わたしに会いたい
44件の記録
- しん@sin2026年4月2日読み終わった『くもをさがす』よりも先にこちらを読んだ。 女性の【性】にフォーカスした短編集。生々しい、馬鹿馬鹿しい、でもどこかひたむきで。著者の病気という経験がなければ生まれなかった作品かもしれない。 乳がんという女性に多い病。ドラマチックに描いたら涙を誘うストーリーがいくつも浮かぶ。なぜ乳がんというだけでドラマチックになるんだろう。逆に男性バージョンは無いのだろうか…尿路結石とか?EDなんかは探せば小説がありそうだけど、テレビドラマには無さそう。ドラマチックにならなさそう(偏見)なんでだ。 この小説で生きている彼女たちもテレビドラマでドラマチックにはならなさそうだけど、精一杯生きているところが好きだ。最終的にレーズンみたいな乳首をイヤリングにして街を歩くグラビアアイドルの話が一番好き。『みんなあんなに見たがったじゃないか!』という渾身の叫びが沁みた。

- トワエル@ebimas2026年3月23日読み終わった主語が大きくなりがちな「女性」 それをいろんな切り口で、様々な立場の、リアルな女性が主人公に代弁してもらった一冊。 強いんだけど優しくて、逞しいけど面白くて、苦しいけどずるくて、そういう風に生きてきた、いろんな女たちをちゃんと書くのが西さん。 これからもずっと読み続けていくと思う。




綾鷹@ayataka2026年3月16日コロナ禍以前の2019年より、自身の乳がん発覚から治療を行った22年にかけて発表された7編と書き下ろし1編を含む、全8編を収録。 ・「わたしに会いたい」──ある日、ドッペルゲンガーの「わたし」がわたしに会いに来る。 ・「あなたの中から」──女であることにこだわる「あなた」に、私が語りかける。 ・「VIO」──年齢を重ねることを恐れる24歳の私は、陰毛脱毛を決意する。 ・「あらわ」──グラビアアイドルの露(あらわ)は、乳がんのためGカップの乳房を全摘出する。 ・「掌」──深夜のビル清掃のアルバイトをするアズサが手に入れた不思議な能力とは。 ・「Crazy In Love」──乳がんの摘出手術を受けることになった一戸ふみえと看護師との束の間のやり取り。 ・「ママと戦う」──フェミニズムに目覚めたママと一人娘のモモは、戦うことを誓う。 ・「チェンジ」(書き下ろし)──デリヘルで働く私は、客から「チェンジ。」を告げられる。 色々な形の生きづらさが書かれた短編集。 どれも自分を大切にしたくなる話ばかりだったけど、特に「VIO」と「掌」がよかった。 勝手にダメだと思ってたことは、私の偏見だったと分かる。 世の理不尽さと戦うとかそこまで仰々しくなくても、自分自身を、相手を、世の中を思いやる大切さを感じられる本だった。 ・お姉ちゃんたちはだから、モトのこともよくからかった。線が細くて可憐だったから「女みたい」だと言う。確かにモトは女の子っぽいところがあったけれど、だから何?って感じだ。もしそれがおかしいのなら、ものすごく男の子っぽいお姉ちゃんたちもおかしいということになる(リリもミレイもココアも、鼻の下に黒々としたヒゲが生えていた)。そのことをモトに言うと、「ミィの言うことは正しいかもしれないけど、それをお姉ちゃんたちに言ってはダメだよ。」 そう言われた。 「正しさって、時々人をものすごく傷つけることがあるんだ。」 ・いつだって「あなた」の体は試されていた。「あなた」の体は、時に「あなた」を脅かすものになり、同時に「あなた」に脅かされるものだった。そして時に「あなた」を傷つけ、同時に「あなた」に傷つけられるものだった。 でも、今、「あなた」の体は、ただの体になった。愛されてはいなかったが、少なくとも、試されてはいなかった。「あなた」は「あなた」の体を、ただのその体を、再び所有しようとしていた。 私は「あなた」の体温を感じた。私は「あなた」があなたになるのを感じた。