Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
かたぎり
@katagiri888
  • 2026年5月18日
    わたしに会いたい
    女性として生まれてきたら一度は読んでほしい作品 共感できることも、想像もつかないことも、理解できても納得できないことも、いろんな形で表現されていると思った ただ、コロナ禍を生きた女性には刺さるかもしれないが、これから先、コロナが歴史となって風化された時、この本がリアルを描いたものではなくファンタジーになった時、きっとこの本の価値は下がってしまう気がした まだ間に合う コロナや平成から令和は変わった頃の女性人生を経験してきた女性たちへ あの感覚を忘れないうちに読んでほしいと心から願う
  • 2026年5月17日
    あなたが誰かを殺した
    東野圭吾さんの本は基本的に評価が高いので読んでみた。 王道ミステリーとしてとても良い作品だと思う ただ、王道ミステリーの難点が登場人物が多すぎて、読者がまず登場人物を把握するところからスタートするところがやはり自分には合わなかった 確かに重厚なミステリーを描くには、多くの人物を出して、その人物関係を拗らせれば拗らせるほど読者を騙す手段となる でも、それは果たして本当に私にとってのミステリーなのかどうか、ふとそう思った 個人的には情報と名前を結びつける穴埋めクロスパズルをさせられているような感覚で、私はそこに感動を見出せない人間なのだと気付いた それと今回の登場人物たちが自分にとって遠い存在だったのも刺さらなかった一因だと思う 別荘を持つお金持ちたちの話なので、ワンルーム暮らしを長く続けている自分には到底届かないような人達の痴情のもつれを聞いても心に響かないのはお金をもたぬ故の心の貧しさからくるものなのかもしれない この作品でマーダーミステリーが作成できるほどの名作ミステリーであることは間違いない 自分が王道ミステリーを読むことをそこまで好いているわけでもないことに気付けた 良い読書体験だったことに間違いはない
  • 2026年5月12日
    レーエンデ国物語
    ファンタジー小説と聞いて心がワクワクして読んだ本 個人的には合わなかった、無念 以下、個人的に合わなかったところを話します この小説が好印象だった方にはこの先読むことはお勧めしません 体感はドラクエやFFの主人公の勇者が生まれるまでの親たちの話みたいな感じ ユリアもトリスタンもあまり主人公っぽく思えない、歴史上の人物で、歴史を描いた物語って感じがした 物語の大まかな流れや事の動きみたいなものを描写することに重きを置きすぎていて、個人の心理描写が突然入ってくると戸惑う感覚があった トントン拍子で進む計画や恋愛模様がどうしても都合が良いだけの展開に見えてしまって、どこにも感情移入できず終わってしまった 病についても、残酷で悲惨なものだと物語上語っているものの、その実情はアッサリと「死んだ」としか書かれておらず、自分にはあまりその病の残酷さみたいなものは読み取る事ができなかった レーエンデという土地の美しくも恐ろしいものだと描くのであれば病についてはもっと詳しく、丁寧に、どう苦しんで、どう死んでいってしまうのかみたいなものを描いてくれた方が理解しやすかった まぁでもこの本の目的は物語の土台を作る事、この先に生まれる物語の為の下準備のようなものだと感じたので2以降に期待……という感じではあるが、自分の思い描くファンタジーものとは見え方が違うようなので、2以降を読むかどうかはまだ悩み中
  • 2026年5月7日
    アリアドネの声
    良い作品だと思う けど、自分にめちゃくちゃ合うわけではなかった 以下その感想 この小説が好印象だった方はご注意下さい ドローンの描写に力を入れすぎている、と感じてしまった YouTubeショートで視えない、聴こえない、話せないという障がいを持った人をどう救うのか、と紹介されていて、確かにどうやって救ったのだろうか?と気になって読んでみたはものの、中身はどちらかと言うとドローンについての紹介文みたいな部分が多く、確かにドローンについては詳しくはなれたが、障がいを持った人を救済する物語にする必要があったのか……?という疑問を持ってしまった ドローンに対して未知な読者に対して分かりやすく説明してくれているのは分かる、けど物語の半分くらいがドローンについての語りのように感じた 個人的に読みたかったものはもし本当に災害時にこのような障がいを持った人を救うためにできることはなんなのか?というテーマだったんだと思う そこに関しては途中で「もしかして障がいを抱えていないんじゃ……?」みたいな疑いが入るほどで、やっぱり障がい者を救う描写よりも、救う側の難易度設定の為の障がい者のように感じてしまった 最後の展開には驚かされたし、あの部分に関しては本当に良かったと思う 自分が想定していることよりも、もっと世界はわかりやすくて美しかったという描写には心が打たれた
  • 2026年5月4日
    推し、燃ゆ
    推し、燃ゆ
    一度目に読んだ衝撃を忘れられなくて再読 1回目読んだ時は共感という枠組みを超えて読書とは思えないほどの痛烈な体験をして、涙を流して感動するとか、何度も読み返したくなるとかじゃなく、ただただ一人の人生を追体験させてもらったかのような感覚があった 初めて読んだ後はその感覚が強烈すぎて、とりあえず同志を探して、知人に読ませて30分ほど語り合って、note記事にまとめて、それでも興奮冷めやらぬ自分を覚えている 自分の中ではとても刺さる本だった、そう思う だが、他人が読んで同じような体験をするかと言われたらそれは違うと思う 人によっては物語の謎も明かされなければ、主人公の大きな成長を見れるわけでもない為、面白くないと評価されても納得はしてしまう でも、私はとても好きだった もう一度読んでみた感想としては表現が全て鬱くしいとそう思った 漢字を当てるなら「美」よりも「鬱」だと思う、でも私にとってこの本の表現のあり方は私の心を強く動かしてくれるものがある 言葉の一つ一つが美しいのに、表現しているものが鬱蒼としすぎていて、単語一つでどう褒め称えて良いか自分には思い当たらない この本は物語というよりも芸術に近いのかもしれない
読み込み中...
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved