるp.227まで読んだ。 美しく柔らかな日々の中に、ことばにならない不安がついて回る。このまま最後まで読んでしまいたいけれど勿体なさとものすごい怖さを感じている。今日はここまで。227は素数かな、偽素数っぽい。できるところまで暗算しながら寝よう
- ア@zeight_62025年5月18日読み始めた明日早いのに読み始めてしまった。2章が終わったところ。小さいときに見た映画の中で断片的に覚えているふたつのシーンの中で、胸がキュッとなる方の画の伏線ぽそうなところを読んだ。わたしのだいすきなおじいちゃんの、気にしていたと聞いたことのある野球チームのことを考えて、寝る。
- むちこ@muchi06132025年5月12日読み終わった描写がとても美しい。 この本を読みながら自分もこの離れに通ったような気がした。 大事な人との関わりについてしんみり考えさせられた。こんなふうに優しい関係を大事な人と続けられたらと思う。
- nishi@nishi2025年5月3日読み終わった@ 電車博士の子供に対する深い愛情は80分を超えても消えることがなく、これが彼の本質だと思うととてもあたたかい気持ちになる。 ルートが怪我をした際の、主人公との親子喧嘩のシーンが好き。「ママが博士を信用しなかったからだよ。博士に僕の世話が任せられないんじゃないかって、少しでも疑ったことが許せないんだ」 自身の感情の出処を見据えて言葉にできる10歳のルートも、母が涙を拭ってやれないほどひとりの人間として成長した息子の言葉を受け止める主人公も、素敵だ。
- oto@sakana__books2025年4月15日読み終わった本屋大賞発表会の阿部暁子さんのスピーチを聴いて無性に読みたくなったので、積読本の中から引っ張り出してきました。 記憶が80分しかもたない博士とその家政婦の「私」、息子のルートの共通言語は数学と野球。 日常の何気ない数が数学的にはつながりがあって、それを事の大小に限らず大切そうに語る博士も、話を聴いて魅了されていく私もすごく豊かな心の持ち主だと思った。 博士の不器用だけど憎めないあたたかさと、それに応え時には優しい嘘を突き通す「私」とルートの愛の深さに胸がいっぱいだった。だからこそ、翌日には関係がリセットされ、一から始めることや、だんだんと博士の記憶が止まってゆくことが苦しくて悲しくてしょうがなかった。 朝起きたときに絶望から始まる博士は果たして幸せだったのだろうか… なんでもっと早く読んでおかなかったのだろうか… 何度も読み返したい、大切な一冊がまた増えた。
- touno@to_u__no___2025年4月15日かつて読んだまた読みたい昔からとにかく数学というものが大の苦手だったのだけど、この本を読んでから問題は解けなくても興味を持てるようになった。何かを愛することはどこまでも素敵だった。
- 麦茶@mugicha2025年4月13日読み終わった本当に読み終えてしまうのがもったいないと思う作品だった…。 鋭い視点と驚くほどの表現力で、理系が苦手な私にも数字や数式の美しさを見せてくれた。 博士の周りには愛が溢れている。 3人の生活にはずっと悲しい予感が満ちていて、どんな結末になるのか怖い気持ちで読み進めていたけど、愛情と献身だけで悲劇を中和し続けた主人公とルート、そして博士の姿に心を打たれた。
- 葉@leaf_litter2025年3月19日気になる読み終わったふと思い出した小学生の頃に読んで記憶に残っている本。物語は覚えていないのだけど、文章が美しかったなという記憶。小説はあまり読まないけど、これは読み直したいし手元に置いておきたいので買いたい本リストに入れておこう。
- 藤松@seu_ng162025年3月7日かつて読んだ博士のような愛情深い人はそうそうおらんのじゃないか...見ず知らずの家政婦の子どもに実の子どものように接してあげて、さらにそんな人たちを生まれ変わるたびに新しく覚えようと努力する姿がほんまに素敵
- 莉子@rikobooks__2025年1月6日読み終わった愛おしい気持ちが込み上げてくる小説。 「友愛数」「完全数」。これまで親しみのなかった数字の美しさに気づかされ、私も「博士」の話に聞き入った。 人は、その心の奥に大切な記憶を抱えて生きていく。 純粋な友情って、美しい。
- haku@itllme2024年10月21日かつて読んだ数式っていう言葉がタイトルにあって 何となく取るのを躊躇いそうになった。 読み始めてみると なんか、私とルートと博士の関係性が 少しずつ、ほんとに少しずつ 明らかになっていくことに居心地の良さを感じた。 のめり込むとか激しいものではなくて 少しずつ明らかになっていく感じ。 数式が美しい 完全だ なんて初めての感覚を知ったけれど 少し早めに知ることができていたら数学を多少は楽しく勉強できてたのかななんて思った。 最後まで博士は私のこともルートのことも覚えてなかったけど それがすごく悲しいことに思えなかったのが不思議だった。 そんなことよりも3人の間にあるそれぞれの優しい愛がまさっていた。
- コヌコ@conuco2024年5月11日読み終わった博士が子供への絶対的な愛情が揺るがんところが印象的で良かった。 義姉との関係は結局何やったのか。 「神は存在する。なぜなら数学が無矛盾だから。そして悪魔も存在する。なぜならそれを証明することはできないから」って最高に理数系の考え方で最高。