そのとき、あなたは赤ん坊だったのか、少女だったのか、母親だったのか、女だったのか、それとも、そのどれでもなかったのか、私には分からなかった。あなたは泣いていた。声を出さずに泣いていた。涙の理由を知りたかったが、その前に、私はもう消滅を始めていた。 ・「どうせ戦争反対なんでしょ?何、そう言ってたら立派な人間なわけ?どのロで言ってんのって話。あたしたち恵まれてんじゃん。まつエクしたりネイルしたり脱毛する余裕ある人間が戦争反対とか、はっ。」まりぷうとYumeちゃんは黙って仕事を始めた。普段はそんなことしないのに、ボトルを拭いたり、蛇口を拭いたり、随分とまめまめしい。ジェリには逆らわないでおこうと、心の中で決めているようだ。私は小さな声で「そうかな」と言うと、あとはただお客さんを待った。でも、最後まで誰も来なかった。 その日から、世界に思いを馳せる時、私は同時に恥ずかしさを感じるようになった。 例えば髪の毛を巻いているときや1時間かけてメイクをしているとき、こうやって安全な場所から悲惨な出来事に思いを馳せることは、とても傲慢なことなのではないかと考えた。時々残っていた過去の予測変換の「エステ安い」とか「タトゥーメイク」なんかを見ると、ジュリの声が聞こえるのだ。 「どの口で言ってんのって話。」 ・「え、なんでそのヨウさん?が、ジュリさんと同じこと思うって思うんですか?」私はヨウさんのことを、まりぷうとYumeちゃんに話した。 「うーん、私たちはなんていうか平和なとこで暮らしてさ、毛の処理するような余裕あるじゃん?それで世界のこととか戦争のこととか話すって・・・・・・。」 「え?なんでおかしいの?」 「ヨウさんはさ、人のVIOを間近に見てさ、毛を剃ってさ、それって結構きつい仕事じゃん。多分外国から来てるわけじゃん。日本平和じゃん?VIO脱毛って安くないしさ、私ヴィトンのカバンとか持ってるし、なんかそんな贅求して、人に下の毛の処理させながら戦争反対とかさあ・・・・・・。」「えー、リナさん、じゃあヨウさんが脱毛する側だからかわいそうって言いたいんですか?それ、なんだっけ?あ、職業差別じゃん!」まりぷうは目頭切開で大きくした目を、さらに大きく見開いた。 「それってあたしたちが高卒だからバカって思われてんのと変わらなくない?」 Yumeちゃんも同調した。 「Yumeさん、あたし中卒です。つうか中学もほとんど行ってないから、ほぼ小卒!」 まりぷらはどこか誇らしげにそう言った。 「半端ないね。まあ、あたしたちがバカなのは間違いないけど。」 Yumeちゃんも、なぜか嬉しそうだった。 「そっか、ジュリさんはだから怒ったんじゃん?」数日前に、ジェリは店を辞めた。前から辞めたいと言っていたけれど、どうしても引っかかった。メールをしても返してくれないのは、やはり怒っているからだろうか。 「バカが世界語るなって!」 「えー、なんで?なんでバカが世界語っちゃいけないの?」「知識ないからじゃん?」 「じゃあ、どれくらい知ってたら話していいの?その線はどこなんだよ?」 ・アズサは、何も考えていなかった。そう、ケイシーには思えた。いつだってびしは濡れのまま、確実に訪れる毎日を生きていた。朝から晩まで働き、服は大体ユニクロかH&Mを着て、たまに、ドラッグストアに売っている安物の化粧品を買う。 痩せることには興味があるが、エクササイズやジョギングは絶対にせず、もっぱら「OOだけダイエット」的な、その時流行りのダイエットに手を出して、毎回必ず失敗する。テレビもインターネットもよく見ているが、大概はワイドショー的な芸能人のゴシップやお得情報だ。時々、虐待などの凄惨なニュースに心を痛めはするものの、それが世界のことに及ぶと、途端に無知になる。 ・自分が男性ではないと、ケイシーが気づいたのは早かった。胸にシリコンを入れることにも、迷いはなかった。違う性になりたいわけではないことに気づくのには、そこから少しだけ時間がかかったが、ケイシーは自分の希望を尊重した。自分の心と、そして体と向き合って、膨らんだ乳房と、陰茎を持ったまま、新しい人生を始めた。 ケイシーはもちろん、幸せになるつもりだった。違和感を抱えたまま生きてゆくのはごめんだったし、誰かにおもねって、許しを請いながら生きてゆくのもごめんだった。だが、新しい人生は、ケイシーの想像していたものとは違った。 あらゆる人が、ケイシーを問い詰めた。お前はどっちなんだ、お前はどうしたいんだ、お前はどうなりたいんだ。それはつまり、「お前は誰なんだ」、ということだった。 自分は自分だ。ケイシーは思った。 自分は、自分になりたいのだ。ケイシーの望みは、それだけだった。 世界は進化し、自分の「状態」を言い表すあらゆる言葉が誕生していることを、ケイシーはもちろん知っていた。そして、その状態のどれかに、自分を当てはめることを求められていることも。でも、何かに属せばたちまち、自分が自分でなくなるように感じた。誰かが作った枠に収まろうとすれば、必ず自分のどこかが歪み、壊れた。ケイシーは、自分の体を慈しみたかった。自分自身を心から愛したかった。 だから、枠に入るのを拒んだ。すると、たくさんの人たちが混乱し、怒った。 ケイシーは職く、想像力に長け、あらゆる人のことを思いやることが出来る人間だった。でも、混乱し、怒る人たちの多くは、何故かいつも、重要なことを決める立場にあった。彼らはケイシーに居場所を与えず、居場所が確保されても、なんらかの理由で退くことを促した。我々をこれ以上混乱させないでくれ、そう言われ、混乱するのはケイシーの方だった。 自分が望むことに、これほど皆が怒りの反応を見せることが、理解出来なかった。 自分は、たった一人の自分になりたいだけなのに。 ・「これが長く続いたらええなぁ。」 アズサが言った。アズサがこうやって、誰かの幸せを自然に祈ることが出来る人だということを、ケイシーは誰よりもよく知っていた。考えることをせず、あらゆる波を被り、びしょ濡れで、時に怪我をして、殴りかかるようにやってくる毎日を受け止めるこの叔母のことを、ケイシーは愛していた。 「なあ、思わん?ケイシー。」 名前を変えると宣言したのは、ケイシーが17歳の時だった。圭史(けいし)という本名は残しながら、そして、ケルト語源で「気のある」という意味も持つという「CASEY」にするのだと、ケイシーは決めていた。それは、自分が自分であるだけで勇気を必要とするこの国の状況を、ケイシーが知る前だった。 ケイシーの友人の何人かは納得し、何人かは離れていった。ケイシーの両親は頑なに「圭史」と呼び続けたが、アズサは「ケイシーな、分かった!」そう言ってうなずき、それ以降、一度も、決して一度も、間違えたことがなかった。 「ずっと続いたらええなぁ。」 ケイシーも祈った。彼女の快楽が、長く続いてほしかった。彼女の未来がどういうものであるかは分からない。だが、自身の体を誰より愛している彼女の今を、祝福したかった。ケイシーとアズサは、手を繋いだまま、その場に居続けた。男性の射精が終わっても、女の人生は続くことを、二人はよく知っていた。 ・6年生の時、クラスの男の子に「デブ」と言われた。私の体は他の子より大きかったけれど、デブと言われたのは初めてで、驚いて、家に帰ってママに伝えた。ママは私が続きを言う前に泣いた。そして、私のことを思い切り、本当に思い切り抱きしめた。 「モモは可愛いんだよ!!!!」私は、そんな言葉が欲しいのではなかった。 私が可愛いかどうかは関係ない。そして、私が太っているかどうかも関係ない。 私はママに、そのクラスメイトの男の子がいかにおかしいのか、そのことを一緒に怒ってほしかった。こんな風に泣いて、「かわいそうな娘」を抱きしめるのではなく、「その子が言ったことは許されることじゃない」そう言って、拳を振り回して、めちゃくちゃに怒ってほしかった。でも、ママの体は私に密着していて、あまりにもびたりと密着していて、怒りを醸成する場所が見つからなかった。結局、私も泣いた。 ・『謝りたいことばかりだ。』 別名義のママは、私のように、自分を守るためにそれを書いてはいなかった。 『自分が若い頃にやってきたこと、見逃してきたことで、若い女の子たちを苦しめている。』 『性差別や性犯罪に、私も加担してた。私も加害者だ。』『私に正しいことを言う権利はない。』 ママがあまりに自分を責めるから、私は時々、「ヒョ~がら」は、実はママなんじゃないか、そんな、おかしなことを思ったりもした。変化しよう、前に進もう、そうしているママを、ママ自身が責めて、ママ自身が阻止しているのじゃないかって。本当はママが一番、ママのことを許していないのじゃないかって。 「悪い子だね。」 高校に行かなかったのはママのせいじゃない。満員電車が地獄なのはママのせいじゃない。ナプキンを買いに行くだけでパニックになるのはママのせいじゃない。 でも、ママに先に謝られると、もっと何か言いたかったのに、それが何だったのか 分からなくなる。 ・『ママにまた可愛いと言われたそんな言葉が欲しいんじゃないのに』ママはあの夜、やっぱり私を抱きしめた。 『ママがずっと欲しかった言葉と、私が今欲しい言葉は違うのに』私のツイートを、ママは遡って、全部見たのだ。病室でだろうか。家でだろうか。 『電車に乗るのが怖い』 『電車に乗っている女の子のことを考えると涙が出てくる』 『助けたい。でも私もこわい』 『勉強したいだけなのに、強くなりたいだけなのに、どうしてこんな目に遭わないといけないの?』 手術の傷も癒えないうちに、ママは引っ越しを決めた。私はそれで、二度と電車を使わずに済むようになった。あの日からママは、私に謝ってばかりだ。 「モモ、ごめん。」 今もそうだ。たった今も、ママは私に、謝ろうとしている。分かる。だから私は、ママが謝る前に言う。 「謝らないでよ。」 ママはボロボロだ。ママは傷ついている。そしてママは、悪い子じゃない。間違ったことをたくさんしてきたけれど、決して悪い子じゃない。ママは、私は、私たちは、絶対に悪い子なんかじゃないんだ。 「ママ。」 私はポケットから、ピンクの紙を出した。掲示板に貼られていた、あのピンクの紙を。 「戦おう。」 ・とりあえず家の方向に歩き出した。何も考えず、ひたすら足を動かす。安物のヒールは私の足首を痛めつけ、靴擦れが帯の中でじゅくじゅくと職みはじめているのが分かる。嫌になって途中で靴を脱ぎ、ついでにマスクも外した。 新宿から離れるごとに、もともと少なかった人が、ますますいなくなる。だだっ広い道には時々タクシーが通るけれど、中に客がいるようには見えない。 しばらくしてから、立ち止まった。振り返ると、街が鮮やかに見える。そびえ立つビル群、「都会」の夜、都庁。今日の都庁は、赤色に発光していた。感染者が何人以上になったら赤色になるのか、私は知らなかった。都知事は、その光のことを、「東京アラート」と名付けていた。なんだよそれ、と思った。そもそも「警戒を呼びかけられた」ところで、働かないと、生活が出来ない。そんな私たちに、あの光は何の意味があるのだろう。 誰かが自転車で私を通り越す。Uber Eatsと書かれた、大きなバックパックを背負っている。数時間何も食べていないことを思い出して、急にお腹が減る。でも、コンビニには寄らない。無駄遣いしたくない。 しばらく歩いたら、お腹が鳴った。一人でいても恥ずかしくなるほどの、大きくて、間抜けな音だった。また、立ち止まる。座り込む。裸足の足の裏が、ヒリヒリと痛む。明日も安いヒールで、ずっと立ち続けなければならない。我慢できなくなって、振り返った。新宿を、その街を、その景色を見た。 「チェンジ。」 声に出た。 初めて言われた「チェンジ」が、こんなに自分を傷つけるなんて、思いもしなかった。傷ついている自分が嫌だったし、私を傷つけたあのマスクの男にもムカついた。 「チェンジ。」 それだけではなかった。私たちに、「みんな結構歳だから、これからは人妻で売ろう」と言ってきたデリヘルのオーナーにもムカつくし、「派遣だから身の程をわきまえろよ」って感じを隠さないアパレル店の店長にもムカつくし、「金なくなっても体売れるから女っていいよな」って言いやがったいつかの客にもムカつくし、「風俗業に従事するかわいそうな女性を救いたい」って上から目線の慈善家にもムカつくし、クソ偉そうだったくせに仕事がなくなったらあっさり鬱になった父親にもムカつくし、そんな父親に未だにビクビクしてる母親にもムカつくし、「世間体が悪いからしばらく帰ってこないで」と言ったばあちゃんにもムカつくし、サラリーマンでぎゅうぎゅうの満員電車は許すくせに水商売を目の敵にして営業停止に追い込む政治家にもムカつくし、その政治家をネチネチ批判してるだけで何もしない知識人って奴らにもムカつくし、ああもう、そいつらが全部いる、全部全部いる、あの世界にムカつく。 「チェンジ。」 なんでこっちが変わらないといけねぇんだよ。変わるのはそっちだろ。小説書いてるってだけで謎にクソ偉そうなあんなキモエロジジイに、「なんとしてでも言葉にしなければならない、たったひとつの景色」とか言われてんじゃねぇよバカ。 「他の誰も表現し得なかったやり方で言葉にして、新しい意味を与えなければ」なんて、クソ役に立たねぇこと思われてんじゃねぇよタコ。 「チェンジ。」 「終わりかけている」とか思われてる場合かよボケ。もし終わるんなら、終わる前にてめえが変われよクソ野郎。私は努力したんだ。頑張ってきたんだ。変わろうとしたんだ。おい、分かってんのか?あんたに合わせて、ずっとずっと変わってきたんだよ。それで、精神も肉体もボロボロなんだよ。おい、今度はてめえの番だろ。 てめえが変われ。てめえが芯から、まるっきり、徹底的に変われ。私の体、世界にたった一つの、私の、この体のために、てめえが、変われ。 「チェンジ!!」 大声を出した。自分が出せる中で、一番大きな声を。ずっと目を開けていたから、眼球がヒリヒリ痛んだ。でも、私は瞬きをしなかった。都庁の赤い光より、もっと強い光が、私の中で生まれるまで、ずっとそのままでいた。- きなこ@ms0501_632025年7月8日買った読み終わっただいすき。 社会というか、SNSという名の世界が「女性」という存在に対して、勝手に考えていることをダイレクトに代弁してくれてて、スッキリした。 物語の中の皆んなが、それぞれ、社会に向けて怒っていたり、自分を貫いていたりして心強かったし、なんだか安心した。 共感することも多く、「わたしに会いたい」を読んだ時は、初めて小説で涙ぐみました。健康であることは本当に凄いことなんだと。 短編集なので、まとめて言うのは難しい。笑 特に、「あらわ」「わたしに会いたい」が好きです。


さくら@saku_kamo_ne2025年7月1日読み終わった心があたたまるわけでも何か考えさせられるわけでもなかった。ただ煮えたぎる腹の底の思いを言葉にしている、そんな本だった。「こんなひどい世の中だ辛い」よりも、「自分はこう生きていくんだ」って強さが見えた。やさしいばかりの世界じゃない。けれど、わたしはやさしい世界を生きてきたんだな。《読了》


shimarina@shimarina2025年5月8日読み終わった借りてきたあらゆる立場の今を生きる女の人のsurviveの物語。 西先生の描く女性は、強くて弱くて生々しくて、生きようとしていて、毎回力をもらう。 これが好きな人には、『きりこについて』もおすすめです


はぐらうり@hagurauri-books2023年11月20日読み終わった男性性として辛い小説。自分がどこまで理解したのかを理解できていないけれど、『くもをさがす』を読んでいたので、作家そのものを感じる作品と思えるのと、作品たらしめている(小説になっている)のを感じられて良かった。

































